ベンチプレスをするときに肩が痛い原因とその解消法

肩の痛みや症状

さ~て、今回ご紹介する症例は、

ベンチプレスの競技に出ている方が
ベンチプレスをするときに肩が痛いという
福岡市在住の30代男性

が診察でお見えになる内容です。

気になっているあなたは是非読んでくださいね!

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こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」
「ベンチプレスと肩の痛み」
というテーマでお届けいたしますね。

同じようにベンチプレスして肩の痛みがある方の
お役に立てるのではないか思います。

福岡県久留米市の整体師が診た!
【ベンチプレスと肩の痛みについて】

私:
「こんにちは。今日はどうされましたか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「右肩が痛くてですね。」

私:
「どうすると肩が痛いですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「もう横に挙げるだけで肩が痛いです。」

私:
「その時だけ肩に痛みがあるんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「いや、バックを腕を前にしては
肩が痛くて持つことができないです。」

私:
「なるほど、肩が痛くなったきっかけは?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「自分、ウエイトの競技に出ているんですけど
ベンチプレスの時じゃないかと思うですよね。」

私:
「ベンチプレスの時に?というと?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「いや、パーソナルトレーナーがついている
ジムに行っていて、自分が170kを
挙げられるんですけど、やっぱり強くする
ために、190k位を挙げるんですよ。」

私:
「ほお?190kですか?すごいですね。それで?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「190kだと最後に自分だけでは置けないから
トレーナーに手伝ってもらうんですけど
なんせ重量が重いから、手伝う人がどうしても
手前に引いちゃうんですよね?」

私:
「手前というのは、誰が手前に引くんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「手伝ってくれる人です。」

私:
「手伝ってくれる人はどっちにいるんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「頭側から手伝ってくれます。」

私:
「ああそうですよね。わかりました。でっ?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「そう!手前に引かれると、どうしても
こっちがタイミング的に遅れちゃうんで
その時に肩の筋を傷めたみたいな感じで
よくやっちゃうんですよね。」

私:
「引かないようには言っているんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「はい。いつも言っているんですよ。」

私:
「あ~なるほど。でも、今のわかりやすかったです。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「あ~そうですか。」

私:
「ところで、病院とかは行かれたんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「はい。行きましたけど、別にレントゲンとかでは
そんなに肩の関節の隙間が狭いというわけではない
と言われて、湿布もらうくらいで別に…。」

私:
「そうですか。大体、肩が痛くなって
どれくらいなるんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「もう1~2年になりますね。」

私:
「その間は?何も治療していないんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「いや、マッサージ行ったり、カイロに行ったり
鍼に行ったりはしたんですよ。でも、やっぱり。」

私:
「痛いんですね。今まで一番効果があったのは
なんか経験としてはありますか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「カイロで首のところの筋が張っているね!
とか言われて、そこのところと肩の鎖骨の
ところとかをしてもらったら、少しはいい
みたいな感じではあったんですけどね。」

私:
「それはどれくらい持つんですか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「いや、その日の夜には
同じように肩に痛みが出てくるんです。」

私:
「まあ聞いていると揉んでいるだけ
みたいですからそうなるでしょうね。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「あっ!?自分、かなり大きな事故やっていて
半身不随みたいになって、随分と寝たきりで、
顔も整形していて、左の太ももの骨は折れて
それの影響もあるのかな?なんて思ったりして。」

私:
「お!?それはかなりひどいですね。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「何かやんちゃしていたものですからね。」

私:
「そうですか。大体、今の肩の痛みの原因と
なる個所がみえてきたようです。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「あっ!?本当ですか?」

私:
「はい。今日はとりあえず肩の痛みをどうにか…
というのが希望されていることですよね?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「はい。そうです。」

私:
「じゃあ色々といないといけないところがある
とは思いますが、とりあえず肩の痛みから診ます。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「はい。お願いします。」

私:
「じゃあここに座って下さい。」

検査中

私:
「うん。やはり肩の鎖骨がズレているようです。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「肩の鎖骨がですか?やっぱりね。」

私:
「いや~ここが痛いでしょう?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「そうそうそこが痛くなるし、僧帽筋も張るんです。」

私:
「鎖骨をこっちに押えると、どうなるか?
痛いように動かしてもらえますか?」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「こうですか?あっ!?だいぶ楽!ん!?なんで?」

私:
「だから、鎖骨がズレていて、
筋肉を挟み込んでいるから肩が痛いんです。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「へえ~こんなに変わるんですか~?」

私:
「変わりますよ~。挟み込んでいるだけだから。
じゃあ本格的に鎖骨に動きをつけていきますね。」

施術中

私:
「よし!肩を動かしてください。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「あ~いいですね~。ここまで来ると痛いけど。」

私:
「そうでしょう?あとひとつ
気になる個所があるんです。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「えっ?どこですか?」

私:
「わきの下の筋肉です。
それが引っ張っているからよくないんです。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「引っ張っているってどういうことですか?」

私:
「簡単に言うと硬いということです。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「え~、でも、僕、準備体操の時に
ストレッチポールとかを当てたりして
かなりそこの部分を伸ばしているんですけどね。」

私:
「あ~でも、僕が言っている個所は
それでは伸びていないんでしょうね。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「そうなんですか~。」

私:
「とりあえず調整します。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「はい。お願いします。」

施術中

私:
「よしゃ~肩を動かしてください。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「あっ!?全然、肩が痛くない。
一番上まで行くと少しあるけど、全然。」

私:
「じゃあ、さっきバックを前に持ってみて下さい。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「バック持てるかな~?あっ!持てる~。すげっ!」

私:
「よさそうですね。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「いや~いいです。痛いのが嫌で、もう自分は
ウエイトはダメなのかな~なんて気持ちに
なっていたんですよね~。でも、なんか
いけそうな気がします。」

私:
「いけますよ。ただ、もちろん痛みは出ると
思いますけど、まずは筋肉のバランスを
きちんとするためのストレッチと
そのベンチを手伝ってもらうときに少し
工夫が必要ですよね。すると肩の痛みは
取れてくると思います。」

ベンチプレスをすると肩が痛い患者様:
「そうですね。頑張ります。」

と、ここまでが、患者様と私との問診のやり取りです。

ベンチプレスで肩が痛いという方だけでなく
基本的にウエイトを使ってまで筋肉を鍛えている人
全般に言えることなんですが…

基本的に前面だけを鍛えすぎです。

でも、みなさん、背筋も鍛えていると言われます。

ベットリフトなとで鍛えているかもしれませんが
筋肉の太さや量が全然違うんです。

それに構造的に肩鎖関節は非常に動きやすいし
動きがないといけない関節でもあります。

肩周りのバランスは非常に大切です。

基本的に肘が外に出て、肩が前に入っている
という方は少しバランスが悪いといえます。

それによって肩が痛いのなら要注意です。

あなたが同じような症状なら
解決方法はおそらくあります。

希望を捨てないでください。

さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」
「ベンチプレスと肩の痛み」
というテーマでお届けいたしました。

同じようにベンチプレスをするときに
肩が痛いという方は解決するかもしれませんよ!

同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。

予約先

当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

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