自律神経失調症になった時の対処法

さ~て、今回ご紹介する症例は、

気付かない間に頑張り過ぎてしまい
いつの間にか体調を崩してしまって
自律神経失調症になってしまった
久留米市在住の30代男性

が診察でお見えになる内容です。

自律神経失調症というのは
非常に測定不可能なものなので
わかりづらいです。

同じような症状を感じているのなら
是非読んでみてください。

自律神経失調症

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
の中尾和人です。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「自律神経失調症の症状と対処法」
というテーマでお届けいたしますね。

福岡県久留米市の整体師が診た!
【自律神経失調症について】


「こんにちは。
どうされましたか?」

自律神経失調症になった患者様:
「それが全身から冷や汗というか
なんというかべたべたとした汗が
出てきて、体調が悪いんです。」


「全身から冷や汗?
どういうことですかね?」

自律神経失調症になった患者様:
「どういうことというか・・・
気温はこれだけ高いのに
暑いというよりも全身の血の気が
引いたみたいで、逆に寒いくらい
なんですけど、全身からじわ~と
冷や汗が出てくるんです。」


「ほぉ~?寒いくらいなんですね。」

自律神経失調症になった患者様:
「寒いし、手足は何だか痺れたような
感じもするし、やる気が出なくて。」


「手足も痺れるし、やる気もない。
他には何かありますか?」

自律神経失調症になった患者様:
「いや~胸が苦しいというか
脇腹が痛いというか
とにかくなんかおかしいです。」


「胸も苦しんですね~。
心筋梗塞みたいな症状ですね?」

自律神経失調症になった患者様:
「えっ?こわい?心筋梗塞ですか?」


「脈を摂ってみましょうかね。」

自律神経失調症になった患者様:
「あっ?はい。」


「う~ん。そんなにおかしいとは
思えないですね~。」

自律神経失調症になった患者様:
「心臓検査行った方がいいですか?」


「それは行った方が安心ですよね。」

自律神経失調症になった患者様:
「そうですよね~。でも怖いな~。」


「まあ、おそらく違うと思いますけど
とりあえず、自律神経がおかしい
ことは間違いはないでしょうね。」

自律神経失調症になった患者様:
「自律神経ですか?」


「病院で言うなら自律神経失調症と
診断名になるかもしれませんね。」

自律神経失調症?
精神的な病な感じがしますけど?
心の病気なんですか?ストレス?」


「そうですよね?
自律神経失調症っていうと
なんだか精神的に病んでいる人
というイメージが強いですよね。」

自律神経失調症になった患者様:
「自律神経失調症に自分がなるとか
思いもしなかったんですけど?」


「いやいや誰でもなる可能性はあるし
自律神経が乱れているということで
別に病気ではないですからね。」

自律神経失調症になった患者様:
「あ~なるほど。
自律神経が乱れているね?
それなら何かホッとするというか
なんというか・・・。」


「誰でも病気ですって言われると
ちょっと嫌な思いしますよ。」

自律神経失調症になった患者様:
「いや~本当、嫌ですね~。」


「ただ自律神経は本当に体の機能を
調整してくれている大事なものなので
ちょっと今までの生活を見直さないと
いけないですね~。」

自律神経失調症になった患者様:
「う~ん?
どういう風に見直せばいんですかね?
自覚がないんですけど・・・?」


「最近、何か変わったこととか?
ストレスがかかっていることとか
あったりしますか?」

自律神経失調症になった患者様:
「まあ、普通に仕事が少し忙しく?
というか新しい取り組みを始めた
ものですから、それかな?」


「新しい取り組みって?
なぜ?それに取り組んだんですか?」

自律神経失調症になった患者様:
「何でって?これからそれが
必要だとわかっているからですね。」


「必要だと気づいたのは最近?
それとも前々から気づいていた?」

自律神経失調症になった患者様:
「あ~それは痛いところですね?
前から気づいていたけど、なかなか
踏み出せずにいた感じですね。」


「ふ~ん。じゃあ、それをしている
時はどんな気分だったんですか?

自律神経失調症になった患者様:
「いや~それはそれは面倒臭くて
もう嫌で仕方なかったですね~。」


「それはある程度
目途がついているんですか?」

自律神経失調症になった患者様:
「あっ?はい。
それは目途がついているんです。
そう言えば、目途がついてから
すぐにこうなった気がしますね。」


「あ~なるほどですね~。
張り詰めていたものが弛んだ瞬間に
自律神経がコントロールできなく
なってしまったというわけですね。」

自律神経失調症になった患者様:
「う~ん。なるほど。」


「自律神経は一度乱れると
回復させるのには少し時間と手間が
かかりますからね。

やり方はきちんと教えますので
きちんとすれば回復するはずですから
気長にやっていきましょうね。」

自律神経失調症になった患者様:
「あ~そうですか。よかったです。
あ~俺、無理してたんかな~?」


「それはそうなんじゃないですか?
身体の方が悲鳴上げているから。」

自律神経失調症になった患者様:
「そうですよね。(笑)」

と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。

この症状を患ったのは実は私です。

この会話は私の心の中での会話を
文章に起こしたものです。

このブログには実際にあった症例しか
書かないというのが私の中での規則
なのですが、今回は私自身が経験して
とても大切なことだったので記事に
しました。

この自律神経失調症というのは
気づいていないけど、実は多いと
私は思います。

今日、来院した妊娠37周で逆子で
5日後には帝王切開の手術を予定して
いるという経産婦の患者さんが
来院されました。

この方は完全に自律神経が乱れていて
妙な汗がいつも出ているという状態で

色々と試すけど

逆子が戻らないで焦るし

帝王切開の日は近づくし

上の子がいるのでどうしよう?
と頭を悩ましていたのです。

すると、知らず知らずの内に
交感神経が高ぶったままの状態で

緊張しているわけでもないのに
暑いというわけでもないのに

妙な汗が全身から滲み出てくる
という症状を抱えていたけど

何でだろうと思うけど
それを気にしないようにしていたし
気にしている場合ではなかった
という感じでした。

自律神経というのは
非常に大事な働きをしています。

自律神経失調症になって
乱れた状態を整える方法を今から
解説をしていきたいと思います。

そのまず自律神経の働きを
簡単に説明したいと思います。。

自律神経には
交感神経と副交感神経の
ふたつ神経があります。

この二つがいつも同時に働いていて

活発に動くときには交感神経

ゆっくりと休んだり、
食べ物を消化するときには副交感神経

がお互いに拮抗してに働いてます。

この均衡バランスが崩れてしまうのが
自律神経失調症と言われる状態です。

自律神経も神経の一つです。

中枢神経と言って
神経は脳から背骨まで通っている神経

末梢神経と言って
背骨から出て、内臓や筋肉を動かす神経

この中枢神経の通る道がきちんと
していないといけないということは
何となく想像ができると思います。

では、どうやって整えるのか?

それは骨盤調整や首を含めた
背骨の配列を整えることです。

ただ骨盤調整すればいいというのでは
ありませんよ?

調整を受けるなら、

どこがどのようになっているのか?
をきちんと説明してくれて

更に自分でもそれを実感させてくれる

そんな腕のいい治療家でなければ
効果はないに等しいと思います。

さて、これは自律神経失調症を
改善させるうえで大事なことですが

そもそもなぜ?
この自律神経失調症になるのか?
という原因が大切なんです。

これは単衣に頑張り過ぎです。

何を頑張っているのか?

それは

こうでなければいけない!!!

という思いこみから来ることが
ほとんどではないかと思います。

私も

ここまでは頑張ろう!

経産婦さんも

こうしなければいけない!

自分で決めたことに縛られて
それで自分を苦しめています。

もちろん社会的な活動をしていて
自分の意思でないことをさせられて
精神的にボロボロになる場合も
あるし、多いと思います。

この自律神経失調症になる原因は
多種多様ですが、心の在り方が
大きな引き金になるようです。

とりあえず、
混乱しないようにするために

簡単にまとめると
頑張り過ぎないことが大事です。

頑張って倒れるくらいなら
一度、休憩が必要だと思って下さい。

ここからは自律神経失調症になって
しまった時の回復させる方法です。

これは私が実際に実践した方法です。

それは入浴です。

入浴は全身の皮膚に直接働きかけて
オキシトシンという安心ホルモンを
放出させることができます。

疲れた時にお風呂に入ると

「ふう~いい湯だな~。」

と、思わず口にしますよね。

あれがその最たる証です。

効果を最大限にするためにも
いくつかして欲しいことがあります。

1.39~40℃で入浴する
2.30分ほど肩まで浸かる
3.風呂場を暗くする

この三つをぜひ取り入れて下さい。
それぞれ理由があります。

39~40℃で入浴するのは
暑いと入れないし、
熱さを我慢している事自体が
交感神経を使っています。

30分ほど肩まで浸かるのは
皮膚全体を通して、水に浸かっている
感覚が母体の中を連想させて、とても
リラックスさせてくれるからです。

風呂を暗くするのは
目からの情報はとてもすごい量です。
部屋を暗くする時間が早いと子供は
早く眠たくなります。

そうやって自律神経を落ち着ける
ために部屋を暗くするのです。

全く暗くすると怖いし、危ないので
脱衣所の電気をつけておくか?
アロマキャンドルを使うのも
いいかもしれません。

これを気長に毎日続けてみて下さい。

本当の意味で回復するのは
概ね3週間位かかると思います。

これは自律神経が乱れていない人も
実践した方がいいと思います。

このようにして
身体からアプローチしていくことで
自律神経を整えていくことで
脳がストレスに強くなり

心の方から来ていることや
現実に起こっていることに対して
対応できるようになることもあります

それでもダメな時には
メンタルからアプローチも必要かも
しれません。

今回の自律神経失調症というのは
誰にでも起こりえますし

なると、ちょっと厄介で
どんどんやる気が無くなって
しまいます。

そうならないためにも
予防が大切ですし、なってしまったら
説明した入浴法を試してください。

身体はそもそも自分で治す力が
備わっています。

その力を信じてあげて下さい。

それはあなた自身の力です。

そして、休むという勇気も必要

頑張り過ぎないという勇気も必要

活き活きと生きて欲しいと思います。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「自律神経失調症の症状と対処法」
というテーマでお届けいたしました。

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