寝たきりにならないようにするための基本

6月 10, 2016


本人はもちろん、家族のみんな大変な思いをする

寝たきりにならないようにするためのその方法は
単純ですね。  励ます事と身体を動かす事です。
ある実例をご覧ください。

おしいちゃん、おばあちゃん

こんにちは。

家庭の医学 in 久留米を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の家庭の医学 in 久留米は
「寝たきりにならないように」
というテーマでお届けいたしますね。

今回も実際に私のところで診させて
いただいた患者さんの実例を基に
寝たきりにならないにする方法を書いていきます。

その方は要介護2で、訪問介護を受けて
あったようですが、3か月しても、動ける
ようにならなかったので、私のところに
娘さんが相談にみえてからのご縁です。

今は要支援2になって、近所のスーパー
まで買い物に行けるようになっています。

当時の状況は、年齢が84歳の女性です。

初めて出会った時は、お尻の部分に強い痛みを
訴えていて、寝返りもすることができず
痛みで横になって寝る事もできずに、
座ったまま寝るという状態でした。

病院では、右の股関節がかなり変形していて
それによる痛みだという説明を病院から
受けていました。

心臓にペースメーカーを入れていることで
人工関節の手術ができないと言われていて
ブロック注射を打って、過ごしていました。

当然、痛みにより精神的にも落ち込み
このままでは、寝たきりになるという
恐怖を家族全員が感じていました。

私は痛みの感じから股関節の痛みではなく
病名はつけていませんが、おそらく腰の
辺りからくる神経痛であると判断しました。

病院に、腰の方を診てもらうように強く
勧めましたが、股関節からきていると
いう診断が3か所の病院で言われていて
なかなか上手く診てもらう事ができません。

知り合いを通じて、腰のMRIを撮って
もらえるようにしてもらい、ようやく腰に
異常があり、痛みが来ているということで
診断をもらうことができました。

なぜ?この腰からきているという情報が
欲しかったかというと、股関節からきて
いるから、もう仕方ない。何をしても
無駄だという思い込みがすごかったからです。

寝たきりを防ぐためには、気力が一番大事なのです。
将来に向けて、希望がないと  人間は辛いものです。

寝たきりにならないために、まずは痛みを
取る所から、この方の場合は始まりました。

これから先、この方がどのように回復して
いったのか?後ほど詳しく書いていきますね。

その前に寝たきりにならないように
寝たきりそのものについて書いて
いきたいと思います。

寝たきりには誰でもなりたくありませんよね?

寝たきりになってしまうと、
本人も嫌でしょうが世話をする事になる
家族の負担と言うものは図り知れません。

寝たきりと言うのは、
身体を自由に動かす事ができなくて
炊事・洗濯・下の世話をしてもらわなければ
いけない状態の人の事を言います。

寝たきりの人が日本には実際には
どれくらいいると思いますか?

介護保険サービスの介護認定4か5の人が
ある程度、身の回りの事を出来ない状態だと
すると、その人数は84万人ほどいます。

平成23年時点で65歳以上の人口は
2980万人というデータがあります。

つまり老人と言う良い方が正しいとは
思いませんが、65歳以上の人で
寝たきりの人は、3%未満という事です。

数字にして見ると、そんなに寝たきりの
人は多くない印象を受けますよね。

では実際に、寝たきりになってしまう
きっかけというのは何なのでしょう?

寝たきりになるきっかけというのは
一番は「脳血管疾患」です。

病名で言うと  脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血などが
主な原因になっています。

男性は、寝たきりになる原因の50%を
脳血管疾患が占めるようです。
ちなみに女性は25%ほどです。

他に寝たきりになる原因としては
痴呆、転倒による骨折、老化による衰弱
が原因として挙げられます。

このきっかけなのですが、実際のところ
どうなのでしょうか?私は疑問があります。

寝たきりになるのは、よほどひどい脳の
疾患を患った場合のみで、脳の疾患でも
動かせる手足をなんとか使ったりして
寝たきりは防げるはずです。

痴呆だって、体が不自由なわけでもない。
骨折だって、しばらくは不自由で入院する
かもしれませんが、いずれは回復します。

死を間際にした老化による衰弱なら仕方が
ありませんが、そうではない場合は
身体はある程度動かせるはずです。

身体が不自由で障害を抱えている人が
寝たきりになっているかというと
そうではありませんよね?
みなさん立派に活躍されています。

寝たきりにならないためには、
気力を失くさないことなんです。

そのためには、自分で身の回りの事を
きちんとするぞ!という気概が大切です。

人と言うのは、弱い生き物です。
楽な方、楽な方に流されていきます。

初めは食事だけの宅配のつもりが
いつの間にか炊事洗濯までしてもらい
動く事自体が億劫になってきます。

そうしている内に筋力は低下し、
実質的にも動きが悪くなっていき
寝ている事が多くなって、実質、
寝たきり状態になっていきます。

また、痛みがあることで動けない場合が
あります。その場合はまずそれを何とか
していかなければいけません。

初めに登場した84歳の女性は
お尻の痛みがありました。

初めは変形性股関節症という病名でした。

しかし、検査を何度も受けてもらって
後ほどついた病名は脊柱管狭窄症です。

この痛みが  彼女のやる気を失くしていたのです。

この痛みは、薬やブロック注射など
私も施術を根気良くする事で無くなり
動けるようになってきました。

しかし、長い間、動いてなかったもので
筋力の低下が著しかったので、立ったり
座ったりするのさえ、困難となっていました。

痛みでやる気を失くし、
動けない自分に対してやる気を失くして
その都度、励まし、一所に寄り添って
家族に説明を繰り返してきました。

寝たきりにならないための長い長い
リハビリの開始です。

精神的なサポート以外で
順番にやっていった事を書いてみます。
何せ身体を動かす事は本人にしかできませんからね。

寝たきりになりそうな人
病気や骨折などで寝たきりになりそうな人
病院でのリハビリで上手く行っていたけど
退院してから、上手くいかないと感じている人

よかったら参考にしてみて下さい。

1.ベットの上で足の曲げ伸ばし

2.ベットの上で足の上げ下げ

3.サポートしながらの腹筋運動

4.ベットの上で寝返りの練習

5.掴まれるものを介護用品でレンタルし
  ベットサイドから立ちあがりの練習

 車輪付き歩行器

6.歩行器を使って、ブロックを足元に
  置いて、段差を登り降りする練習
   (転倒を防止するため)

7.歩行器を使って、歩く練習
  なるべく背筋が伸びるように高さを調整します。

8.車輪なし歩行器を使って、歩く練習

 車輪なし歩行器

9.ベットサイドでラジオ体操をします
  もちろん一緒に、オリジナルですが…

10.押し車で、外を散歩します
  天気がいい日にして、気分転換

このような感じでリハビリをしていきました。

今では、押し車で250m離れた
スーパーに買い物に行けるようになりました。

少し落ち込み気味だったのが今では、ご飯は何を
しようか?など炊事ももやるし、家の財務大臣も
されていて、益々頭ハッキリされています。

護度も要介護2から要支援2になり
色々とありながらも、寝たきりにならず
何とか元気に過ごしてあります。

もちろん、介護度の認定は、痴呆がないがないか?
自分の意思がはっきりとしているのかが、重要視
される部分は多々あり、一概に身体の動きが
いいとか悪いとかだけではありません。

ただ歩けなかった、外にも出れなかった方が
それをできるようになったことは、大変素晴らしい
進歩に違いはありません。

寝たきりにならないために
やることは本当に単純です。

励まし、身体を動かすことです。

また、この家族の立派な所は必ず別に
住んでいる
子供さんが私が行く時には
家に足を
運んで下さっていることです。

ずっと部屋にいるわけではありませんが
その行動には頭が下がる想いです。

やはり家族と言うものは、可能な限り
そうありたいものです。

さて、今回の家庭の医学 in 久留米は
「寝たきりにならないように」
というテーマで書いていきました。

少しでもお役にたてれば幸いです。

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