内くるぶしの痛みで悩んでいるのなら参考にしてみてください。

さ~て、今回ご紹介する症例は、

野球で試合中にスライディングして
スパイクの爪が刺さって、足首を
痛めてから、なかなか治らないで
思うように野球ができない19才男性

が診察でお見えになる内容です。

気になっているあなたは
是非読んでくださいね!

こんにちは。

「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
福岡県久留米市と東京都中央区で
病院では治らない症状を改善しまくる
トータルケア太陽の中尾和人です。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「内くるぶしの痛み」
というテーマでお届けいたしますね。

同じように内くるぶしの痛みがあって
なかなか治らないでお困りの方の
お役に立てるのではないか思います。

【内くるぶしの痛みについて】

私:
「こんにちは。
どんなことでお悩みでしょうか?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「足首が痛いんです。」

私:
「足首のどこが痛いんですか?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「裏というか?内側というか?」

私:
「どんな風に痛いんですか?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「どんな風に?痛い?
ん~普通に痛いです。」

私:
「こう動かすと痛いとか
こういうことをしたら痛いとか
痛みについて詳しく教えて下さい。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「体重かけても痛いし
歩くときも痛いし
野球がとにかく出来ないです。」

私:
「あ~野球やってるんですね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~はい。」

私:
「痛くなつたのは野球で?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。そうです。」

私:
「どんな感じで痛めたのかな?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「二塁にスライディングした時に
スパイクの外側の爪が地面に
刺さってしまって、身体だけ
前に倒れたみたいになって…。」

私:
「あ~それで強くひねったわけ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。そうです。」

私:
「それはいつのこと?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「もう一ヶ月くらい前です。」

私:
「病院には行きました?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。」

私:
「骨に異常はなかった?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。折れてはいませんでした。」

私:
「それで治療は?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「3週間固定してました。」

私:
「それだけ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いやリハビリとかしてますけど
なんか腫れてる感じがするし
痛みが全然引かないです。」

私:
「ふ~ん。なるほど。
ちょっと診てみようかな?
いいですかね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。」

検査中

私:
「これ。まずですね。
内くるぶしを触ってみて?
他と比べて熱いのはわかる?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~わかります。」

私:
「ねっ?まずはこれで
炎症が起きているということが
わかりますよね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。」

私:
「炎症が起きているなら
当然、痛みがあります。
そして、さらにね?
骨がズレたままになってる。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「ズレたまま?」

私:
「足首を捻った時に捻ったままの
状態で固定されてしまってる。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「・・・・・・・。どうすれば?」

私:
「だから、今日は炎症が引くように
引くというか早く引かせるために
熱を入れます。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「熱を入れる?」

私:
「そう、一見、逆のようだけど
熱を入れてから回復のスイッチを
入れていきますから」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「回復のスイッチ?」

私:
「それから今日は動かせる範囲で
固定されてしまった骨を動かして
動きが出るようにしますよ。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~はい。」

私:
「今日は痛みは引かないからね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~はい。」

私:
「それから野球の練習には
3週間行かないようにして?
出来ないと痛み取れないからね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「え~それは無理です。」

私:
「じゃあ無理だな。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「行くだけならいいですか?」

私:
「ダメです。行って何する?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「バッティングのトスのサポートとか
色々とありますけど?」

私:
「足使うでしょ?
炎症を抑えるためには休む」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「じゃあ上半身のウエイトとかなら
いいですよね?」

私:
「いやいやウエイトをやってて
踏ん張る時にも足をつくでしょ?
それもダメです。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「え~それは無理なんですけど?」

私:
「じゃあ、僕には治し方がわからない
だから別のところで診てもらって?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「えっ?」

私:
「僕は君に必要なことでベストだと
思うことを伝えているから
その提案を受け取ってくれないなら
お互いに時間の無駄になるから?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、わかりました。
休みます。休みます。」

私:
「本当に出来る?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「休みます。はい。」

私:
「一流は休む時にきちんと休む
なぜ?休めるか?わかる?
帰って来れる事を知ってるから。
だから治療をしてからやればいい。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「わかりました。」

私:
「じゃあ、帰ってから3週間の間
足首を寝る前に冷やすようにして
もらっていいですか?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「毎日ですか?」

私:
「はい。3週間後に来てもらうまで
毎日です。毎日夜に冷やします。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「わかりました。」

~ 2週間後 ~

私:
「こんにちは。
お母さんも今日は一緒ですね。
こんにちは。お母さん。」

内くるぶしの痛みがある患者の母親:
「こんにちは。
今日はよろしくお願いします。」

私:
「はい。こちらこそ
でっ、どんなですか?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、痛いです。」

私:
「そうですか?
どんな風にすると痛い?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「しゃがむと痛いです。」

私:
「しゃがんで?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あっ、もう痛いです。」

私:
「なるほど。
じゃあ寝て下さい。
状態を診ます。」

検査中

私:
「ちゃんと冷やしてたみたいね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。冷やしてました。」

私:
「炎症は冷えてるみたいですよ。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「そうですか。」

私:
「不服そうやね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、別に・・・。」

私:
「痛みが取れてないからかな?
でも、炎症も収まってるしね。
で、踵とスネの骨が結構いってる
みたいですね?炎症が治まって
余計にきれいにわかる。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「ふ~ん。そうですか。」

私:
「そうみたいですよ。
これも調整しておきます。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。」

調整中

私:
「しゃがんでみて下さい?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。あっ少しいいですけど
でも、普通に痛いです。」

私:
「どうするとどこが痛い?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「しゃがんでは痛くないけど
しゃがんだ状態で前に身体を
倒すと内くるぶしが痛いです。」

私:
「そうか~。さっきより全然
可動域が出てるけどな~。
ちょっと診せて?」

検査中

私:
「なるほど。これはね~?
この筋肉が邪魔してるみたい。
これ、内くるぶしに引っかかる
みたいな痛みじゃないかな?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~そうです。
引っかかってるみたいな感じです。」

私:
「う~ん。そうやね。
ちょっと調整するよ~。
ちょっと痛いよ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。大丈夫です。」

調整中

私:
「はい。しゃがんで
さっきみたいに痛いって
動作をしてみて?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。あっ?だいぶいいです。
でも、やっぱり痛いです。」

私:
「でも、いいんやろう?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。でも、痛いです。」

私:
「理屈を説明すると
骨がズレたままで固定していて
筋肉までもが縮んでしまって
動かせる範囲が少ないための
痛みが出ているわけです。

それなのに
受傷した時の痛みと混同して

結果として痛い

ただそれだけになってるわけ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~・・・・・
自分でも足首が硬くなってる…」

私:
「硬くなってるのは?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、硬くなってると思っていた
けど、自分でも・・・。はい。」

私:
「自分でも何なん?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「自分でも回したりしていたけど
それではダメだったというか…。

私:
「そうなんですね。
自分でも気づいていたんですね。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。でも・・・。」

私:
「まあ、そういうことですから
だから、その部分をしっかりと
筋肉が動かせるようにしていけば
痛みは取れると思いますよ。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~はい。」

私:
「もう練習にも復帰していいよ?」

内くるぶしの痛みがある患者の母親:
「えっ?もういいんですか?」

私:
「はい。筋肉を柔らかくするやり方を
教えますから、それから練習した後
必ず冷やすようにして下さいね?」

内くるぶしの痛みがある患者の母親:
「冷やすようにですね。いつまで?」

私:
「内くるぶしの痛みがなくなるまで」

内くるぶしの痛みがある患者の母親:
「わかりました。わかった?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「うん。」

私:
「でっよ?
ちょっと話をしていいかな?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あっ、はい。」

私:
「あのね。練習に行きたくない
理由とかあったりするかな?
誰か嫌いな人がいるとか?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「別にありません。」

私:
「本当に誰もいないの?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。嫌いな人とかいません。」

私:
「そうなんですね。
じゃあ、マネージャいる?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。いますけど。」

私:
「その子のこと好きなん?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、別に。」

私:
「その子は誰かと付き合いよるん?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。付き合ってます。」

私:
「同じ野球部で?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。そうです。」

私:
「ふ~ん。本当に練習に行きたくない
理由とかないんですかね?
ていうか、なんでこんな自分の
思ってることを普通に口にすることが
できなくなってしまったんかね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「・・・・・・・。」

私:
「何でですかね?お母さん。」

内くるぶしの痛みがある患者の母親:
「小さい頃にこんな風に
急に変わったんですよね。」

私:
「ふ~ん。なんかあるやろ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「・・・・・・・。」

(涙)

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、普通に自分ではやれる
そう思ってるんですよ。グスっ。」

私:
「やれるって何を?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、普通にみんなよりも
遠くに飛ばせると思うんです。」

私:
「何を遠くに飛ばすの?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、バッティングです。」

私:
「あ~バッティングね?それが?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、練習ではうまくできるけど
試合になると全然打てなくなる
というか・・・・・」

私:
「あ~そういうことか?
試合と練習が違うと感じて
うまく力が出せないわけね。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。色々とフォーム変えたり
色々としたんですけど・・・。」

私:
「それで誰かバッティングホームを
見てくれる人を紹介してって
言ってたわけね?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「そうです。」

私:
「ふ~ん。なんで放っておいたか
わかるかな?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや・・・・・。」

私:
「打てないのはメンタルやろ?
練習では打てるんやろ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はい。」

私:
「練習も試合も一緒やろ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「いや、球のキレとか違うし…。」

私:
「そんなの関係ない
球が飛んできて、それを打つだけ
練習も試合も一緒よ?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「そう言われれば、そうですけど。」

私:
「一緒よ。わからないでいいから
いつも見えるところに〇○を置いて
眺めるようにしておいて?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「はあ?○○ですか?」

私:
「そう。わからんでいいから。
あとは足のさっきの筋肉をやって
練習後に冷やすことをやって?」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「あ~わかりました。やります。」

私:
「大丈夫。
すぐに打てるようになるよ。」

内くるぶしの痛みがある患者様:
「ありがとうございます。」

と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。

この内くるぶしの痛み

捻挫による受傷後の痛みは
まずは炎症が起こっていないか?

それが一番のチェックポイントです。

炎症があっては痛みは取れません。

まずは徹底的に足に体重をかけずに
炎症を引かせるために冷やします。

どうしても歩いたり、生活で
立たざるを得ないという方もいる
かと思います。

そういう時には
歩いたあとに夜寝る前に冷やします。

寝る前に15分位冷やせば十分です。

そして

受傷してから大事な事は
骨のズレを修正することです。

これが出来ていないと
なかなか痛みが引きません。

もしくは

引いたとして
ズレたまま体重をかけ続けると
骨の変形が始まります。

痛みがないからと言って
放置しておくと変形して
そのうち痛みが出ることもあります。

そして

最後はギブスで固定したとき

元々の受傷した痛みと動かさないで
硬くなってしまっている筋肉の痛みが
混同している場合があります。

例えるならば

腕の骨を骨折しました。
固定して骨の骨折は治りました。

はい。腕を動かして下さい?

いや、動きません。

みたいな感じです。

想像できますよね?

だから

こういう時には元々の受傷した痛みか

それとも

動かさないでいたために出た痛みか?

それをはっきりと見極める
必要があります。

時間が解決する場合もありますが

出来ることなら、早く回復させたい

だから

しっかりと診れる専門家を探す

とくにこういうメンタルも絡むと
余計に総合的に診てくれないと辛い

それは置いておいても

内くるぶしの痛みは捻挫してなくても
発生する場合があります。

それは骨のズレが原因であることが
多いような気がします。

骨のズレを修正すれば痛みは取れます

それからずっと昔に捻挫したとかも
年齢を重ねてから痛みとして出てくる
ということもあります。

その時には骨の変形がセットに
なっていることが多いようです。

それでも痛みはなんとかなりますので
安心して下さい。

内くるぶしの痛み悩んでいる方は
参考にされてみてください。

さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」
「内くるぶしの痛み」
というテーマでお届けいたしました。

同じようなご経験でお悩みのあなた!
病院では治らない症状に対する対応力
を徹底的に高めた当院へお越し下さい。

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当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

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