靴の中敷きをすると、余計に膝は悪くなる!

膝の痛みがある女性膝の痛みや症状

さ~て、今回ご紹介する症例は、

膝に痛みがあり、靴の中敷きを使用しているけど
効果を感じていないという方との問診風景です。

気になっているあなたは是非読んでくださいね!

靴の中敷き膝が痛い女性

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」
「靴の中敷きをすると、余計に膝は悪くなる!」
というテーマでお届けいたしますね。

膝に痛みがあり、当院を受診された
【60代女性(筑後市在住】
との問診でのやり取りです。

同じように膝に痛みを感じている方の
お役に立てるのではないか思います。

私が診た!
【中敷きをすると膝が痛くなる理由について】

問診自分

私:
こんにちは。どんな風にありますか?

靴の中敷き使用の患者様:
膝が痛くて、正座ができません。

私:
いつからですか?

靴の中敷き使用の患者様:
もうずっと長い事なります。

私:
今までどうしていたんですか?

靴の中敷き使用の患者様:
病院で注射したり、電気当てたりして

治療をしていたんですけど、全然良くならなくて

私:
そうでしょうね。だいぶ膝が変形してるみたいですね?

靴の中敷き使用の患者様:
あっ?やっぱり変形してますか?

変形性膝関節症とか言われていましたからね。

私:
いや、あれは膝が痛いって言って患者さんが来たら

そういう風に病名を付けているだけですから
初期の膝が痛い状態でも付けてる場合もありますよ。

靴の中敷き使用の患者様:
私も初めからそう言われたですもんね。

私:
おそらく靴の中敷きを使っているでしょう?

靴の中敷き使用の患者様:
はい。病院で作りなさいって言われたので…?

私:
中敷きはよくないですもんね。

靴の中敷き使用の患者様:
は?中敷きがいいって言われよったですよ~?

私:
一般的にはそう言われていますけど、

靴の中敷きをして、少し膝はよくなったですか?

靴の中敷き使用の患者様:
う~ん。初めよかったようでしたけど

やっぱり膝が痛いのは痛いですね。

私:
でしょ?靴の中敷きはあんまり意味がないどころか

長い目で見たら、膝を変形させているんですよ。

靴の中敷き使用の患者様:
え?本当ですか~?

と、ここまでが、患者様と私との問診のやり取りです。

靴の中敷きは一般的に本当によく使用されていますが
この靴の中敷きというのが、実はかなりの曲者です。

靴の中敷きは土踏まずの部分にアーチを作り
足にかかる体重をきちんと分散させるのが役目です。

この状態では、足首の内側が持ちあげられ、
靴の中敷きのせいで足首が内側に捻られて、
固定されている状態になっているわけです。

すると、膝は足首が固定されているのを
補正するために外側へ圧力がかかります。
所謂、ガニ股状態に強制的にさせられます。

すると、膝の内側に負担がかかり
ますます膝の内側の痛みが悪化するわけです。

膝は足首や股関節の動きを調整する
補正関節という役目を担っています。

ですから、膝が痛いから膝の治療をしても
良くならない事が非常に多いのに、世の中の
大抵の治療法は膝を治療しようとします。

靴の中敷きは、長い目で見たら膝を悪くして
いることも知ってか知らずかよく出回っています。

私の所に見えた方はすぐに中敷きの使用を
止めてもらっています。

そして、膝の痛みが本当に膝に原因があるのか?
それとも他の関節の補正で痛みが出ているのか?

そこを見極めていけば、成果はきっと出るはずです。

膝の痛みがあり、靴の中敷きをしていて
効果を感じていない方は、靴の中敷きのせいで
悪化しているかもしれませんよ。

もちろんそれだけのせいではありませんけど
ひとつの要因になっているのではないかと思います。

同じように膝が痛くて、靴の中敷きをして効果に
疑問を感じている方は一度、参考にしてみて下さいね。

同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。

予約先

当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

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