こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。
さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「逃げたい気持ちが痛みを探し作り出してしまう!」
というテーマでお届けいたしますね。
人は嫌な事や辛い事があると、その場から
逃げたくなるというのは人間の正常な反応です。
人は逃げたいという場面に直面した時に
逃げるか戦うという選択をすることができます。
この選択の内、
今回は逃げるということを話したいと思います。
身体や心に痛みや不調を抱えてくる方の中には
今ある、抱えている状況や立場から逃げたいという
気持ちを持っている方が少なくなりません。
動物であれば、その場が危険であるのなら
まず第一に自分の身を守るためにその場から
逃げるという選択をすることができます。
ですが、人間は色々な柵があり、動物のように
簡単にすべてを捨てて、身をひとつで逃げる事は
できないというのが現状です。
人は逃げる事ができないけど、本当は逃げたい
というアンバランスな状態が生じてしまうと
病気や身体の不調を訴えるようになります。
最初の内は、持ち堪える事ができますが
そのうちに溜まりに溜まったストレスは
ある時、糸のように切れてしまいます。
そうすると、
意識とは別に体が反応してしまいます。
つまり、身体に不調を訴えるようになるのです。
耳が聞こえなくなる、声が出なくなる
頭痛がする、腰が痛くなる、めまいがするなど
症状は数え上げればキリはありません。
人の数だけありますから・・・。
先ほど、無意識と言いましたが
そうとばかりは言い切れません。
嘘というと言いすぎかもしれませんが、
大体、脳は常に逃げる理由を探しています。
脳は生存するために、自分の身が安全か?
そうでないか?であれば、逃げるという選択を
常にし続けています。
よくあいつはすぐ逃げると言われていたり
いつの間にかいなくなる人っていますよね?
こういう人は本当は頭がいいんですよ。
自分がそれをしても許される状況だから
それを選択しているのですから、状況分析は
すごく良くできていると言えます。
でも、いつかは、どこかで
逃げないという選択を迫られる時がきます。
何せ人は必ずいずれ死ぬのですから。
よく逃げ癖がつくといいますが、
こうなってしまうとすごく厄介なんですね。
大事な時に踏ん張りが利かないようになって
しまっている事に本人も気付けなくなっていて
自分がうまくいかないのは自分せいではなくて
他人や周りの環境のせいにしてしまいます。
自分が逃げているだけになっているのか?
本当にその場所、環境が適切ではないのか?
という見極めは難しい所ですし、
逃げてばかりいる人は
じゃあ?どうしたらいいのか?教えてくれ!
と言いたくなるでしょうね。
この話をすると、すごく長くなりますが、
一番簡単に言うと、自分が今どこにいて
自分がどこに向かいたいのか?を
はっきりする事が大事です。
今、苦しいから
今、辛いから
今、嫌だから
ではなく、
今、苦しいけど、この経験は必要だから
今、辛いけど、これを乗り切るとよくなる
今、嫌だけど、今の状態から抜け出したいから
という自分の居場所がわかり、将来志向が自分で
出来ている時は何をするべきか?逃げるべきか?
逃げてはいけない時なのか?わかるはずです。
それでも、わからない時は、人に相談です。
まずは他力で自分の位置を確認し、方向性を
見つけて、問題をある程度、解決整理してから
自力で問題解決するのはある意味、恥ずかしい
事でも何でもありません。
どんな人でも、誰かに相談し、アドバイスを
もらっている事がほとんどなんですよ。
私もそうです。
問題解決する前に体が自由に動いてくれない場合は
私の所へご相談下さい。
きっと解決の糸口になるはずです。
さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「逃げたい気持ちが痛みを探し作り出してしまう!」
というテーマで書いていきました。
少しでもお役にたてれば幸いです。
同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。
当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。
福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。
なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。
コメント
お初にお目にかかります。
今自分の抱えてる症状とお別れしたく色々探していました。
先生の施術には納得のいくものばかりで驚くばかりです。
小生、宮城県在住の59歳です。
10年来続いてる「恥骨周辺の痛み」に悩んでいて、
ここ2年間は「神経ブロック注射」で対処していました。
一昨年の1月からはじめまして
7月~9月くらいまでは本当に痛みが消えて効果が出たんだ!との思いでした。
しかし、10月くらいに再発。現在に至ります。
今回は効を奏さず・・・・ってな感じでしょうか?
主治医ももはや「病態がわからない」と言い出しました。
というのも新たに右足太腿の内側、両足の後ろの付け根が痛くなってきたからです。
モルヒネも飲んでます。(塩酸モルヒネ10mg×8+4錠/日)
この量のモルヒネも効かなくなってきました。
とにかく「座る」と痛みます。
車の運転が多く、本当に困っています。
大変せん越ではございますが、先生のご所見をお伺いいたしたく
よろしくお願い申しあげます。
沼倉様
コメントありがとうございます。
2年来続く恥骨の痛みということで気苦労されていますね。
文章の書き方からすると、男性のようですが
男性と女性ではこの手の痛みについて診るべきところに違いがあります。
男性しかなく、女性にしかないもので生殖器というものがあります。
また骨盤の形にも大きな違いあります。
そこら辺には大きな血管も走っています。
いずれにしても骨盤周辺部に何かしたら痛みを発している
ところが存在するものと考えられます。
あとは実際に検査してみないと何とも言えません。
トータルケア太陽