さ~て、今回ご紹介する症例は、
定年をして、草刈りをして
無理したのか?その後に全く
足腰に力が入らなくなってしまった
60代男性
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは
是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
の中尾和人です。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「妻に感謝する」
というテーマでお届けいたしますね。
同じように自分が働いてきたから
家族を養ってきたと思っている方や
愛情表現が下手な男性
そんな父親を持つ方がどんな風な
父親は気持ちなのか?
全く同じではないにしても少しは
お役に立てるのではないか思います。
福岡県久留米市の整体師が診た!
【妻に感謝することについて】
私:
「こんにちは。
今日はどうされましたか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あの~右ふとももに力が入らなくて
骨盤が痛くて、左足に痺れがでて
困ってるんです。」
私:
「足に力が入らない?
それはいつからですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「そ~うですね。
8月の初めに3日位連続で
草刈りをしたんですよ。
その後から何かおかしくなって…。」
私:
「8月の初めにって随分経ちますね?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「は~い。病院に行ったんだけど
原因がわからないって言われて
40日ほど寝て過ごしていたんです。」
私:
「寝て過ごしていた?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「は~い。初めは腰が痛くて
もう全く動けなかったものですから。」
私:
「それで今は?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「今はこうしてやっとですけど
歩くんですけど、伝え歩きか?
歩いてもロボットみたいにしか
歩けないんです。」
私:
「ロボットみたいに?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~右足に力が入らないもので
なんかガクって?膝のところから
力が抜けたみたいになったりするので
歩くのが怖いんです。」
私:
「ふ~ん。草刈りは仕事ですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「い~やいや仕事じゃないです。」
私:
「えっ?じゃあ3日も草刈りをしないと
いけないほど庭が広いんですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「いや、そ~うじゃなくて
自分で野菜とか作ろうと思って
畑を借りてやり始めたら、雑草が
驚くほど生えてくるもんですから。」
私:
「頑張っちゃって?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「そ~うです。
負けられないと思って?」
私:
「えっ?誰に?
草に?草はどんどん生えるでしょ?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「は~い。どんどん生えます。
だから大変なんです。」
私:
「ふ~ん。草刈りしたのは初めて?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「は~い。初めてです。
だから姿勢とか悪かったんですかね?
無理してしまってからこうなって。」
私:
「要領が悪かったのはあるでしょうね。
体の使い方というかそういうのね。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あ~そうでしょうね~。」
私:
「悪くなってからじっと寝ているだけ
だったんですか?何か治療は?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「はい。地元の整体とか行って
腰の痛みとは少し治まってきたんです
けど、右足に力が入らないのは
なかなか治らないんですよ~。」
私:
「ふ~ん。じゃあ
ちょっと診ていきましょうか。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「は~い。お願いします。」
検査中
私:
「骨盤固まりまくりですね~。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~??骨盤が~ですか?」
私:
「う~ん。相当に歪んでいるのでは
なくて、固まってしまってますね~。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~~???
なんでそうなったんですかね~?」
私:
「いや、40日も寝ていたからに
決まっているでしょう?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「寝ていたら固まるんですか?」
私:
「そりゃそうですよ~。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~?でも、整体で調整して
もらってきたんですけどね~?」
私:
「それはそこのやり方だから
僕からは何とも言えないけど
僕の診方で言うと骨盤がガチガチ
に固まってしまっています。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~?そうなんですか~?」
私:
「骨盤がこんなにガチガチに
固まっているから足に力が入らないし
ロボットみたいにしか歩けないように
なってしまっているんだと思います。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あ~そうですか~。
何とかなるんでしょうかね?」
私:
「それはなると思いますよ。
骨盤に動きをつけてあげることは
私でやります。
その後は自分で身体を動かしていく中で
骨盤の動きがよくなっていくように
努力をしてもらわないといけません。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「動かすって、どんな風にですか?」
私:
「ちゃんと教えていきますから
安心して下さい。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「どんな感じにですか?」
私:
「その前にまだしないと
いけないことがあるので
そっちを先にしていいですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あ~すいません。はい。」
私:
「動かすっていっても
今の状態だと40日も寝てたから
観てもらうとわかると思いますけど
両方の筋肉が落ちてしまって
右足の筋肉においては足の使い方から
忘れてしまっている感じです。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「そ~です。そ~なんです。
足がどんどん細くなって弱っている
感じがずっとしているんです。」
私:
「力が入らないから動かなくて
弱っているのはわかっているけど
どうにもこうにもしようがない
という状態になっているんでしょう?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「そ~なんです。そうなんです。」
私:
「だから足に力が入るように
その部分を動かす神経の出力を上げて
筋肉の動かし方を身体と脳に再入力
するようにしていきます。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「は~い。よろしくお願いします。」
私:
「それが終わってから運動をしてもらう
ようにしていきますからね~。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あ~。お願いします。」
施術後
妻に感謝が伝えられない患者様:
「先生~動かせます。
こんな事で動くようになるんですね~。」
私:
「こんなことでって?
最高に必要なことをしただけですよ?
でも、これをしてもらってないから
動かせなくて弱ったんでしょ?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「そ~です。そうなんです。」
私:
「あとは教える体操をしっかりやって
また今度診せにきてください。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「はい。わかりました。
がんばります。」
私:
「ところでその声のどもりは?
あれですか?精神的な薬か何か?
飲んだりしているんですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~先生わかりますか~?
自分では普通になったと思いますし
周りからは言われないですけど?」
私:
「う~ん。僕にはわかりますね?
今も飲んでいるんですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「いや~今は飲んではないです。
昔、勤めていた時にストレスで
ちょっと精神科にかかっていたので
その時に結構飲んでいました。」
私:
「あ~じゃあその時に声が出しづらく
なったりしたわけですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「は~い。あの時はもう全然口が
うまく動かせなくて…。」
私:
「じゃあ、今も少し
後遺症があるみたいですね~?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~?そうですか~?
それが不思議なもので
嫁さんの前になると口が思うように
動かなくなるんですよ~?」
私:
「あ~なるほどね~。
それはあれですよ~。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~なんですか~?」
私:
「いや嫁さんに苦労ばかりかけて
悪かったな~と言いたいんですよ。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「え~そんなことは
今まで言ってきたことはないし
先生~。そんなことを言われると
あ~あ~う~ん。」
私:
「どうしました?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「いや~。何かそんなことを言われると
胸の奥が苦しいというか涙が・・・」
私:
「それが本当のことだからでしょう?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「全く反対のことしか言ってきて
ないんですけどね~。」
私:
「反対ってどんな風にですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「いや~俺がお前たちを食わして
やっているんだぞ~みたいな。」
私:
「へえ~えらい亭主関白ですね。
でも、このまま身体が弱ったら
嫁さんに介護をお願いしないと
いけないかもしれないでしょう?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あ~そうです。
そういう不安はありました。」
私:
「だから嫁さんに苦労ばかりかけて
悪かったな~と言ってください。
そしたらそのどもりは取れると
思いますよ。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「先生~。う~ん。あ~・・・・・。」
私:
「まあ半分くらいで聞いて
もらえればいいと思います。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「でも、関係あるんですかね?」
私:
「あるか?ないか?は自分で
やってみたらいいんじゃないですか?」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あ~。そうですか~。」
私:
「それもだけど、しっかりと
体操をしてくださいよ。
これが一番大事ですから。」
妻に感謝が伝えられない患者様:
「あ~。はい。がんばります。」
と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。
この足に力が入らないというのは
非常によくある症状ではあります。
でも、がむしゃらに筋力つけなさい
と言って、動かそうとしても
動かすことはできません。
なぜならば、筋肉を動かす指令を
出している神経の道筋がきちんと
出力されていないからです。
この出力を最大限にしてこそ
身体を動かす準備ができます。
これをせずにがむしゃらに
動かすと身体に負担がかかり
反って身体を壊すことになります。
もしくはできずに諦めるか?
どうしていいのか?わからずに
動かせないためにこの男性のように
筋力がどんどん落ちてしまいます。
正しく回復させるためには
正しい順序があります。
動かさないから、動かせないから
動きましょう!ではありません。
なぜ?動かないのか?
なぜ?動かせないのか?
それを知ることの方が先です。
さて、この男性の吃音は
精神薬の後遺症と思われます。
精神薬は脳にある成分として
蓄積されてしまっています。
がっ、それを分解させるのが
この男性の場合は妻への感謝
だと私は読み取りました。
案の定、その言葉を聞いた途端
関を切るように涙が溢れてきました。
その頃は会社でボロボロに
なりながらも、家族を守るために
一生懸命に働いてきたと思います。
その職場での対場と家庭での立場で
精神面でのバランスを取っていた
とも言えます。
本当によく頑張ってこられた
と私は頭が下がります。
そうして仕事を離れて
振り返ると妻への感謝の念が
溢れ出てきたのだと思います。
でも、今更、それを面と向かって
口にするほど恥ずかしいことはない
けど、心の奥の方では
それを口にしておきたい。
私にはそう感じました。
別に口にするばかりがすべてではない
けど、口にしても良いはず
そうやって人は生きていくと思うんです。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「妻への感謝」
というテーマでお届けいたしました。
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