インナーチャイルドを癒すとうつが治ることも?

インナーチャイルドを癒す心の痛み、悩み、持ち方


さ~て、今回ご紹介する症例は、

うつになって数か月。
仕事に行こうとすると頭痛、吐き気がして
胸が苦しくなるという30代女性

が診察でお見えになる内容です。

気になっているあなたは是非読んでくださいね!

インナーチャイルドを癒す

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」
「インナーチャイルドとうつの関係」
というテーマでお届けいたしますね。

同じようにインナーチャイルドの影響で
何となく気分がすぐれないという方の
お役に立てるのではないか思います。

福岡県久留米市の整体師が診た!
【インナーチャイルドとうつの関係について】

インナーチャイルドを癒す私:
「こんにちは。今日はどうされましたか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「うつで一週間前から仕事を休んでいます。」

インナーチャイルドを癒す私:
「うつで、なんでうちにみえたんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「親から猫背がなんかうつと関係しているから
それをなんとかしてみたらと言われて
ネットでカイロプラクティックとか久留米とか
うつとかで検索したら、こちらが出てきて。」

インナーチャイルドを癒す私:
「なるほど。それでどんな症状なんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「仕事に行く前になると頭痛、吐き気が
してきて、胸が苦しくなってきます。」

インナーチャイルドを癒す私:
「それはいつくらいからですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「去年の12月からですね。」

インナーチャイルドを癒す私:
「その時に何かきっかけは?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「人間関係ですかね?
職場で私としては仲良くやっていた
つもりだったんですけど、12月に
入ってから、その方が辞めちゃって
その原因がどうも私だったみたいで…。

それから何となく気分が重たくなって。」

インナーチャイルドを癒す私:
「なるほど。それは何でそう思うんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「職場の上司から、次はちゃんとしてね!
みたいなことを言われてしまって、
それがまたプレッシャーになって…。」

インナーチャイルドを癒す私:
「なるほど。薬は飲んでいるんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。1月末に心療内科を受診して
抗うつ薬と睡眠導入剤を服用しています。」

インナーチャイルドを癒す私:
「仕事は看護師かなんかですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「えっ?いや、薬剤師です。」

インナーチャイルドを癒す私:
「薬は飲むことに抵抗は?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「正直あんまり薬は飲みたくないんですが
とりあえず今のこの症状を抑えておかないと
辛いので、少しづつ様子をみて
減らしていこうかと思ってはいます。」

インナーチャイルドを癒す私:
「うつになったのは、初めてですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「いえ、産後にうつになりました。
あっ?それから結婚前に
自律神経失調症にもなりました。」

インナーチャイルドを癒す私:
「その時はどうやって治ったんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「なんか自然に、完全にではないですが
生活できるようになりました。」

インナーチャイルドを癒す私:
「あなたは今、何を希望していますか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「とにかく仕事に行けるようになりたいです。」

インナーチャイルドを癒す私:
「なるほど、どうしたらそうなりそうですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「胸が苦しいのが取れれば、何とか…。」

インナーチャイルドを癒す私:
「なるほど、わかりました。
まずは自律神経は呼吸と大きく
関係しています。

今、あなたは呼吸が浅くて
とても苦しそうに見えます。

だから、呼吸が楽に
吸えるようにしていきますね。

それから、脳の周波数を
少し安定させてあげると
また違ってきます。

これについてはよくわからない
かもしれませんが、まあ任せて下さい。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。お願いします。」

施術中

インナーチャイルドを癒す私:
「よし、呼吸をしてみてください。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あ~すごく楽に、たくさん
息を吸えるようになりました。」

インナーチャイルドを癒す私:
「そうでしょう。こんなにも
違うくらいに呼吸が浅かったんですよ。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「確かにすごく楽になりましたし、
胸の苦しさがなんか楽になりました。」

インナーチャイルドを癒す私:
「これで頭の方にしっかりと酸素が
供給されて、脳の働きがよくなります。

さっきみたいな状態だと、
普通だったら、耐えられるような
ストレスにも脳が処理できずに
すごく過剰に精神的にダメージを
受けてしまうわけです。

今のように脳の働きがよくなると
ストレスに対して、強くなるわけですね。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あ~なるほどですね。」

インナーチャイルドを癒す私:
「では、脳の周波数を安定させましょかね。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あっ。はい。お願いします。」

施術中

インナーチャイルドを癒す私:
「ティッシュが要りそうですね?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あっ?はい。すいません。」

インナーチャイルドを癒す私:
「我慢しなくていいですよ。
しっかりと涙を流してください。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。すいません。ありがとうございます。」

号泣中

インナーチャイルドを癒す私:
「少しは落ち着きましたか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あっ!はい。いえ!いや…、何か…。」

インナーチャイルドを癒す私:
「何がみえていました?
何を考えていました?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「お母さんが出てきて
ごめんね。ごめんね。
ありがとう。ありがとうって…。

そしたら
小さい頃の私の想いが出てきて

もう少しちゃんと甘えたかったと…。」

号泣中

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あっ!はい。すいません。」

インナーチャイルドを癒す私:
「すいませんことありませんよ。
今はどのような感じていますか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「今ですか?
息をいっぱい吸いたい。」

インナーチャイルドを癒す私:
「息をいっぱい吸いたい。他には?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「焦らなくてもいいのかな?と。」

インナーチャイルドを癒す私:
「うんうん。焦らなくていいかなと
思えたんですね。他には?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「人にあんまり気を使いたくない。」

インナーチャイルドを癒す私:
「人にあんまり気を使いたくないですね。
さて、そろそろ起きれそうですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あっはい。ありがとうございます。」

インナーチャイルドを癒す私:
「どうですか?呼吸が楽になったでしょう?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。とても何か後ろに倒れそうに。」

インナーチャイルドを癒す私:
「そうでしょうね。
今は脳が錯覚を起こしています。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「猫背の治療はまた今度ですか?」

インナーチャイルドを癒す私:
「ん?猫背は治っていますよ。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「えっ?そうなんですか?」

インナーチャイルドを癒す私:
「じゃあ写真を見せましょうか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あ~本当だ。何年も悩んできたのに…。」

インナーチャイルドを癒す私:
「大丈夫ですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「手がしびれているのはなぜですか?」

インナーチャイルドを癒す私:
「それは今まで脳に血が集まっていて、
末端まできちんと
通っていなかったのが、
通い始めたからです。

しばらくしたら落ち着きますよ。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はあ~そうなんですね。」

インナーチャイルドを癒す私:
「今日はこれで終わります。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。ありがとうございました。」

数日後

インナーチャイルドを癒す私:
「こんにちは。調子はどうですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。身体の調子はだいぶ良くなりました。」

インナーチャイルドを癒す私:
「気分は?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「だいぶいいですけど、まだ…ですね。」

インナーチャイルドを癒す私:
「よし、わかりました。
またやっていきましょう!」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。お願いします。」

施術中

インナーチャイルドを癒す私:
「どうかしましたか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「今、ずっとこれからどうしようと
考えてしまって、何か苦しくなって。」

インナーチャイルドを癒す私:
「どうしたいと思っているんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「とりあえず、仕事に復帰しないと。」

インナーチャイルドを癒す私:
「仕事に復帰するには、
どうしたらできそうですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「う~ん。それがよくわからないんです。」

インナーチャイルドを癒す私:
「この間、お母さんが出てきたと
言われていたんですけど、もう
亡くなられているんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「いえ、生きています。
こういう風になってからは実家に子供と
お世話になって、一緒に生活しています。」

インナーチャイルドを癒す私:
「あ~生きているんですね。
じゃあ、今、一生懸命に
甘えているんですね。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「そうなのかもしれないです。」

インナーチャイルドを癒す私:
「甘えたかったのは何でなんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「私は三人兄弟で私が一番上なんです。
そして、全部年子なんです。」

インナーチャイルドを癒す私:
「なるほど、もう2歳のころから
そんな風に我慢してきていたんですね?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。ずっと迷惑かけないように
心配かけないようにと親の顔色を
伺って生きてきました。」

号泣中

インナーチャイルドを癒す私:
「人間は奇妙なもので、幼いころの
想いを変な形にしてでも、叶えようと
するものなんですね~。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「・・・。」

インナーチャイルドを癒す私:
「この間、焦らなくていいのかな?
と言われていたのに、どうして
早く仕事に復帰したいんですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「主人の希望でもあるんです。」

インナーチャイルドを癒す私:
「主人の希望?何ですか?それは?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「多分、収入のことだと思います。」

インナーチャイルドを癒す私:
「収入ね~。それはそれで大切ですね。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「そうなんですけど、
私がもっと甘えたかったという想いも
あって、子供が小学生になる位までは
子供との時間を作ってあげたいんです。」

インナーチャイルドを癒す私:
「それも大事ですね。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「そんなんで主人とも何だかすれ違いで
こんな風になって、あんまり会話が
出来ていないんです。」

インナーチャイルドを癒す私:
「じゃあ、単純にそのことをご主人に
言ってみたらいいじゃないですか?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「えっ?主人にですか?」

インナーチャイルドを癒す私:
「そうですよ。素直にお願いしたらいいんです。

これは全部繋がっていますよ。

お母さんに甘えたかったこと。

子供のころにずっと我慢してきて
親の顔色を伺って生きてきたこと。

子供にそんな想いをさせたくないこと。

素直にご主人に言ったらいいんですよ。

分かってくれると思いますよ。

収入が本当になくて生活が大変なら
それは難しいかもしれませんが
ご主人の仕事はしっかりしているし

子供の幼少期に愛情を注いで
あげられるのは、お金には代える
ことはできない大切なものです。

そのことを言って、
わかってくれないのなら
そんな人とは別れたらいいんです。

簡単です。もっとわがままに
素直に、良い子のふりをする
必要はないんです。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「簡単ではないですけど、確かに…。」

インナーチャイルドを癒す私:
「大事なのはお願いするという
スタンスでお話をすることです。」

そしたら、大丈夫ですよ。
わかってくれますよ。きっと。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「大丈夫かな?でも、頑張って
主人に話してみます。」

インナーチャイルドを癒す私:
「話したら、結果を報告してください。
まあ3日くらいは言うまでにかかるでしょう?」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「ああ、たぶんそれくらいはかかります。(笑)」

インナーチャイルドを癒す私:
「でも、大丈夫です。ちゃんと伝えて下さい。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「はい。頑張ります。」

インナーチャイルドを癒す私:
「頑張らなくていいですよ。普通に。」

インナーチャイルドを癒すうつの患者様:
「あっ!?はい。ありがとうございます。」

と、ここまでが、患者様と私との問診のやり取りです。

この方は仕事を復帰したいという
想いは、良い子でいなければいけない
というインナーチャイルドから声を
無意識に聞いてしまっていたのです。

でも、実際には子供と向き合いたかった。

こういう時には思考がバラバラになっていて
整理をしてあげると、より効果的です。

この方はご主人にきちんとこの想いを
話すことができた上に、母親にもその
想いを自分で伝えました。

調子の悪い弟さんを紹介して連れてきた時に
すごくすっきりとした顔で報告してくれました。

私が

「もうこなくても大丈夫そうですね?」

と告げると

「そんな気がしますでも、首とか痛いときに」

という会話をしたものです。

インナーチャイルドとは

子供頃に経験したことの記憶や感情のことです。

そのインナーチャイルドが大人になってからの
その人の性格や感情面に、物事の価値基準に
大きな影響を与えることとなります。

しかも、それは無意識で本人は
自覚していない事の方が多いです。

なぜかわからないけど

人生がうまくいかないこと

人とうまく付き合えない

子供にうまく接することができない

親にどうしても反発してしまう

いつも満たされない

いつも寂しい気持ちになる

このようなときには
インナーチャイルドが関係している
可能性があります。

そして、

それに気づけずに、生活していると

そのインナーチャイルドが
本来のあなたになろうとして
あなたを苦しめるようなことをしてきます。

そのことに気付いてほしいから。

本当にあなたが望んでいたことに
気づけるときはいつも自分が苦しい
時がほとんどです。

ですから、今、何かで苦しいのなら

それはそのことに、本来のあなたに
なるチャンスとも言えます。

ぜひとも、あなたの中の
「内なる声:インナーチャイルド」
に、耳を傾けてみて下さい。

うつとインナーチャイルドは
深く結びついているのです。

さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」
「インナーチャイルドとうつの関係」
というテーマでお届けいたしました。

同じように気分が優れずにいる方は、
インナーチャイルドが原因かもしれませんよ!

同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。

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当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

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あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

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