(コラム18)占星術とチック症

こんにちは。
トータルケア太陽の中尾和人です。

最近、占星術を学んで、人を診るのに取り入れています。というのは自分のことを知ってほしいと思っているからです。

また子育てをしている親には、自分の子どものことを知っておくことは子育てをしていく上で、非常に大きな助けになると思うのです。

親の言うことは聞かないけど、親のすることは真似するという言葉があるように、親が子どもに与える影響は絶大なものがありますが、初めての子育てで、どのように子どもを育てていけばいいのか?接していいのか?わからないということはあると思います。

昔のように親と一緒に住んで、子育てをしているところも少ないでしょうし、一緒にいても、価値観が違っていたりして、悩むものです。

そこで占星術を取り入れると助けになると思います。

人というのを知る時に、三つのことを知っておくと大きな道しるべとなります。

それはひとつはその人の持つ真我。

人はこれと共に無条件に産まれてきます。それはその人の持つ本質です。

それとふたつにその人のもつ自我

人は真我とは違って、他人を通して形成される自我というものがあります。それは表向きの顔として存在し、人生を生きていく上で、大きな力となるもので、この力が発揮されるかどうかは人生の幸福度と大きく関係しています。

それとみっつにその人のもつ欲求

これはその人が持つ潜在的な欲求のことです。内側の顔とも言えます。この欲求が満たされていないと、感情は乱されて、不安定な状態で生きていくことになり、その人の良さは発揮されません。

このみっつにそれぞれの特徴があって、それは生年月日、時刻、場所によって決められてきます。

これらを知ることはその人を知る上で大きな助けになります。特に子どもを育てている親には自分の子どもがどういう資質を持っている人なのか?ということを知っておいてほしいし、知っているだけで子どもに対する接し方が変わることが出来ます。

複数の子どもがいる場合には、その子によって、大事にしていることがわかるので、対応を変えることが出来るのです。何よりも知らず知らずに可能性を潰してしまうことを減らすことが出来たり、躾の加減というものがわかるし、その基準にすることも出来ます。

昨日も唐津から小学2年生を連れてきたお父さんがいましたが、特徴的なその子は、入ってきた瞬間から何で連れてこられたのか?わかりました。

それはなぜか?というと、しきりにゆっくりと大きくまばたきをしていたからです。ご存知の方も多いと思いますが、チック症という幼少期に発症する意識せずに動作や発声をしてしまうもので4~6歳くらいで発症し、小学高学年でひどくなって、後から収まることもあるという原因不明と言われている病です。

まあ原因はストレスですよね?普通に考えて。あとは神経系なので食べ物や他の要因もありますが、ここはストレスについて記していきます。

チックが発症しているのはその子が大きな制限をかけられているからで、その子が自分の特性を理解してもらえていないから発症してるとも言えます。少なくともその子が自分は親によくよく理解されているという想いがあるのなら、ストレスというものは大きく軽減されるものではないかと思います。

ですから、親は子どものことを知っておいてあげることが必要で占星術はその大きな助けとなるのです。

健康とか人生において、色々な角度から観ていくことは非常に大事だと考えていて、使えるものはすべて使うというスタンスで私はいます。

占星術って、占いでしょ?って思われている方も多いでしょうけど、その本質は全然違います。太古の昔から永遠と受け継かれてきてるもので、それはとても奥が深いものです。今は占いビジネスとして使われていて、まるで娯楽として馴染んでいる側面が強いのかもしれません。

観る人によって解釈が違うから、そうなるのでしょうけど、本来、占星術は当たるとか当たらないとか、そういう類のものではありません。

自分では気づけていない自分というもの

大事にしていたいと思っていたけど、知らず知らずに擦れてしまって、世の中に合わせようとして、自ら?仕方なく?蓋をしてしまったものは何だったのか?

自分が何に幸福感を感じるのか?

感情を乱されるものは何なのか?

なぜか?そうしてしまう動機がどこから来るのか?

そういうのを知るきっかけになるのです。

話をチックに戻すと、この子は非常に用心深くて、簡単には人に自分の本性は見せない、それでいて、奉仕の心が強くて、色々な人を助けたいから、色々な知識が欲しくて、動き回るという性質をもって産まれてきました。

ですが、実際には4歳上のお兄ちゃんにいつも抑えつけられて、息苦しさを感じていました。ちょうど自我が形成され始めた頃に、それは早くも暴走し始めたわけです。

幸いお父さんが非常に苦労した優しい人格の持ち主で、早く気づき、連れてきてくれました。

何となくはわかっていたけど、何がいけないのか?何が見えていないのか?そういうことが知れて、このお父さんは非常に納得していたし、

この子は私の話を聞いて、涙を流していました。

それは自分の気持ちの表現の仕方がわからなくなっていたから。

こういうことって非常にありがちで、幼少期のこれって大事なことで、この微妙なズレがボディブローのようにダメージが蓄積されていき、後々、大きくその子の人生を左右していくわけです。

でも、この親のように、なんとなくわかっているけど、わからないというのもありがちなことです。

今という時代は、便利すぎて、考えるということの側面を少し変わってきてて、何でもすぐに答えを見つけられそうで、見つけられない。何が真実なのか?わかりにくいと感じている人も多いのではないかと思います。

それに昔は情報が少なかったし、人の手、目がたくさんあった。今は核家族化が進んでいて、自分たちだけで何とか頑張って子育てをしているお父さん、お母さんも多い事でしょう。

色々と苦労があると思います。

そこに占星術というアイテムを加えることで、少しでも楽に楽しく、家族という絆を育んでもらえたらと思いますし、充分に役立つものだと私は思うんです。

治療をするのは身体を触るだけでない。心も触ってあげれたら?私は無粋とも無謀とも思えることでもしてあげれることがあるならしてあげたいと思うんです。

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