同じ時期に両腕が上がらないという状態になるには条件がありますよ?

さ~て、今回ご紹介する症例は、

持病の股関節の治療を受けていたら
徐々に、かつ同時に両腕が上がらなく
なってしまったという50代女性

が診察でお見えになる内容です。

気になっているあなたは
是非読んでくださいね!

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」を
運営している福岡県久留米市を
拠点に東京都中央区、新大阪でも
病院では治らない症状を改善しまくる
トータルケア太陽の中尾和人です。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「両腕が上がらない」
というテーマでお届けいたしますね。

同時期に両腕が上がらないで
困ってしまっているという方の
お役に立てるのではないか思います。

【両腕が上がらないに原因ついて】

私:
「こんにちは。
今日はどんな事でお悩みですか?」

両腕が上がらない患者様:
「足とか肩が痛いんです。」

私:
「足とか肩が痛いんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「はい。どんどん痛くなってきて」

私:
「どこがどんどん
痛くなってきたんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「えっ?だから足とか肩が…。」

私:
「両方とも段々とですか?」

両腕が上がらない患者様:
「あっ?いえ私、二年前から
こっち(右)の股関節が痛くて
歩けなくなってしまってから杖を
突いて生活していたんです。」

私:
「今は杖は突いてないですよね?」

両腕が上がらない患者様:
「そう。今はいいんです。」

私:
「何でよくなったんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「日田市で先生みたいな治療をされて
いるところに通って、股関節の方は
調子がよくなっていたんです。」

私:
「よかったじゃないですか?」

両腕が上がらない患者様:
「そうなんですけど…。」

私:
「何ですか?」

両腕が上がらない患者様:
「それがそこで肩を触ってもらう度に
段々、肩が痛くなってきたりして
胸を触られると胸が痛くなったり
どんどん両腕が上がらなくなって」

私:
「そうなんですね~。」

両腕が上がらない患者様:
「そうなんです~。
だから、先生のところで何とか…。」

私:
「そうなんですね。
大体、そこではどんな治療をして
もらっていたんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「骨盤のところが硬くなってるって
言われて、そこを触ってもらって
いたんです。」

私:
「なるほど。
どんな感じで触ります?」

両腕が上がらない患者様:
「どんな感じって?」

私:
「体勢は?座って、寝て?」

両腕が上がらない患者様:
「寝てです。」

私:
「寝てって、仰向け、うつ伏せ?」

両腕が上がらない患者様:
「横向きになってです。」

私:
「どうやって触るんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「なんかこうやって…」

私:
「あ~わかった。で、肩は
何で治療してもらったんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「いや股関節が痛かったから
肩が痛いとか思ってなかっただけかも
しれないけど、段々と肩が痛くなって
きたから、先生に言ったら、治療を
してくれるんだけど、当たってもらう
と、そこが痛くなってしまって…。」

私:
「その時に腰は腰で触るんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「はい。股関節もまだ完全じゃないし
やってもらっていました。」

私:
「なるほど。肩が痛くなって
どれくらい経ちますか?」

両腕が上がらない患者様:
「そうですね~?
もう二か月は経ちますかね~。」

私:
「股関節はいつからでしたっけ?」

両腕が上がらない患者様:
「右は2年前なんですけど
赤ちゃんの時に脱臼してて
それを固定するためにボルト入れて
いたのが悪かったみたいで、相当
悪いんですよ。」

私:
「今も左も痛いんですか?」

両腕が上がらない患者様:
「痛いことは痛いんですけどね。
足の長さが違うので特殊な靴を
作ってもらって、だいぶ楽には
なってるんですけど、今はとにかく
肩が痛くて、上がらないのが辛いし
寝る時も痛いからですね~。」

私:
「なるほど。」

両腕が上がらない患者様:
「股関節のレントゲン写真も
持ってきまけど、見て下さい。」

私:
「これは左の方のやつですね。
あ~これはだいぶ…。
とりあえず肩を何とかする
という事でいいですかね?」

両腕が上がらない患者様:
「はい。お願いします。」

検査中

私:
「まず両腕が上がらないというのは
骨盤に原因があると思われます。」

両腕が上がらない患者様:
「骨盤?」

私:
「そう、骨盤に原因があって
両腕が上がらないというわけです。
肩が痛いから肩を触ってもらいたい
と思うかもしれませんけど、まずは
骨盤の調整をさせて下さい。」

両腕が上がらない患者様:
「それはいいですけど、骨盤?」

私:
「股関節の治療で受けていた治療は
基本的に骨盤の仙腸関節を治療する
というやり方なんです。」

両腕が上がらない患者様:
「そう、仙腸関節と言ってました。」

私:
「股関節の治療をしていた時には
よかったんですけど、触れば触るほど
段々と悪くなっていったという事から
骨盤に問題があると思われます。」

両腕が上がらない患者様:
「そうなんですか~。」

私:
「この図を見て下さい。
腕と骨盤の関係を示してます。
繋がってるでしょう?」

両腕が上がらない患者様:
「あ~本当だ。」

私:
「仙腸関節が硬くなっているから
そこを柔らかくするというか
離すというか、動かすというか
言い方は何でもいいですけど
それをし過ぎてしまって
骨盤が緩くなっているんです。」

両腕が上がらない患者様:
「骨盤が緩く?」

私:
「そうです。するとさっきの図の
この部分の筋肉が緊張することで
骨盤を安定させようとするんです。」

両腕が上がらない患者様:
「へえ~。」

私:
「へえ~って、これが緊張すると
伸びなくて腕が上がらなくなるから
大変なんですよ?」

両腕が上がらない患者様:
「う~ん。そうなんですね~。」

私:
「あんまり納得いってないみたい
ですね。まあ、仕方ないですよね。」

両腕が上がらない患者様:
「でも、肩のところを触ってもらって
こうなったんですけどね~。」

私:
「そうですよね?
じゃあ、そこで治してもらったら
どうですかね?」

両腕が上がらない患者様:
「いや、それはちょっと…。」

私:
「そこでしてもらったから
そうなったとか言っても仕方ないし
何にもならないですよ?
それに今日は治しに来たんじゃ?」

両腕が上がらない患者様:
「そうです。」

私:
「じゃあ、私の見立てを聞いてから
任せてやっていきませんか?」

両腕が上がらない患者様:
「はい。お願いします。」

と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。

この両腕が同時に上がらなくなる
という症状を理解するのは難しい
のかもしれませんね。

ただ、この患者さんは
4回目の施術を受けに来た時には
だいぶ両腕は上がるようになり
気持ちも楽になったようです。

骨盤は基本的に触り過ぎるものでは
ないという見解を私は持っています。

触り過ぎると、骨盤は不安定になり
様々な障害を引き起こします。

骨盤が不安定になると
周りの筋肉が骨盤を強化するために
あちこちで緊張し始めるのです。

そうなると、腰が痛くなったり
今回のように腕が上がらなくなったり
様々な症状を引き越します。

硬くなっている、歪んでいるばかりが
巷では騒がれていますが、そればかり
ではありません。

実際には緩んでしまっているケースが
多いかもしれません。

身体はこのように繋がっている。

そのことをぜひとも知ってほしいと
心から思います。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「両腕が上がらない」
というテーマでお届けいたしました。

同じようなご経験でお悩みのあなた!
病院では治らない症状に対する対応力
を徹底的に高めた当院へお越し下さい。

当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

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