乳癌の手術後の腕の痛みの原因とは?

さ~て、今回ご紹介する症例は、

乳癌を患い、温存手術をした後に
2週間ほどしてから腕が痛くて
動かせなくなった50代女性

が診察でお見えになる内容です。

同じような症状でお悩みの方は
原因を書いてますので
是非読んでくださいね!

プリント

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
の中尾和人です。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「乳癌の手術後の腕の痛み」
というテーマでお届けいたしますね。

同じような症状でお悩みの方の
お役に立てるのではないか思います。

福岡県久留米市の整体師が診た!
【乳癌術後の腕の痛みの原因とは?】

私:
「こんにちは。
今日はどんな風にありますか?」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「はい。わたし、検診で乳癌が
見つかって、6月21日に温存手術
部分切除をしまして、5日ほど入院を
してから、退院したんです。」

私:
「それは大変でしたね~。」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「はい。おかげ様で経過は良好で
一週間自宅で療養をしていました。
すると、先週の金曜日かな?
腕が痛くなってきて、もう今では
全然動かせなくなってしまって?」

私:
「あ~腕が動かせないんですね。」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「手術した事と関係あるのかな?
と思ったので、手術をしてくれた
先生に聞いたんです。

でも。手術とは関係ないし
傷口とかも順調に治っているから
心配ないと言われて

気になるのなら整形を紹介するって
言われたので、紹介された整形へ
今度の金曜に行くようにしてます。」

私:
「関係ないってですね~。
整形に行って何するんですか?」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「いや、たぶん湿布もらって
帰ってくるだけになると思います。」

私:
「そうですよね?
腕の痛みはどんな感じなんですか?」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「どんな感じというと?」

私:
「動かして痛いとか?
物持つと痛いとか?
触るだけで痛いとか?」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「あっ!今はもう
触れるだけで痛いですね~。」

私:
「触れるだけで痛いんですね?
動かすのは大丈夫なんですか?」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「いや、動かすことは痛くて
全くできないんです。」

私:
「なるほど。」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「手術したのと関係ありますかね?」

私:
「医者は関係ないと言うんですけど
大あり!だと僕は思います。」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「あ~やっぱりそうですか?」

私:
「そうです。
とりあえず診ていきましょう!」

検査、説明して施術後

私:
「はい。動かしてください。」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「あ~すご~い!少し動かせる~。
まだ痛みはあるけど。」

私:
「まあ完全には無理ですよ。
でも、これで理屈は合ってるし
何とかなりそうですね。」

乳癌術後に腕の痛みが出た患者様:
「そうですね。
いや~すごいすごく楽になった~。」

と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。

この乳癌の手術をした後に
腕や肩が痛くなるという事は
結構、耳にします。

でも、その原因を書いてあるのは
この方は調べたけど納得する内容を
見たことがないそうです。

確かに調べると、
乳癌の術後の腕の痛みということで
書いてあるサイトを見てみましたが
どれも大したことは書いていません。

リンパ浮腫

手術の際の切り口が神経を損傷する

傷口のために大事にしていて
動かさないから、動かなくなる

とか、色々と書いてあります。

要するに

腕の痛みがあるのなら痛みのない?

もしくは

痛みの少ない範囲で動かしましょう!

というのが、見解のようです。

でも、この乳癌の手術後の
腕の痛みって?尋常じゃないほど
痛がってますよ?

触っても痛いのに動かせますか?

触ることすら難しいのに
動かすことなんて無理ですよ。

痛いの我慢してなんてダメです。

それなのに

下手なところに行くと
その痛い腕を揉み始める

とにかく動かしましょう!
動かさないと動かなくなりますよ
と言って、運動を勧める

こういうのは間違った治療法です。

まずは乳癌の手術の後になぜ?
腕が痛くなってしまうのか?

その事を知る必要があります。

よく傷口が引っ張って
腕に痛みが出たり、腕が挙がらない
ということが言われるようです。

これもありですが、この症例は
肘の曲げ伸ばしも出来ないほど
腕に痛みがありました。

それを踏まえて

乳癌の手術をするという事は
身体を切るという事です。

身体は全部繋がっています。

その一部分が切られるのですから
身体の中の水の流れというものが
妨げられます。

傷口を治そうとするのですから
水がたくさん必要になります。

転んで怪我したら、傷口から
透明な水が出てきますよね?
それと同じです。

当然、その周辺の水の量は増えます。

さらにリンパの集まる場所を
乳癌は手術します。

リンパというのは全身に組まなく
張り巡らされていて、流れが悪く
なっていると不調や痛みが出る
というのは想像できます。

でっ、何が起こっていて
触るだけで腕が痛くなっているのか?
ということをもう少し丁寧に言うと

それは水の流れが悪くなっていて
細胞が膨れ上がっているからです。

筋肉は細胞の集まりです。

筋肉は動かす時に縮んで膨らみます。

細胞一つ一つが流れが悪いために
膨らんでしまっているのだから
もうこれ以上は動くスペースがない
という状態なんです。

膝に水が溜まって痛かったり
動かせなくなったりするのと
同じような状態です。

頼みの筋肉も腫れあがって
動かせないから血液でも戻して
あげることが出来ないわけです。

では?どうすればいいかと言うと

腕の痛みを取るためには
水の流れを良くすることです。

薬でよくなるのなら
悩んでいる人は少ないことでしょう。

また、手術した傷口があるから
もうそれは無理と考える人もいる
かもしれませんね。

身体は繋がっています。

色々なところで連絡し合って
迂回路がいっぱいあります。

そういう観点から診ていくと
色々と出来ることが見えてきます。

間違っても、腕に触るだけで
痛みがある時には動かしては
いけませんよ。

キーポイントは
温度差を利用するということです。

これは検証していないので
私が自分でしていることを
言葉でするのならこうなると
いうことです。

一応、5万人くらいの方に
見ていただいていますので
きちんとした内容をお届けしたい
ので、こういう表現になることを
ご理解ください。

もう一度、繰り返しますが
間違っても、痛いのに揉んだり
動かしたりしてはいけませんよ。

痛みがあっても、動かしていい
という判断はある程度、症状が
落ち着いてからです。

目安は触るだけで痛みが出る
という事が無くなってからです。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「乳癌の手術後の腕の痛み」
というテーマでお届けいたしました。

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