膝の痛みには膝を治療しても無駄かも?

膝を痛めた女性膝の痛みや症状


さ~て、今回ご紹介する症例は、

膝の痛みがあり、病院に行っても
ちっとも治らないから噂を聞いて
来院された女性

が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは是非読んでくださいね!

膝を痛めた女性

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」
「膝の痛みには膝を治療しても無駄かも?」
というテーマでお届けいたしますね。

膝に痛みがあり、当院を受診された
【80代女性(春日市在住】
との問診でのやり取りです。

同じように膝に痛みを感じている方の
お役に立てるのではないか思います。

問診自分

私が診た!
【膝の痛みの理由について】

私:
「こんにちは。今日はどうなさいましたか?」

膝の痛みがある患者様:
「膝が痛いんです。正座するどころか歩くのも痛いです。」

私:
「いつからですか?」

膝の痛みがある患者様:
「大体、膝は痛かったのですが、ここ半年で

もう耐えきらん位に痛みが出てきてから
3ヶ月くらいは辛抱強く病院に通いよった
んですけど、なかなか治らずにですね。」

私:
「でっ、今はどうしてあるんですか?」

膝の痛みがある患者様:
「病院に言われたように、通っていますけど

もう手術を勧められてから、行きたくないな~
どうしようかな~?と思いよるところでした。」

私:
「なるほど、
わかりました。
それで私の所に来ていただいたんですね。

ではですね。
動かせる範囲とか、どうすると痛いとか
色々と診せて下さい。痛い時は教えて下さいね。」

(検査中)

私:
「あの~膝が痛いということなんですけどね。

実はあなたの膝はそんなに悪くないんですよ。」

膝の痛みがある患者様:
「えっ!?膝がこんなに痛いのにですか?

そんなはずはないんですけどね~。」

私:
「そう思うのは無理もないでしょうけど

とりあえず、結果を見せた方が私の説明が
頭に入りやすいでしょうから、軽く施術しますね。
ただ膝は触りませんからね。そこは理解して下さい。」

膝の痛みがある患者様:
「は?はい・・・。」

(うつ伏せのままで施術中)

私:
「はい。さっきこの状態で
膝を曲げたら
痛みがあったんでしたよね?」

膝の痛みがある患者様:
「あっ?はい?」

私:
「膝を曲げてください。」

膝の痛みがある患者様:
「えっ?どういうことですか?」

私:
「いやいや膝を曲げて下さい。」

膝の痛みがある患者様:
「えっ?膝ですか?」

私:
「そう膝です。」

膝の痛みがある患者様:
「えっ?あっ?なんですか?」

私:
「いやいや?ていうか膝曲がってるじゃないですか?」

膝の痛みがある患者様:
「え?あっ?本当ね?曲がってる!???」

私:
「ねっ!?今、僕は膝は触ってないでしょう?」

膝の痛みがある患者様:
「うん!?本当にどういうことなの?」

私:
「だから膝が悪いんじゃないんですよ。」

膝の痛みがある患者様:
「どういうこと~?」

と、ここまでが、患者様と私との問診のやり取りです。

私の治療方針・考え方は

からだはひとつ全体であり、
すべての部分はひとつにつながっている

例えば今回のように、膝の痛みを訴えてくる
患者様に対して、他律的に膝に問題があると
つまり、膝ではなく、他の所から膝に痛みが
出ていると考えて、膝の治療はしません。

膝と言うのは、足関節や股関節という関節の
補正関節という役割を担っていると考えています。

もし、足を強く捻ったなど古い外傷を
足首に持っていて、それが原因で足関節の
運動に制限があるとすると

足関節は重力に対して、正常な反応ができず
その力のひずみは足を伝って、上に伝達して
膝の関節が骨盤を正常の位置に保とうとして
そのひずみというものを補正します。

その補正しようとする力が膝の関節を酷使し
それが膝の痛みとなって出てきているわけです。

ですから、膝の痛みがあるからといって
膝を治療すればいいというものではないのです。

この膝の痛みで来院した女性は足関節の
固着が膝の痛みの原因であることを
おそらくすぐには理解できないと思い
施術を先にしてしまいました。

本来ならば、先に膝の痛みが
このような理由できていると説明した方が
いいのですが、臨床ではこのようなことは
よくあることです。

結果がすべてではないのですが、私が考える

からだはひとつ全体であり、
すべての部分はひとつにつながっている

という考え方がもっと浸透すれば
もっと多くの整形外科にかかる人の
手助けができるのではないかと切に思います。

同じように膝の痛みを感じている方は
足首とか股関節とか別の場所が原因かもしれませんよ。

同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。

予約先

当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

コメント

  1. みお より:

    膝に水が溜まってしまって注射をして抜いてもらいました。
    抜く前は、痛くなかったのにぬいてからすごい痛いのですがどうにしたらいいとかありますか?

    • nakaokazuhito より:

      みおさん

      水が溜まっているのを抜いたんですね。
      抜く前は痛くなかった。それはなぜですか?
      記事にも書いていますよ。

      膝に水が溜まっても痛くない人もいて
      水を抜いたことで痛みが出る人もいます。

      ある意味、ラッキーなのですが。

      これをもう一度よく読んでください。
      http://health-kateinoigaku.com/206.html

      やっぱり分からない場合は
      専門家に診せる方がいいと思います。

  2. はこ より:

    私は膝裏に水が溜まります。

    病院で半年に一回くらい抜くように言われたのですが、水を抜く時が痛いです。基本痛みはあまりありません。

    骨盤矯正のコルセットもしています。水は痛みがなければ抜かないほうがいいですか?

    • nakaokazuhito より:

      はこさん

      膝裏に水が溜まる原因を知ることができればいいですね。

      コルセットも骨盤がどうなっているから?どうしたいからするのか?

      痛みがないのになぜ?水を抜くのか?

      私には疑問だらけです。受診している先生に聞いてみて下さい。

      お大事に。

      • はこ より:

        アドバイスありがとうございました。

        先生に伺ってもはっきりした答えはいただけません。

        ただそうしたほうがいいというだけです。

        骨盤矯正は腰の痛みの緩和のためです。ギックリ腰になりやすいので。

        • nakaokazuhito より:

          はこさん

          きちんと返してくださってありがとうございます。

          ただそうした方がいいですか?それは辛いですね~。

          どうしていいのか?わかりませんよね。

          では、これは私見ですが、その先生のところへの受診は私なら控えます。

          ただそうした方がいいというのは納得できないからです。

          水が溜まる原因はこちらに書いています。

          http://health-kateinoigaku.com/206.html

          骨盤ベルトをし続ける弊害についてはご存知ですか?

          本来使うべき筋肉がベルトのために使われず

          筋力が弱り、ベルトなしでは生活ができないなります。

          だから、きちんと診てくれる専門家を早く見つけて下さい。

          TVで言われているような一般論ではありません。

          膝に水が溜まる原因にもつながりますよ。

          私に相談をしたい場合はどうぞ来院してください。

          お大事に。

  3. 琥珀 より:

    自分は中学生なんですが膝に水が溜まってしまいました。(小3か小4の時にも溜まりました)最近は運動も控えています。

    中学生になったので部活があるのでバレー部に入ろうと思っています。なので完全に治る直し方かなるべく早く治る直し方を教えてください。ここ最近は夜湿布をしています。

    説明が下手ですみません。

    • nakaokazuhito より:

      琥珀さん

      よく質問してくれましたね。大したものです。説明は下手ではないですよ。

      中学生だから、今から心身共に、どんどん大きくなる時ですね。

      きちんとしておかないと。

      治し方はなぜ?膝が痛いのか?その原因を探り、それを手当てするのみです。

      私は超能力者ではないので、実際に会わないと状態がわかりません。

      こうやってネットの中で、言葉だけのやり取りでは解決できませんし

      かえって悪くしてしまうことも考えられます。

      私に診て欲しかったり、教えて欲しい時は予約して出てきてください。

      遠方で来れない場合は、原因と治療法を教えてくれる専門家を

      見つけるのが一番いいでしょう。

      探してもいない場合は親にお願いしてでも、私のところに来てみては?

      福井県から、もう三度も来てくださっている人もいますよ。

      お大事に。

  4. みさき より:

    初めまして。私も足の心配ごとがあり、質問させていただきたいと思います。
    2ヶ月前に足首を捻挫してしまい、水が溜まリ、先日注射器で抜いてもらいました。私の場合、両足首を捻挫したのですが(時間差で)水が溜まったのは右足首だけです。くるぶしの部分にピンポン玉くらいのものが、ずっと減らずにありました。痛みは徐々に無くなっていったのですが、歩いた後少しだけ熱を持つような感じは現在も続いていました。(先日整形外科に診てもらいましたら、水を抜きましょうとなり、その場で抜いてもらいました。翌々日(今日)、1時間くらいの買い物をして帰ってきたら、まあなんと元に戻っていました。また同じ大きさに腫れています。昨日も若干大きくなっている気はしてはいたのですが、(昨日はほぼ家にいて、家事をするくらいでしか歩いていません)
    今現在、患部の皮膚が突っ張っているからなのか、ピリッとするような感じがあります。熱も少しですが、あります。痛みはありません。
    くるぶしが大きくなっているのは、気にしなければもういいのですが、(ものに当たったり、座ったりする時に違和感はありますが)熱を持っているのは気になります。冷やすにしても、これからずっと夜になって冷やすのを続けていかなければなりませんか?

    • nakaokazuhito より:

      みさきさん
      初めましてコメントありがとうございます。

      両足首というのがいまいちわかりませんが
      基本的に水が溜まるのはその足首に異常があるからです。

      痛みがなくなったからいいのではありません。
      水が溜まっているのなら、そこに何か異常があるというお知らせ以外なにものでもありません。
      ずっと冷やしたりしないといけないとか、また痛みが出たらどうしようという不安から解消されるためには原因を特定する必要があります。
      でなければ、そこは変形していき、15年後とかに大きな障害となると思います。
      自分で何とかするのは正しい治療を受けた後からだと思います。どうか良いご縁がありますように!

  5. 鈴木 より:

    50歳女性です。山梨県に住んでます。
    19歳で交通事故をしてから首.肩.腰.吐き気等
    ドクターショッピングの果て自律神経失調症といわれました。その当時流行りのカイロプラクティックもかなり通いきっとボロボロにされた様な気がします。その後 鬱で25年眠剤.抗鬱剤を服用 3年前に右足首を剥離骨折。閉経してから去年 座骨神経痛と肋間神経痛。5ヶ月前から突然右膝が痛くなり2度水をぬきました。昨日(4月3日)2度目を抜いた後も更に痛みは酷くなり腫れもひかず何もしなくても激痛で苦しんでます。現在、生活保護なので病院を選ぶ事も出来ず困ってます。先生の所は費用はどの位かかりますか?貧困なので気になります。

    • nakaokazuhito より:

      鈴木さん
      初めまして色々と体験されてきていますね。
      さて、膝の痛みでお悩みという理解で勝手に話を進めますが
      質問にお答えしますと、東京では一回の治療は15000円です。
      交通費も含めると実質20000円かかるようですね。

      私は下記のブログも最近始めました。
      http://health-kateinoigaku.com/knee/
      これを自分の気になるところを見てみて下さい。
      私のところへお見えになってお伝えすることと
      同じことを言っているので、参考になると思います。

タイトルとURLをコピーしました