さ~て、今回ご紹介する症例は、
4年前より脚が重たくなり
つま先立ちも踵立ちも出来なくなり
走ることも歩くのも困難になってて
原因不明のままの40代男性
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは
是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
福岡県久留米市と東京都で
病院では治らない症状を改善しまくる
トータルケア太陽の中尾和人です。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「脚が重たくて力が入らない原因」
というテーマでお届けいたしますね。
同じように脚が重たくて力が入らないで
お困りの方には参考になると思います
【脚が重たくて力が入らない原因】
私:
「こんにちは。
メールで歩行障害ということが
書いてありましたけど?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。そうなんです。」
私:
「どういう経緯でそうなったのか?
どういう事で困ってるのか?
という事を教えて下さい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「どういう経緯というか4~5年前に
脚が重たいなって感じるようになって
何なのかな~?感じだったんです。」
私:
「その時に何かあったことか
何かをしたとか、何かありますか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「いや!それが全然なくて
本当に自然になった感じで…。
ぎっくり腰はよくしてました。」
私:
「なるほど脚が重たいって感じて
それからどうしたんですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「病院に行って色々と調べて
MRIとかでも検査したけど異常なしで
ひょっとして脳かな?ということで
検査したんですけど、異常なしで
とりあえず原因不明で来てます。」
私:
「今の症状としてはどんな感じで
どんな事で困っているんですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「先生のサイトで書いてあった
つま先立ちが出来ないのもあるし
踵でも立てない状態なんです。」
私:
「えっ?つま先も踵も両方?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうなんです。」
私:
「ほお~珍しいですね。
両方の脚ともなんですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。そうです。
右足は神経が低下してて
左足は筋力低下してると
診断されているんです。」
私:
「神経が低下してる?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「総腓骨神経麻痺で前脛骨筋と
腓腹筋が機能していないそうです。」
私:
「ふ~。そうですか。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「ALSじゃないかっていう事も
言われたりしてるんですけど
体調で良い時と悪い時があるから
それは違うかもしれないね~
ということも言われてます。」
私:
「色々と通ってるんですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうですね。
脳外科、神経外科へ通院して
整体、鍼、灸、カイロなど
半年くらい通ってみたりして
ますけど、どこも原因不明で。」
私:
「なるほど~。
他に病気をした事はあります?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「他ですか?小児ぜん息で
けっこう入退院を繰り返しました。」
私:
「他には?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「左の前十字靭帯を損傷してます。」
私:
「何をしててですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「ハンドボールをしてたので。」
私:
「どれくらいの期間ですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「高校から大学の3年生までです。」
私:
「他に事故とか運動とかは?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「特にないですね。」
私:
「仕事は何をしてます?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「広告関係の仕事です。」
私:
「何年くらい?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「卒業してからだから~。」
私:
「わかりました。
仕事では座りっぱなし?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。大体座ってます。」
私:
「ん~。そうですか。
今聞き取りした感じでは
正直、あんまりわからないです。
僕、結構、パッとわかるんですけど
全然、ピンとこないんです。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうですか…。」
私:
「ただひとつだけ気になることが…。
何か小刻みに震えてるんですよね。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうですか?震えてますか?
自分では全然わからないです。」
私:
「とりあえず脚の状態を診ますので
ベットに仰向けに寝てみて下さい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。わかりました。」
検査中
私:
「これは脚の神経は通ってます。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうですか?」
私:
「はい。間違いなく大丈夫。
でっ、この左足が筋力が低下して
細くなってるのは僕は血流が不足して
こういう風になってると思います。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「血流ですか?」
私:
「はい。ここの部分でおそらく
血流が阻害されていると思います。
ここ触るとどんな感じですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「あっ?なんか痛い?
違和感があります。確かに。」
私:
「でっ初めに言っておかないと
いけないですね。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい?」
私:
「いや、今日で何か驚くほどに
変わるとか良くなるとそういうのは
ちょっとごめんなさい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「あ~それは~。はい。もちろん。」
私:
「精一杯、原因を探りますから
何か手がかりでも見つかれば
と思っていますので。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。よろしくお願いします。」
私:
「これは神経が通ってるので
骨盤とか背骨を触っても仕方ない
と僕は思うんです。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「いつもそういう処を診てもらって
ますけど、そうですか~。
私:
「それから血流不足になってるのって
心臓に何かあるって言われたことは
ありませんか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「ないですけど?何か?」
私:
「じゃあ中隔欠損じゃないか?
親に聞くとか検査して下さい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「中隔欠損ですか?」
私:
「胎児の時に心臓に穴が開いてて
それが産まれてからしばらくすると
閉じるのが普通なんですけど
それが開いたままの人がいますので
調べてみて下さい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。わかりました。」
私:
「小児喘息と言われてましたね。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。そうです。」
私:
「たぶん、咳をしたくないとか
そういう意識ありませんか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「あ~あります。あります。
再発して今も吸引をしてますから。」
私:
「なるほど。それで震えてるんだ~。
すいません。呼吸してみて下さい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「呼吸ですか。はい。」
私:
「そうするんですね~。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうするって?」
私:
「呼吸が出来てないです。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「呼吸が出来てない?」
私:
「そうです。
咳が出るのを避けるために
変な呼吸の仕方をしてます。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうですか~。」
私:
「これあれでしょ?
梅雨の時期とか相当辛いでしょ?
症状も一緒に悪くなったりすると
思うんですけど、違います?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「あ~言われてみればそうです。
季節の変わり目とかそうです。」
私:
「やっぱり。
この症状は呼吸の仕方で状態が
悪化したり、良かったりします。
喘息が関係してる感じがする。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「へえ~でも言われてみれば
そうかもしれませんね~。
喘息と関係してるとか考えても
いなかったので驚きです。」
私:
「ちょっと関連のある処を
調整をしてみていきましょう?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。お願いします。」
調整中
私:
「よし!今日は調子悪い方ですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうですね。
今日はかなり調子悪いです。」
私:
「さっき屈伸がしにくそうだったので
それをやってみましょうかね?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「あっ?はい。」
屈伸中
私:
「あっ?ほら?
さっきみたいに手つかなくていい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「あっ、確かにそうですね。
え~新しい観点ですね~。
言われてみればそうなのかも…。」
私:
「呼吸するのに一生懸命でそっちに
力を使ってしまってて、下半身にまで
うまく力が使えてないイメージだと
言えばわかってもらえますかね?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「あ~なるほど。わかります。
なんか初めて言われることばかりで
何かでも妙に納得します。」
私:
「結婚してるんですか?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。してます。」
私:
「子供は?」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「います。」
私:
「なら、元気に動いて遊んでね~。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうなんです。」
私:
「ちょっと大変でしょうけど
やっていけば変わると思います。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうですか~。」
私:
「これは成果が出るのに時間がかかる
と思うので、途中で他の方法を探そう
としたりしたくなると思いますけど
ここはグッと辛抱してやって下さい。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「そうなんですよね~。」
私:
「どうしても行き詰ったら
また来てください。」
脚が重たくて力が入らない患者様:
「はい。ありがとうございます。」
と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。
この方の脚が重たいという症状
私は初めて診ました。
長くて詳しく書けませんが
とても複雑に絡み合ったものが
身体の自由を奪うということを
顕著に表した症例だと思います。
身体は繋がっているものです。
それらを色々と究明して
やるべきことを色々と伝えて
帰ってもらいました。
この方の症状
脚が重たいと言ってはいますが
正しくは力が入っていないという
表現の方が正しいのではないかと
私は思いました。
血流不足で脚の新陳代謝が悪くなり
力が入りづらいからますます使うのを
無意識に避けてしまう。
すると
どんどんと気付かない間に筋力は
低下していき、足は細くなっていく
そして
悪循環のスパイラルに入る
この方の症状の鍵は血流です。
しかも
それは温めて対処するとかではなく
呼吸の仕方に問題がありました。
まだはっきりとした結果は
出てないですけど、今日診た限り
この患者さんが尽くしてやれば
回復すると思います。
どこにいってもわからない
だからと言って
諦めないでほしい
結果がすぐに出ないからと言って
諦めないでほしい
辛抱して頑張ってほしい
やったことの結果はついてくる
そう希望を持ってほしいと思います。
この患者さんの気持ちが痛いほどに
わかるので、ぜひとも回復して欲しい
そう思います。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「脚が重たくて力が入らない原因」
というテーマでお届けいたしました。
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なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。
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