上腕二頭筋腱炎の治療法とは溝が肝心です。

上腕二頭筋肩の痛みや症状


腕を上げるだけで痛い

腕を外側にやろうとすると痛い
夜も疼いて寝れなくて辛い

その肩から腕の痛みは
上腕二頭筋腱炎です。

治るためには必要な方法とは!?

こんにちは。

家庭の医学 in 久留米を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、
今回の家庭の医学 in 久留米は

「上腕二頭筋腱炎」
というテーマでお届けいたしますね。

今回も実際に私のところで診させて
いただいた患者さんの実例を基に
上腕二頭筋腱炎の痛みを解消する
方法を書いていきます。

上腕二頭筋腱炎で痛みを
訴えてきたのは70代の女性です。

初めは少し痛い程度で我慢していて
日が経つごとにどんどん上腕二頭筋の
辺りに痛みが出てきたとのこと。

上腕二頭筋腱炎というのは文字通り
上腕二頭筋の腱に炎症があります。

では、
上腕二頭筋とはどこになるのか?
というと、
マッチョのポーズを
想像してもらうと、
肘を90度に
曲げて握り拳を作りますよね?

あのときの力こぶの筋肉が
上腕二頭筋です。

この筋肉の図をご覧ください。

上腕二頭筋

ご覧のように、上腕二頭筋は長さと
付いて
いる場所が違うので、二頭筋
といいます。

長い方は、溝を通っていて、
靭帯で蓋をされてます。

短い方は、溝を通っているだけ
というイメージです。

一般的に上腕二頭筋腱炎というのは
長いほうの所で起こることが多いと
言われています。

長い方の所には腱を蓋をするための
靭帯があり、
腕を動かす時に、
上腕二頭筋は伸縮します。

その際に腱に炎症があると、
その蓋を通過する
時に炎症部分が
靭帯に圧迫されて、痛みを
感じる
という具合です。

上腕二頭筋腱炎の原因は、
筋肉のストレッチ不足であり、
筋力の低下している状態で
急激な負荷をかけてしまった
場合などです。

上腕二頭筋腱炎であるかどうかは
ヤーガソンテストやスピードテスト
と呼ばれる
整形外科テストで
比較的に容易に診断できます。

痛みの出る場所は、
肩の横から腕の前面まで

広範囲に痛みを感じて、
夜に痛みで寝れない事
もあります。

こちらの治療法は
安静と冷却が一番です。

長い方はこのように比較的簡単です。

問題なのは、
上腕二頭筋腱(短頭)方です。

基本的にはあまりないと言われて
いますが、
私は逆にこちらの方が
多いのではないか?
と思っている
ほどです。

当院にみえた70代の女性は
まさしく
上腕二頭筋腱炎(短頭)
による痛みでした。

その痛みに襲われた時に、本人は
急になった
と思っているようでした。

でも、よく聞いてみると違うんです。

この方の場合は、車の運転先から、
後部座席の
荷物を取ろうとした時に、
腕が痛いと思った
ことがあったと
後で思いだしていました。

そうです。
この上腕二頭筋腱炎(短頭)は

後ろに手を無理やり動かした時に
なりやすいようです。

・車で後部座席の物を
取ろうとした時

・犬が急に方向転換をして、
リードで変に腕を捻った時

・急いでいて、
どこかに袖が引っ掛かった時

こんな時に上腕二頭筋腱炎(短頭)に
なりやすいようです。

これを改善させる方法は、
溝から外れている
状態の腱を
元に戻してあげるだけです。

決めつけはよくありませんが、
多くの場合は
内側に外れています。

ズレた腱を元も戻した夜は
うずくこともあります。

その時はしっかりと冷やします。

すると数日で何もなかったかのように
元通りに腕を動かす事ができるように
なります。

変に痛み止めでごまかすよりも
ちゃんと
元に戻してあげる事が
大事です。

さて、
今回の家庭の医学 in 久留米は

「上腕二頭筋腱炎」
というテーマで書いていきました。

少しでもお役にたてれば幸いです。

予約先

当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

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