さ~て、今回ご紹介する症例は、
昔から腰が悪くて、太ももの裏が
痺れていて、痛くて足を引きずって
歩くようになった60代男性
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは
是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
福岡県久留米市と東京都で
病院では治らない症状を改善しまくる
トータルケア太陽の中尾和人です。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「太ももの裏が痺れる」
というテーマでお届けいたしますね。
同じように太ももの裏が痺れていて
お困りの方には参考になると思います
【太ももの裏が痺れる原因】
私:
「こんにちは。
今日はどんな事でお悩みですか?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「昔から腰が悪いんですけどね。」
私:
「足を引きずって歩いてますね?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「そう、一年くらい前に福岡の病院で
MRIを撮ってもらって、背骨がグチャ
グチャなっているとか言われて…。」
私:
「そうなんですね。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「何か水が通っているところがある
とかでまだ塞がってないから手術は
まだせんでいいと言われました。」
私:
「そうなんですね。
でっ、症状はどんな感じですか?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「あつ、それは右の太ももの裏側が
もう痺れてからいかんのですよ。」
私:
「太ももの裏側が痺れるですね。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「私、トラックの運転手をしてるけど
足の置き場がないくらいにどうして
いいのか?っていう感じで…。」
私:
「痺れるのを感じたのはいつから?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「さあ~5~6年前ですかね?
いや、足が痺れたりしてたけど
座り過ぎたからと思ってたから
あんまり気にもしてなかったんで」
私:
「あ~そうなんですね。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「それが2年前位からですかね?
周りのものから足をびっこ引いてる
って言われるようになって気付いた
んですけどね。」
私:
「足を引きずるようになったのが
2年前という感じですね。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「そう、そしたらどんどん
こんな感じで足の筋肉が無くなって
きて、僕は足は太かったんですけど
どんどん細くなってですね。」
私:
「確かにだいぶ落ちてますね。
足に力が入らないとかはあります?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「あ~トラックから降りる時に
右足から着いて降りる時に
ふわっと力が抜けるとか最近
感じる時がありますよね。」
私:
「なるほど~。他に何か病気は?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「ずっと血圧が高いんですよ。
そこの先生の紹介でMRIも撮りに
行ったんですけどね。」
私:
「なるほどですね。他には?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「いや~私は病院に行ったことが
ないというか、好かんからですね。
何も病気とかはないですね~?」
私:
「手術とか骨が折れたりは?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「手術なら盲腸を中学の時に
切ったくらいですかね~。」
私:
「なるほど。わかりました。
これはちょっとですね。
気になることが色々とあって」
太ももの裏が痺れる患者様:
「そうですか?」
私:
「う~ん。エコノミー症候群とか
聞いたことはありますよね?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「あ~なんとなく。」
私:
「この太ももの裏側のしびれは
どうもそっちに近い感じがしてて
血管の圧迫が問題だと思います。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「腰じゃないとですか?」
私:
「う~ん。腰は僕的には痺れには
関係してない気がしますね。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「そうですか~。」
私:
「はい。でっ、その痺れやすいのは
座る時にいつも同じ位置で筋肉が
当たっていて、そこが固くなって
血管を圧迫しているんだと思うので
そこをしっかり剥がしてあげます。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「はあ~そうですか。」
私:
「はい。足の筋肉が細くなっている
こっちの方が僕的にはやばいです。
これ筋肉を動かしている神経にも
出力と言うのがあって、これが
随分と低下していると思います。
しかも、それがそのままで来て
どんどん筋肉も細くなってきてる。
このままだと足が動かなくなり
歩くのが困難になると思います。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「そうですよね。自分でも何か
足に力が入らなくなってきてる
とは思ってはいたんですけど。」
私:
「これは腰の骨ではなくて
盲腸の時の手術の痕が関係して
いると思うんです。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「えっ?中学の時ですよ?」
私:
「はい。年取ってから余裕で
そういう症状を作り出しますよ。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「そうですか~。」
私:
「要はお腹の中を通ってくる神経を
引っ張りこんで、神経の働きを
低下させるんですよ。だから
それを取り除けばいいわけです。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「そんなことできますか?」
私:
「あ~簡単ですよ。
それは簡単ですけど、一度落ちた
筋肉はこれからリハビリをして
もらわないとダメですよ。」
太ももの裏が痺れる患者様:
「あ~そうですよね。」
私:
「という見解を持っています。
これで進めていいですか?」
太ももの裏が痺れる患者様:
「はい。お願いします。」
と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。
この太ももの裏側が痺れる症状
本当に骨盤とか腰痛とか
そういう処からくるのは稀だと
私は経験上、思います。
むしろ、筋肉に原因があることが
殆どではないでしょうか?
今回のように複雑に絡み合っている
症状はかなりややこしくなります。
これらもしっかりと紐解かなければ
おそらく希望が持てずに、自分で
しようという気が起こらない。
正しくは
どうしていいのか?わからない
という状態が続きます。
もういい加減に痛い処を痛い処だけ
診て、症状を改善させることは
出来ないという事を知って下さい。
身体は面白いほど繋がっています。
症状が絡み合わないうちに
早めにわかってくれる人の処を
訪ねてみて下さい。
そして
その症状を作っている
自分の癖に気づいて下さい。
そうすれば
治療なんか必要ないんです。
※追記
この方の太ももの裏の痺れは
二度目に来院時には
足の置き場がない
という状態からは解放されました。
そして
足の筋肉をつけるために
足を動かすという感覚を取り戻すため
自分で階段を昇り降りするように
なって意識まで変わりました。
こういう風に足が細くなるほど
足の状態が悪くなっている時には
ただ歩くだけでは全然足りません。
意識して動かすという事が大切です。
いずれにしても
原因の究明は一番大事なことだと
私はこの症例を診ても思うのです。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「太ももの裏側が痺れる」
というテーマでお届けいたしました。
同じようなご経験でお悩みのあなた!
病院では治らない症状に対する対応力
を徹底的に高めた当院へお越し下さい。
当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。
福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。
なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。
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