さ~て、今回ご紹介する症例は、
自分の脚が自分の脚でないような
力が入らないというか、力が急に
抜けるような感覚になったりして
太ももに力が入らないという方
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは
是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「太ももに力が入らない」
というテーマでお届けいたしますね。
同じように太ももに力が入らないと
感じている方のお役に立てるのでは
ないか思います。
福岡県久留米市の整体師が診た!
【太ももに力が入らない原因とは?】
会話の後には症状に対する
原因と対策を書いてますので
ぜひ最後まで読んでみて下さい。
私:
「こんにちは。
今日はどんな風にありますか?」
太ももに力が入らない患者様:
「何て言ったらいいのか?
なんか自分の脚が自分の脚でない
ような感じなんです。」
私:
「というと?具体的にどんなところが
自分の脚ではないと感じますか?」
太ももに力が入らない患者様:
「そうですね~。
急に力が抜ける時もあるし
こう動かす時には動くんですけど
なんか力が入っていないというか?」
私:
「動くけど、力が入ってない?
痺れとか感覚的なものは?」
太ももに力が入らない患者様:
「前は痺れがあったんですけど
今は痺れは無くなって、この何か~
太ももに力が入ってないという感じが
すごいあって、気になるんです。」
私:
「そうですか。
それはいつからですか?」
太ももに力が入らない患者様:
「これは関係あるかわからないんです
けど、2週間前にぎっくり腰になって
その時は腰が痛かったんです。」
私:
「何をしていてなったんですか?」
太ももに力が入らない患者様:
「バーベルスクワットです。」
私:
「バーベルスクワット?」
太ももに力が入らない患者様:
「140キロくらいを肩に担いで
スクワットしている時にぐわっと!
来てから、痛みが走りました。」
私:
「それは治ったんですか?」
太ももに力が入らない患者様:
「あっ?はい。一週間くらいで。」
私:
「その時に痺れとかは?」
太ももに力が入らない患者様:
「その時はないです。」
私:
「その時は…というと?」
太ももに力が入らない患者様:
「その後にラグビーの試合をしていて
急に太ももに力が入らなくなって
全く動けなくなったんです。」
私:
「全く動けなくなった?」
太ももに力が入らない患者様:
「はい。もう全然力が入らなくて
その時は痺れもあったし、
このままだとやばいな~という
不安がすごかったんですけどね。」
私:
「そりゃ~そうでしょう?」
太ももに力が入らない患者様:
「でも、しばらくして
太ももに力も入るようになってきたし
動く分には動けるようになってきて
痺れも無くなったからいいかな?
と思っていたんですけどね。」
私:
「思っていたけど?」
太ももに力が入らない患者様:
「いや~。こんな感じでやっぱり
太ももに力が入らないというか
違和感がすごいんですよね。」
私:
「ラグビーでタックルしますよね?」
太ももに力が入らない患者様:
「はい。かなりタックルしてます。」
私:
「その時の格好を見せて下さい。」
太ももに力が入らない患者様:
「あっ。はい。」
確認中
私:
「なるほど~。筋肉の張りと背骨を
確認したら、腰の5番が大きく左に
ズレているみたいですね。」
太ももに力が入らない患者様:
「あ~それ。うちには専門で来ている
トレーナーがいるんですけど、
その人にもL5がズレてるみたい
なんだけどね~と言われました。」
私:
「へえ~?
その人がしてくれりゃ~いいのに?」
太ももに力が入らない患者様:
「いや、一応、そのつもりやってみた
けど、今の自分では全然治せないから
いつも行ってる処に行ってきて?
って言われました。」
私:
「おお~その人潔いですね~。
まあ、そのL5が問題みたいだから
まずはそこを調整してみましょう?」
太ももに力が入らない患者様:
「はい。お願いします。」
施術中
私:
「よし!動かして太ももに力が入るか
確認してみてもらっていいですか?」
太ももに力が入らない患者様:
「あ~来た時よりはだいぶ~。
ん~でも、お尻の所とか力がまだ
入ってないというか…。」
私:
「どういう動きをする時に
力が入ってないと感じますか?」
太ももに力が入らない患者様:
「この太ももを挙げる動作とか?」
私:
「あ~その動作ですね~?
今の動き方で診えたみたい…?
ここが変ですね~。」
太ももに力が入らない患者様:
「あ~痛いです。痛い。」
私:
「ここの足の付け根は
どうかしたんですか?」
太ももに力が入らない患者様:
「この間の試合中に、
そこにモロに膝蹴りを喰らって
めちゃくちゃ痛かったんですよ~。」
私:
「なんじゃそりゃ?
ぶつけてるじゃないですか?
それでこんな風になってるんだ?」
施術中
太ももに力が入らない患者様:
「あ~痛かった~。」
私:
「ごめんなさいね。
でっ、さっきみたいに太ももを
挙げる動作をしてみて下さい。」
太ももに力が入らない患者様:
「あ~あ~あ~~~。
すごくいいです。すごくいい。」
私:
「これは結構、重なり合った原因で
太ももに力が入らなくなったみたい
ですけど、もう大丈夫でしょう。」
太ももに力が入らない患者様:
「いや~やっぱり来てよかった~。
病院には骨が異常あるかどうか
だけを診せに行こうと思ってて
なんかあったら、もうお願いしよう
と思ってるんで、お願いします。」
私:
「まあ来たら、何とかしますよ。
出来ることはあるはずですからね。」
太ももに力が入らない患者様:
「いや~本当に助かりました。」
と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。
まずはこの患者様の太ももに力が
入らないというのは神経障害です。
わかりやすく図で説明すると
この付近から出ている神経が
関係していたようです。
この患者様の違和感の出発点は
バーベルベンチのときに
ぎっくり腰になった時からです。
しかもぎっくり腰になったのは
重かったからではないようです。
水分を取らずに、ずっと筋トレをし
続けたために、腎臓がへばり、
ぎっくり腰になったようです。
腰の骨を支えている大事な筋肉の
大腰筋がへばった状態のままで
回復をさせていませんでした。
その状態でラグビーの試合に出て
タックル?スクラム体勢を何度も
繰り返して、へばってない方の
筋肉に負担が過度にかかって
しまいました。
これにより、腰骨を支える大腰筋が
アンバランスを起こしたために
L5がズレてしまい、神経を圧迫して
痺れや違和感を感じていたようです。
さらに、試合中にタックルで相手から
膝蹴りを喰らったことで足の付け根の
部分が大きくズレてしまっていた
ことで動きづらさを感じていた。
これがこの患者様の抱えていた
問題を引き起こしていた原因です。
骨の調整は私がしましたが
これからはへばった大腰筋を使い
水分を取るようにして、練習を
気を付ければ、再発しにくい身体に
なると思われます。
太ももに力が入らないというひとつの
訴えの中にこれだけの要素が入って
いる興味深い症例だと思います。
何にしても、まずは何が
その症状を引き起こしているのか?
それをきちんと突き止めることが
最も治療効果を高めることに繋がり
回復を早めるコツです。
ぎっくり腰になりやすい人で
そういえば水分不足だと感じる方は
気をつけた方がいいですよ。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「太ももに力が入らない」
というテーマでお届けいたしました。
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