股関節が痛くなる台所での癖!?

起き上がる時腰が痛い股関節の痛みや症状


さ~て、今回ご紹介する症例は、

何もしていないのに股関節に痛みが
出てしまったと思い悩んでいる専業主婦

が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは是非読んでくださいね!

股関節の痛み

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」
「股関節が痛くなる台所での癖!?」
というテーマでお届けいたしますね。

まず初めにご案内です。
股関節の痛みに関する記事が他にもあります。

股関節の痛みの原因と治療法について(知識編)

股関節の前側の痛みは〇骨にあります!?(事例)

股関節の付け根の痛みの原因は座り方にある!?(事例)

よろしければ、併せてご覧ください。

では、本題に入ります!

股関節の痛みがあり、当院を受診された
【40代女性(久留米市南町在住】
との問診でのやり取りです。

同じように股関節の痛みを感じている方の
お役に立てるのではないか思います。

まずは、前提条件を記しておきます。

この方は2回目の来院で、先天性股関節脱臼で
股関節が基本的にしっかりとしていない状態で
今は歩く時も寝る時も立ったり座ったりも
辛い状態でした。

私が診た!
【日常生活が透けて見える股関節の痛みについて】

問診自分

私:
「こんにちは。あれからどんな感じですか?」

股関節の痛みがある患者様:
「はい。先日、していただいてから
調子が良かったのですが、2日目頃から
少しあれ?また痛くなってきた?という感じです。」

私:
「ふ~ん、
仕事していなかったですよね?
普段何してますか?」

股関節の痛みがある患者様:
「今は子供の幼稚園に出ていくことが多くて
何か卒園の準備とかで椅子に座って作業を
することが多くなっています。」

私:
「どんな椅子で?どんな体勢ですか?」

股関節の痛みがある患者様:
「教会なので、長い椅子なんですけど
寒いっていうのも関係ありますかね?」

私:
「あ~寒いのはあるでしょうね。
でっ?どこがどういう風に痛いですか?」

股関節の痛みがある患者様:
「なんか体重かけるのも痛いし、
寝る時になんか疼いて寝れない感じです。」

私:
「う~ん。股関節のどの部分が痛いですか?同じところ?」

股関節の痛みがある患者様:
「そうですね。付け根のこの部分ですね。」

私:
「どうした時に一番感じます?」

股関節の痛みがある患者様:
「そうですね~~~~

あっ!?そういえば
あの~歩いていて、呼び止められて、
急に振り返った時に、股関節が痛かったというか
力が抜ける感じがしました。」

私:
「あ~。
振り返った時に股関節が痛いというか

力が抜ける感じですね~。

なるほど~。どっちに振り返りました?」

股関節の痛みがある患者様:
「え~左です。」

私:
「なるほどですね。

そう言えば、
ここに来る前はずっと痛かったのが

2日間は痛くなかったんですよね?」

股関節の痛みがある患者様:
「はい~。」

私:
「いやいや、痛くない時があるってことは
痛くないようにできるという事ですから
安心して下さい。」

股関節の痛みがある患者様:
「あっ!そうですか。よろしくお願いします。」

体の変化を診てみました。
やはり初めに来院した時と同じようになっています。

どんな風な動きをすると、
こういう骨の歪みと筋肉の張りになるのか?
想像をしてみました。

すると、身体の使い方が見えてきました。

私:
「なんかこういう動作をしていません?」

股関節の痛みがある患者様:
「あ~よくしています。」

私:
「何ですか?これ?」

股関節の痛みがある患者様:
「いや~料理が好きで…」

私:
「あ~それでこれね~。」

立った状態で、右から左に体を捻じる動作です。

私:
よし!わかりました。じゃあ説明しますね。

股関節が痛いのは左側で、
左側に体を捻じると力が抜けて、
足に力が入らなくなるのは股関節が亜脱臼し
そうになっているからです。

股関節の関節面の構造上、普通はないんですが
先天性股関節脱臼のために股関節が十分にできて
いないので、あなたの場合は膝を内側にやると

股関節が抜けやすくなっているようです。」

股関節の痛みがある患者様:
「あ~。わかります。」

私:
「ということは、
こうなってこうなっているから・・・」

と、ここまでが、患者様と私との問診のやり取りです。

この方の股関節の痛みは
台所での動作が関係していました。

もともと先天性の股関節脱臼があるので、
股関節が弱いという事はあります。

それに加えて、右から左に体を捻じる動作が
股関節に負担をかけていました。

施術で調整後は調子がよくなるけど
しばらくして、痛みが出てくるのはそのためです。

ですから、日常で台所に立って、左へ体を捻じる時に
足をこのようにして、股関節が亜脱臼しにくい
ようにしてもらいました。

足の動き

要は左の膝が内側に向かないようにすることで
股関節が亜脱臼しにくくなるわけですね。

これにより、
この方は股関節に痛みが出にくくなりました。

これが、この股関節の痛みがある患者様の
痛みの原因と解決に導いたやり取りの内容です。

私はお付き合いして行くうちに、痛みの原因に
その人の癖とか日常が透けて見えることが
回復のカギのような気がしています。

本当ならすぐに見つけれるといいのですが
そんなに簡単なことではないですね。

同じように股関節の痛みを感じている方は
台所での動きが原因なのかもしれませんよ。

同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。

予約先

当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

コメント

  1. 佐藤 恵 より:

    股関節の左外側に痛みがあり、整形外科で臼蓋形成不全と変形性股関節症で手術が必要と診断され、股関節が上側と前側に亜脱臼していると言われました。
    体重をかけると痛くて、外出時は松葉杖を使用してますが、しゃがむことも足の爪を切ることも、座って靴下を履くことも出来ます。レントゲンで骨の状態が悪いのはわかりますが、出来ることが多いのに手術をする気になりません。
    このような状態で診ていただけないでしょうか?

    • nakaokazuhito より:

      佐藤さん
      出来ることが多いのに手術する気になれない。良い判断だと思います。
      大丈夫ですよ。そのような方は数多く診てきていますので、安心して診せてください。
      お役に立てることがあると思います。

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