頭鳴りの治療法には脳の誤作動が・・・

お問い合わせ先頭部の症状


誰にもわかってもらえない頭鳴り

本当にわかって欲しいのは頭鳴りでしょうか?
頭鳴りは脳の誤作動が原因かも!?

頭痛

こんにちは。

家庭の医学 in 久留米を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
  心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の家庭の医学 in 久留米は
「頭鳴り」
というテーマでお届けいたしますね。

今回も実際に私のところで診させて
いただいた患者さんの実例を基に
頭鳴りを解決する方法を書いていきます。

頭鳴りで悩んでいたのは
当時、81歳の女性です。

主たる症状は、頭の右上の方でずっと
シンシンと音が鳴っていて、辛くて
夜も寝れなくて、気分も憂鬱で仕方ない。

胸の所がなんと言えばいいのか?
本人の言葉を借りれば、
「胸の所がさみしくて、もう死にたい」
という感じで症状を訴えていました。

この方は、この少し前に脳梗塞を患って
いましたが、処置が早かったため見た目には
後遺症はほとんど残っていません。

本人は頭鳴りが起き始めて、また頭の中が
どうにかなったのではないか?と心配で
堪らないという状況です。

耳鳴りと言うのはよく聞きますが
頭鳴りというのもあるようです。

では、頭鳴りは何が原因なのでしょうか?

頭鳴りはMRIや様々な検査をしても
検査上は異常が見つからないことが殆どです。

この検査で見つからない時の方が
頭鳴りになる人の場合はよくありません。

頭鳴りの原因が分からない事によって
さらにそこに意識が集中して、余計に
シーシーと音が鳴っているように感じる
ようになってしまいます。

では頭鳴りの解決法について書いていきます。

頭鳴りを解決する方法を理解するためには
人間が音が聞こえるというのは、どのような
仕組みになっているのか?を知る事が大事なので、
その説明をしていきます。

人間が音を聞くためには
耳で音の情報である音波を捉えてから
鼓膜を振動させて、蝸牛と言う所で
電気信号に変えられて、聴神経を通って
脳に伝えられ、音として認識されます。

つまり

1.耳は音を集音する事が役目。

2.鼓膜はその振動を内部に伝えるのが役目

3.蝸牛は音波を電気信号に変えるのが役目

4.聴神経は脳に電気信号を送るのが役目

5.脳は音を識別するのが役目

簡単にいうと、人が音を音として認識するには
この5つの役割が必要不可欠です。

つまりこの5つのどこかがおかしくなっても、
音を認識することに不都合が生じるわけです。

そして、ここで大事なことは
音と言うのは脳で認識されているということです。

私は脳は誤作動をするという言います。

脳は恒常性を好みます。
つまり良くも悪くもその状態を維持しようとします。

頭鳴りがし出すと、脳は異常な音として
認識して、信号を出し続けますが、不快でないと
判断すると、不要な音として、信号を送るのを
やめるようになります。

よく集中していると、人の話が聞こえないとか
すごく人がいて、話声が聞こえている中でも
自分の名前を呼ばれた時だけは聞こえるとか
脳は音と言うものを選択しています。

つまり自分というものを意識しているから
名前を呼ばれた時もわかるわけです。

同じように頭鳴りも意識すればするほど
ひどくなり、治りにくくなります。

では、どうやって頭鳴りを解決していけば
いいのかを書いていきます。

まずは、神経系でいうと聴神経は
頭蓋骨と首の繋ぎ目の深い所にありますので、
その部分に異常がある事が考えられます。

その部分で神経を刺激してあげて神経機能を
戻してあげることです。

そして、頭鳴りは心配事やイライラなどが
原因であることが多いので、それを解決して
いきます。解決と言っても、具体的に解決する
ことができる場合は少ないので意識を変えます。

そして、落ち着ける環境を整える事です。

そうやって行くうちに、次第に頭鳴りは
気にならなくなっていきます。

この方の場合は半年くらいかかりました。

とにかく意識を変えるのが大変です。

でも、神経を刺激し、少しづつ変わって
いきますから、諦めずに続けることです。

もう5年程のお付き合いですが今でも
定期的に診させてもらっています。

やはり気忙しいときには、少し頭鳴りが
出そうになる事があるようです。

意識を変えるための詳しい内容は個人的な
内容になるために
割愛しますが

この方の頭鳴りの一番の薬は安心感でした。

さて、今回の家庭の医学 in 久留米
「頭鳴り」
というテーマで書いていきました。

少しでもお役にたてれば幸いです。

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当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

コメント

  1. 衛藤 隆治 より:

    頭鳴が始まってから、もうすぐ12年です。病院、治療院へは100を超えるでしょう。熊本から東京の病院へは4度行きました。
    三年前は幹細胞移植で262万円使いました。
    今年の7月には初孫を授かり、自殺は許されませんが、殺されるのは歓迎です。そこど頭鳴がきっと終わるでしょうから・・・。

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