さ~て、今回ご紹介する症例は、
右膝の外側に痛みがあり、その理由が
半月板にあると言われて手術を受けた
福岡市在住の60代女性
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。
さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「半月板の手術」
というテーマでお届けいたしますね。
同じように膝が痛くて、その理由が半月板にあると
診断を受けた方のお役に立てるのではないか思います。
福岡県久留米市の整体師が診た!
【半月板の手術では治らない理由について】
私:
「こんにちは。今日はどうされましたか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「6年くらい前から右膝が痛くてですね。」
私:
「膝のどの部分に痛みがありますか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「膝の外側に痛みがあります。」
私:
「どこか病院とかは行かれてますよね?」
半月板の手術を受けた患者様:
「はい。あちこち行ってます。
ここら辺では膝専門で名医と言われる
先生にも診てもらったんですが…。」
私:
「その名医の先生はどんな見立てなんですか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「私の半月板は3つに割れていて、その割れた
半月板の破片があちこちに散らばっていて、
それが神経とかに当たって痛いのだと…。」
私:
「それじゃあ、どうでればいいと?」
半月板の手術を受けた患者様:
「だから、その半月板の破片を手術で洗浄したら
痛みは楽になるだろうと言われました。」
私:
「でっ、手術はするんですか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「あっ?いえ!もう半月板の手術はしたんです。」
私:
「あっ?もう半月板の手術はしたんですか?でっ?」
半月板の手術を受けた患者様:
「半月板の手術はしたんですけど、膝は痛いです。」
私:
「なるほど、半月板の手術をしたけど痛いですか。」
半月板の手術を受けた患者様:
「そこでは、あとはリハビリで膝の痛みを楽にして
いくということで、理学療法士の方から膝の痛みを
取るために筋肉を付けて下さいと言われて
運動なんかをしているんですけど…。」
私:
「仕事は何でしたかね?」
半月板の手術を受けた患者様:
「介護士です。」
私:
「あ~それは膝に負担がかかりますね?」
半月板の手術を受けた患者様:
「はい。もう出来るだけ右膝に負担がかからないように
かからないように、と気を付けているんです。」
私:
「右膝に体重を乗せることはできるんですか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「いや、膝に体重を乗せるのは怖くてしてません。」
私:
「膝に体重を乗せるのが怖いですね。なるほど…。」
半月板の手術を受けた患者様:
「半月板が悪いと言われて、手術もしたのに
痛み止めの注射とか、お薬をずっと飲んでも
ヒアルロン酸とか注射しても、全然効かないし
なんか根本的に悪いところを治したいんです。」
私:
「そうですよね?あの~申し訳ないですけど
おそらく半月板に問題があるわけではない
と私は思うんですよね。」
半月板の手術を受けた患者様:
「半月板が悪いと言われたんですよ。」
私:
「まあそれはその診た先生の見立てでしょ?
私は全然、違いますけど、良いですか?
と言っても、わからないでしょうから
とりあえず検査してみましょうか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「はい。お願いします。」
検査中
私:
「ほら?やっぱり違う。
もう足首を触った段階ですぐにわかりますよ。」
半月板の手術を受けた患者様:
「何がですか?」
私:
「ヒールの靴が好きでしょう?」
半月板の手術を受けた患者様:
「今はご覧の通りに、外反母趾がひどくて
ヒール靴は履いていませんが、若い時は
ヒール靴しか履いてきていませんでした。」
私:
「おしゃれが好きだったんですね。
でも、ヒール靴を履いて、足をくじいていませんか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「かなりひどいのを何度もやっています。」
私:
「そうでしょう?しかもこっち側に捻ったでしょう?」
半月板の手術を受けた患者様:
「あっ?はい!そうです。なんでわかるんですか?」
私:
「だった、ここの骨がそうなっていますもん。」
半月板の手術を受けた患者様:
「手だけでそんな事までわかりますか?」
私:
「そりゃそうでしょう?これしかしてませんから。
でっ、ここの骨は腓骨というんですけど
これがこんな風にずれているから、膝が痛いんです。」
半月板の手術を受けた患者様:
「はあ?私は半月板が悪いと思っていたのですが…。」
私:
「まあ半月板が悪いと思うのは、いいですけど
違いますから、とりあえずここの骨を元の位置に
戻しましょうかね?痛くないですから。」
半月板の手術を受けた患者様:
「あっ?お願いします。」
施術中
私:
「はい。終わりましたよ。」
半月板の手術を受けた患者様:
「えっ?何もしていないようですけど…。」
私:
「まあいいから、立ってみてください。
怖いでしょうけど、体重乗せていいですよ。
悪くなったら、何とかしますから…。」
半月板の手術を受けた患者様:
「えっ?膝に体重を乗せるんですか?怖いです。」
私:
「まあ、とりあえず立ってから歩いてみてください。
そしたらわかりますから。」
半月板の手術を受けた患者様:
「あっ、はい。」
確認中
半月板の手術を受けた患者様:
「うそ~、足が軽くなったみたい?膝に痛みがない!?」
私:
「ねっ?掴まってもいいから体重を乗せてみてください。」
半月板の手術を受けた患者様:
「なんか膝に体重を乗せれるかも?あ?大丈夫です。」
私:
「よし!じゃあ次は立ったり座ったりしてください。」
半月板の手術を受けた患者様:
「できます。スムーズに立てます。」
私:
「ねっ?さっきみたいに手をついたりせず、
左足だけで立つことなく、両足で立ってますね。」
半月板の手術を受けた患者様:
「はい。本当に楽に立てます。」
私:
「ねっ?腓骨がズレていたことが膝の痛みの原因です。」
半月板の手術を受けた患者様:
「半月板じゃなかったんですかね?」
私:
「半月板じゃなかったって、僕はそこしか触ってないでしょ?」
半月板の手術を受けた患者様:
「はい。そこしか触ってもらってないです。」
私:
「それで膝の痛みが取れたということは、それが原因です。」
半月板の手術を受けた患者様:
「半月板じゃなかったんなら、手術はなんだったんですかね?」
私:
「さあ、それは僕には何とも言えませんが、
膝の痛みの原因は私はそこだと見立てています。」
半月板の手術を受けた患者様:
「半月板の手術しなくてよかったのかも…。」
私:
「もうそれは考えなくていいんじゃないですか?
膝の痛みを取ることに専念しては如何ですか?」
半月板の手術を受けた患者様:
「そうですね。でも、手だけでこんなことができるんですね。」
私:
「出来たみたいですね。(笑)」
半月板の手術を受けた患者様:
「検査の機械も、道具も使わずに…。」
私:
「あの~今後のことなんですが…。骨の位置を決めている
靭帯というのがあるんですけど、今まで間違った位置を
保持しようとしていた靭帯が骨を元の位置に戻して
あげてから、その元の正しい長さになる修復のプログラム
に入っていきます。」
半月板の手術を受けた患者様:
「はい。修復のプログラムですか。」
私:
「そう、それが3か月という期間が必要だと言われています。」
半月板の手術を受けた患者様:
「3か月ですね。」
私:
「ですから、それくらいの間は、痛みが出たりします。」
半月板の手術を受けた患者様:
「でも、今までもうどうしようもなかったのを思えば…。」
私:
「その間、しっかり体の使い方や癖を修正しながら
調整して、しっかりと治していきましょう。」
半月板の手術を受けた患者様:
「はい。ぜひ!お願いします。」
と、ここまでが、患者様と私との問診のやり取りです。
半月板の手術で、私は治ったという人を
診たことが、ほとんどと言っていいほどありません。
大概が、半月板に問題があると言われて
手術受けるも、治らないで途方に暮れています。
どうか、本当の膝の痛みの原因を探して
楽になって欲しいと思います。
半月板に原因があるとしたら、ズレている時だけです。
半月板がズレている時の症例はこちらに書いています。
http://health-kateinoigaku.com/58.html
さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「半月板の手術」
というテーマでお届けいたしました。
同じように半月板に問題があると言われた方は、
同じようなことがかもしれませんよ!
同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。
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