さ~て、今回ご紹介する症例は、
頸椎ヘルニアと診断を受けてかれこれ
8年も背中や肩甲骨の内側の痛みの
症状で苦しんでいる20代の男性
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは
是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」
を運営している福岡県久留米市で
病院では治らない症状を改善しまくる
トータルケア太陽の中尾和人です。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「首から来る痛みという誤解」
というテーマでお届けいたしますね。
同じように頸椎ヘルニアや首から
今の抱えている症状が出ていると
お困りの方には参考になると思います
【頸椎ヘルニアという誤解】
私:
「こんにちは。
今日はどんな事でお悩みですか?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「頸椎の7番のヘルニアなんです。」
私:
「ほお?頸椎7番ですか?
で、どんな風な症状ですか?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「手が痺れるのと目がパチパチとか」
私:
「目がパチパチ?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「はい。目がパチパチするというか
それと肩甲骨の内側の痛みが強くて
背中の真ん中がぎっくり背中というか
そんな感じで痛みが出るんです。」
私:
「それはいつからですか?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「大学の3年生のときからです。」
私:
「なんで?何をしてて?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「僕、アメフトをやってて
タックルをした時に変に投げられた
というか倒れた時から痛みが…。」
私:
「その時の投げ方は?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「えっ?その時の投げ方って?」
私:
「だから、どんな体勢だったか?
という事を知りたいんです。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「投げるというか、こんな感じで…」
私:
「あ~投げるというか押し負けた?
っていう感じなんですね。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ~はい。そうです。」
私:
「ちなみにどんな当たり方が基本で
その時にはどんな感じで?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「こんな感じなんですけど?」
私:
「そんな頭同士で当たるん?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ~はい。ヘルメット被るので。」
私:
「へ~危ないですね~。
で、今も痛いんですか?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「疲れが溜まると痛くなったり…。」
私:
「痛くなったり?
こう動かすと痛いとかは?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「素早く左右に顔を向けるとか
下を向くとやはり痛みが…。」
私:
「なるほどですね。
今まで当然、あちこちに?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ~はい。結構行きました。」
私:
「どんな事を教えてもらってます?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「肩甲骨を寄せる体操をしなさいと
殆どのところで言われているので
気を付けてやっています。」
私:
「なるほどですね。
ところで右の胸の処がおかしいのは
自分では気づいていますか?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「えっ?いや。ん…。」
私:
「右の胸に相手が当たったんじゃ?
ないのかな~と思いますけど?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ~どうかな?あ~そうです。」
私:
「でしょうね。
これヘルニア関係ないですから。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「えっ?ヘルニアって病院で。」
私:
「まあ病院のやつは置いといて。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「ヘルニアじゃないって???」
私:
「そこの右の肋骨がタックルの時に
当たってから後ろに大きくズレて
しまったために出た症状です。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「え~?」
私:
「肋骨が後ろにズレたから
肩甲骨が逃げるように外に出されて
それによって肩甲骨と背骨の筋肉が
伸ばされてしまって、反対側の筋肉が
それを戻そうとして緊張してるから
今の症状が出てるというわけです。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ~なるほどです。
そんな事初めて言われました。」
私:
「でも、聞くと納得でしょ?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「はい。そうです。」
私:
「じゃあ調整してどうなるか?
やってみましょう?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「はい。お願いします。」
調整後
私:
「はい。終わりましたよ。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「肩というか全体的に楽になった?
何か信じられないです…。」
私:
「でも、楽になったんでしょ?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あっはい。そうです。でも…。」
私:
「まあ今まで長いから少しは戻しが
あるだろうから何回か来て下さい。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あっはい。」
私:
「それからさっきの教えられた体操は
これからは一切しないで下さい。
悪化とまでは言わないけど、改善を
邪魔しちゃってますからね?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「そうなんですか?」
私:
「そうです。頸椎の7番の動きは
基本的には動きにくくなっています。
それに輪をかけて、その体操で
動きを悪くしてしまってるし
そもそも肩甲骨を寄せるのは
間違ってます。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「そうなんですか?」
私:
「肩甲骨が外に開いているのは
肋骨がズレたためでしょう?
それにその体操しても肩甲骨は
寄ったりしませんよ?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「そうですか?」
私:
「やってみたら?
肩甲骨を引き寄せる筋肉は
緊張していますか?」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ~確かに…。」
私:
「だから、それはやめることです。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ~わかりました。」
私:
「後は何回か来てみて下さい。」
首からの痛みと誤解してる患者様:
「あ。わかりました。」
と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。
この頸椎ヘルニアはとても怖い
というイメージがあると思います。
もちろん外傷で直接ここに衝撃が
加わって、真に頸椎周辺に問題が
ある場合はかなり深刻です。
ですが、そういうことはなく
首、腕、背中、肩甲骨の痛みが
慢性的に出たり消えたりする場合は
ほとんどの場合は改善が可能です。
どこでどうなっているのか?
これを紐解いていけば
いくつものカギが存在しています。
画像に気を取られて、医者のいう事を
真に受けすぎて、ネットで調べすぎて
訳がわからなくなっているのなら
それで苦しんでいるのならまずは
その不安を解消することが先です。
症状はおのずと消えていくものです。
ちなみに
疲れが溜まると痛みが出るのは
背中が丸くなって、肩甲骨が外に
余計に引き出されるためです。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「首から来る痛みという誤解」
というテーマでお届けいたしました。
同じようなご経験でお悩みのあなた!
病院では治らない症状に対する対応力
を徹底的に高めた当院へお越し下さい。
当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。
福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。
なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。
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