おはようございます。トータルケア太陽の中尾です。
ストレスが如何に健康に害を及ぼすのか?ということを前回も書きましたが、もう少し身近なところから書いてみたいと思います。
特に検査を受けていて、あれこれと指導を受けている人はぜひとも1つの意見として、聞いてみて欲しいと思います。
ある方が検査を受けて、指示通りに色々と頑張っているという話をされました。
ですが、どうみても痩せてきているんですね。(-_-;)
そこでは血液検査の数字を診てあれこれと言い、首の部分のエコー検査をして、プラークが溜まっていて、幅が何ミリだから、あなたはこのままでは死んでしまうよ?という文句で、ワーファリンとあれダメ、これ駄目の食事療法を指導し、サプリを飲ませるという手法を採用しているということです。
その指導内容がとてもじゃなくひどい。全く一貫性がなくて、本当に最近は勉強していないのでは?と思うほどに、ひどい内容なんです。それにも増して、患者さんの日々の生活に与えるストレスについて全く考慮されていないのです。
結局、その患者さん、夏までは精気に溢れていたのに、8月17日にその指導を受けてから、それを自分でも調べて、実践して、真面目にやっているのに、痩せていったんですね。
食事というのは、生命を維持する上で絶対不可欠なものです。
そして、食事をすることで生命を維持するために栄養を摂るという概念とは別に、おいしい食事をするという事は私たちには喜びでもあるはずです。
それなのに、あれがダメ、これがダメという風に、言われてしまい、きちんとした知識のない人はそうなのかな?と思い、気にし始めます。
食事をする度に、これは大丈夫かな?これは摂らないようにしないといけないな?そうやって食べる度に、条件反射的に、考えるという本当に大きなストレスを抱えるわけです。
外食に行っても、普段は肉うどんや、えび天うどんを注文するのに、昆布うどんにしてみたり、それはまだかわいい方で、この方はカレーが大好きだったんですけど、月に一度くらいだったのにそれは一切禁止。これが非常にストレスとなりました。
人間というのは、不思議なもので月に一回しか食べていないようなものでも、それを一切ダメといわれるだけで、それが頭から離れなくなるものです。それで精神的に相当なストレスを抱えることになります。
それに時間に割り振りされて、定期的に足りないからと言われて、飲まされるサプリとか、血管が詰まらないように、飲まされる血液サラサラの薬を呪文の暗示のように繰り返し、自分で服用していくストレス。
そもそもこの患者さん、全然健康上は問題はなかったわけです。むしろ健康的だった。それなのにストレスから栄養の吸収が低下したために、腕のしびれや体調不良を訴えるようになったわけです。健康だったのにです。
そもそもあれがダメだから、これがダメだから、そういう善悪論でまずは食事というものを考えるものではないのです。
原因の所在を大きく間違っているわけです。それと食事だけでなく、もっと全体を見渡して生きるという事を考えるべきところです。それには生活環境や人間の感情、人間関係などありとあらゆる面を考慮するのです。
そもそも考えてもみて下さい。身体に悪いと言われているものを食べていて、元気な人は元気です。もちろん数十年という単位で見たら、その違いは明らかになるわけですが、そもそも今のような飽食でかつ、添加物だらけの時代を私たちは生きたことがなかったわけです。
その影響は未知数としか言いようがないです。
だからこそ、食事に関していえば、もっと本質的なエネルギーの代謝というものから、診ていくことが大事です。
今現在、科学でわかっていることをきちんと知っていれば、善悪論や専門家のいうことに踊らされずに、食事を摂る時の喜びを感じながら、普通にストレスなく、おいしく食事を摂ることが出来ると思うんです。
この患者さんのように検査を受けることで、ガンでもないのに、医師の一言がガン宣告のようになり、本当に病気になってしまうなんて、本末転倒なことにならないように、本当に私たちは学ぶ必要があり、食事というものを今一度、振り返り、考え直す時が来ていると思うんです。
そんなセミナーもそろそろやっていきます。
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