さ~て、今回ご紹介する症例は、
自分がいるだけで
みんなが肩が痛くなる
その場の空気が重くなる
自分なんかいなくなればいいのに?
そう思って悩む20代男性
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは
是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
福岡県久留米市と東京都中央区で
病院では治らない症状を改善しまくる
トータルケア太陽の中尾和人です。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「自分が嫌いの裏にある心理」
というテーマでお届けいたしますね。
同じように自分が嫌いで悩んでいる方の
お役に立てるのではないか思います。
【自分が嫌いになる理由】
私:
「こんにちは。どうしましたか?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ~なんか肩と首とか重たくて」
私:
「へえ~なんかしたんですか?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや~別にしてないんですけど」
私:
「動かして痛いんですか?」
自分のことが嫌いな患者様:
「そういうのじゃないんですけど」
私:
「じゃ、どうすると痛いですか?」
自分のことが嫌いな患者様:
「どうするとって言うかなんか
肩が痛いのって移るんですかね?」
私:
「えっ?移る?どういう意味?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや、あくびみたいに
肩とか首が痛いのって移るのかな?
って思ってですね。」
私:
「あ~なくはないけど何で?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや~僕が居るとみんな肩が痛い
って言い始めるんですよね~。
そしたら、やっぱりそうか~って
なってきて…。」
私:
「みんなって、誰が言うの?
最後はいつあったの?」
自分のことが嫌いな患者様:
「さっきドラモリに行ったんですけど
レジに近づいたら、レジの女の人が
急に肩が痛そうにして、首回したり
し始めたから、やっぱりか?って?」
私:
「他にはどんな場面でそう感じる?」
自分のことが嫌いな患者様:
「仕事で現場に移動する時に車に
三人で乗るんですけど、その時に
自分と乗ったら、肩とか首が痛え
って、言いだすんですよね~?」
私:
「それ聞いた?確認した?」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?何をですか?」
私:
「いや、僕が居るから肩とか
首が痛いんですよね?って
確認をしたのって?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや聞いてないっすよ?」
私:
「なんで聞かないの?」
自分のことが嫌いな患者様:
「何で聞かないの?って
そんなこと聞いたら
頭おかしい人じゃないですか?」
私:
「いや、僕からしたら自分がいるから
肩とか首が痛いとか言ってる人が
頭おかしいと思うんだけど?」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?」
私:
「だって、確認してないんでしょ?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あっ。はい…。」
私:
「じゃあなんで、レジの女の人が
自分が見た時に、首回してたら
自分が近づいたからなの?
たまたまかもしれないし、
いつも肩こりひどくて悩んでいる
かもしれないでしょ?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ~。まあ、確かに。」
私:
「職場の人だって、力仕事だから
肩とか首とか痛いかもしれないし
仕事行く前に仕事したくないから
出てくる口癖かもしれないし
話すことがないから
あ~肩が痛え~ってつぶやいてる
だけかもしれないでしょう?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ、まあそうかもしれないです。」
私:
「大体、自意識過剰過ぎ。
自分のこと嫌いなんでしょ?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あっ、はい。そう思ってます。」
私:
「死にたいとか思ってるんでしょ?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あっ、はあ~…。」
私:
「何でそうなった?いつから?」
自分のことが嫌いな患者様:
「ん~。なんで~???」
私:
「5年くらい前は
どんなやつだった?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ~何か自分。社会の仕組みとか
陰謀論みたいなやつにハマってて
そしたら、みんなバカばっかりで
世の中、おかしいんじゃないかって
思うようになって…。」
私:
「そしたら?」
自分のことが嫌いな患者様:
「なんか周りのこと見下す様になって
そういうのが積み重なってって
いつの間か周りに人が居なくなって」
私:
「居なくなって?」
自分のことが嫌いな患者様:
「こんな感じになってました。」
私:
「社会の仕組みを知った時に
どういうふうにしたいと思ったの?」
自分のことが嫌いな患者様:
「こんなおかしい世の中なんか
俺が変えてやるって思ってました。」
私:
「思ってましたって?」
自分のことが嫌いな患者様:
「今はそんな元気ないです。」
私:
「なんで良くしたかったの?」
自分のことが嫌いな患者様:
「おかしいのはダメですよ?
一部の人だけお金儲けて
税金を不当に払わされて」
私:
「彼女いるんだっけ?」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?彼女?はい。います。」
私:
「周りに人がいないって
言ってたけど?いるじゃん?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや、まあ彼女は別に…。」
私:
「彼女は別にって?どういうこと?
遊びなの?セフレ?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや、そんなんじゃないですよ?
ちゃんと付き合ってますよ。」
私:
「えっ?彼女のこと好きなの?」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?何でですか?」
私:
「いや彼女のこと好きなのか?って」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや好きですよ。別に…。」
私:
「おお~いいね~?」
自分のことが嫌いな患者様:
「なんなんですか?」
私:
「いやいや、じゃあ自分のことは?」
自分のことが嫌いな患者様:
「自分のことはっ?て何ですか?」
私:
「いや、自分のことは好きかって?」
自分のことが嫌いな患者様:
「はあ?自分のことは好きかって?」
私:
「俺は俺のことが好きだ!って
言ってみて?」
自分のことが嫌いな患者様:
「ん?・・・・・・・。」
私:
「口にしてみて?」
自分のことが嫌いな患者様:
「ん?・・・・・。」
私:
「ほら?俺は俺のことが好きだって?」
自分のことが嫌いな患者様:
「ん?言えないです。」
私:
「ほお~言えない?なんで?」
自分のことが嫌いな患者様:
「言えないです。恥ずかしい。」
私:
「恥ずかしい?なるほど。
なんで自分のことが嫌いに
なったのかわかる?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや~…。わかりません。」
私:
「簡単だよ。
自分のことが好きだから」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?・・・・・。」
・・・・・・
私:
「そうなんだよ。
自分のことが好きだから
自分のことが大好きだから
自分のことが好きすぎて
自分のことが嫌いになっちゃった
というわけ。」
自分のことが嫌いな患者様:
「ん?・・・・・・。」
私:
「思い出してみて?
世の中のことを知って
変えてやろうとしてた時
自分にしかこの世界を変える
ことはできないって?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ~思ってました…。」
私:
「もう自分にしかできないと
思って自信に満ち溢れていた。」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ~そうです。
何でも来い!みたいな感じで
威張ってました。」
私:
「その頃、自分のことが
好きだったでしょう?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ~そうでしたね。確かに。」
私:
「おっ?きたね?
じゃあ、俺は俺のことが好きだ!
って言ってみて?」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?言うんですか?」
私:
「そう言うの?早く!」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?・・・・・。言えない。」
私:
「言えるよ!言って?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いや、恥ずかしい。」
私:
「言って、俺は?」
自分のことが嫌いな患者様:
「えっ?俺は~・・・
俺は~俺のことが~好き!」
私:
「もう一回!」
自分のことが嫌いな患者様:
「俺は~俺のことが好き!」
私:
「もう一回!」
自分のことが嫌いな患者様:
「俺は俺のことが好き!」
私:
「もっと大きな声で!」
自分のことが嫌いな患者様:
「俺は俺のことが好きだ~!」
私:
「言えたやん?」
自分のことが嫌いな患者様:
「あ~言えた。
初め全然言える気がしなかった。
でも、言えた~。
そっか~俺は
俺のことが好きだった~。
好きだった~。」
私:
「そうやろ?肩の痛みは?」
自分のことが嫌いな患者様:
「いやなんかないです。
なんか全部スッキリしました。」
私:
「(笑)単純やね。」
と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。
自分ことが嫌いになる理由は単純。
自分のことが好きだから。
もうこれだけ。
自分のことが好きなのに
理想の自分と認識している自分に
ズレがある場合に、自分が嫌いに
なる場合があります。
また理想の自分はこうなのに
親とか自分ではない周りの人から
色々と言われたことで、自分の
認識を作っていくとそうなります。
自分という認識は自分で作るもの
人から見られた言われた自分は
その言った人の見た自分のある
側面だけを捉えた ただの感想。
自分という認識を自分で持つ
人には左右されなくて結構。
自分が嫌いとか、死にたいとか
言ってる人はこの事を思いだして
欲しいな~と思う。
自分が好きだという感覚を
思い出すと、自分が如何に
愛されていたのかに気づく
理想の自分には
少しづつ歩んでいけばいい
誰と争うこともない
焦らず、ゆっくり着実に歩めばいい
なぜならば
自分だけの自分のための人生だから
最後に私は私のことが大好きだ!
って言ってみて?
内側から力が湧いてきますよ!
ちなみに、この彼は帰り際に
言って?とも言ってないのに
急に大きな声で
「俺は俺のことが好きだ~」
と、最後に叫んで帰りました。(笑)
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「自分のことが嫌い」
というテーマでお届けいたしました。
同じようなご経験でお悩みのあなた!
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