重たい荷物を背負っていて、腰に違和感を感じているなら、変えた方がいいこと

さ~て、今回ご紹介する症例は、

8キロ近くある重たい荷物を背負って
通勤をするようになってから
腰に違和感を感じるようになって
ぎっくり腰が不安になる60代男性

が診察でお見えになる内容です。

気になっているあなたは
是非読んでくださいね!

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
福岡県久留米市と東京都中央区で
病院では治らない症状を改善しまくる
トータルケア太陽の中尾和人です。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「重い荷物と腰の違和感」
というテーマでお届けいたしますね。

同じようにリュックなどで重い荷物を
背負っている方で腰に違和感を感じて
いるという方のお役に立てるのでは
ないか思います。

【重い荷物と腰の痛みについて】

私:
「こんにちは。
今日はどうされましたか?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「そうですね~。
腰が痛いというほどではないけど
なんか右の腰の部分に違和感がある
というかですね~。」

私:
「前にぎっくり腰されましたよね?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「あ~そうですね~。
その節はお世話になりました。」

私:
「いえいえ、今、感じている違和感は
その時のみたいな不安感ですか?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「ん~、そこまではないけどですね。
なんか不安だな~というか気になる?
というか、違和感ですよね。」

私:
「そうなんですね。
どんな時に違和感を感じますか?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「私、勤務先が変わってからですね。
今まで車で通勤だったんですけど
電車での通勤に変わって歩くことが
増えたものですからね。」

私:
「そうなんですね~。
駅からどれくらいなんですか?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「折尾駅から15分位ですね~。」

私:
「あ~あそこ坂が続きますよね?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「そうです。だから肩に荷物をかけて
通勤していたのですが、リュックに
変えてみたんですよ。」

私:
「リュックですか?いいですね。
ちなみにどれくらいの重さですか?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「そうは言っても、8キロくらい?」

私:
「あっ?結構、重たいですね?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「いえいえ、まあ、はい。」

私:
「ふ~ん。なるほどですね~。
ちょっと歩く姿を見せて下さい?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「歩く姿ですか?こうですか?」

私:
「はいはい。なるほどですね。
大体わかりました~。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「そうですか~?」

私:
「痛いのは右腰の付け根ですよね?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「あ~そうです。そこです。」

私:
「ん~。歩くときに右足から
行っているみたいですね~?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「あ~そうですね~?
私、右利きなので右からどうしても
何でも出す癖があるものですから。」

私:
「そうなんですね。
ただ問題になっているのは
実は左足なんですよ?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「えっ?そうなんですか?」

私:
「そうです。
これ階段降りる時とか坂道の下り坂を
歩くときに関係しているんですよ。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「はあ?そうなんですね。」

私:
「階段を下りる時に右足から降りると
思うんですけど?どうです?」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「ん~~~?あ~そうですね。」

私:
「でしょ?だから右足で降りるのは
まあ、いいんですけど、背中の8キロ
背負っている荷物が重くてですね。

降りる時に右足から降りる時に
過度に痛いという部分に負担が
かかっているんですよね。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「どうしてでしょうかね?」

私:
「まあ、簡単に言うと
荷物が重たいのに、その重さを
降りる時に右足で身体を支える
という指令ができてないです。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「えっ?どういうことですか?」

私:
「荷物が8キロあるわけですが
自分では荷物は軽いという認識で
いることがまずは問題です。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「あ~確かに。」

私:
「だから、階段降りる時に右足から
降りて、下の段について、右足に
体重が乗った瞬間に筋肉が反応せず
痛い部分にもろに負担がかかって
しまっているわけなんです。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「あ~なるほど?
どうしたらいいでしょうかね?」

私:
「そうですね。だからまずは
8キロの荷物を背負っていることを
自覚することです。

そして、右足ばかりではなく
左足から歩き始めたり、階段を
降りてみたりしてみて下さい。

すると

段々と体の使い方が変わっていって
筋肉がついてきて、その部分だけに
負担がかかるということは少なく
なってくると思います。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「なるほどですね~。気を付けます。」

私:
「後は今日はきちんと
調整をしておきますからね。」

重い荷物で腰の違和感がある患者様:
「はい。お願いします。」

と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。

今回のように
重たい荷物と腰というのは関係が深い
と思います。

ぎっくり腰をするのは重たいものを
持ったという事ばかりではないけど

やはり重たいものを持ったことが
きっかけで腰を痛めることが多い

一度、腰を痛めて、その時にきちんと
原因を見極めて、対応しておかないと

後から

下にある軽いものを持っただけでも

くしゃみをしただけでも

ぎっくり腰になることもあります。

それが不安感となり

妙な腰の使い方が癖になって
反って、良くない場合があります。

また、今回のように
自分で認識していない動きをする
時にも腰を痛めることになります。

よく重たいと思っていたのに
軽かったりして、勢いよく持って
空かされて身体を痛めるとか?

逆に重いものを軽いと思っていて
持ち上げようとして、腰を痛めるとか

認識していない時には
うまく筋肉は反応してくれません。

今回の例のように歩くときとか
階段を降りるとかでも、それは
起こり得ます。

しかも、
重たいものを背負って歩くから
それが瞬間的でない

だから、余計にわかりづらい
ということがあるわけです。

そうして、気づかない間に
腰にダメージが蓄積されていく
ということになります。

まとめると

重たいものを持つなら重たいものを
持つという認識をすること

つまり

今から自分がしようとしている事を
きちんと認識してからすることです。

どうしても日常ではそういうことを
意識するということがおろそかに
なりがちなんですよね。

全部ではないけど、意識出来る時は
意識するようにしてみて下さい。

すると

体の使い方が変わってくるはずです。

ぎっくり腰にはならないためには
そういう細かな事が必要だと思います。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「重い荷物と腰の違和感」
というテーマでお届けいたしました。

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当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

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