最近、増えている逆流性食道炎。
再発する事が多い逆流性食道炎の
原因は胃の動きと呼吸に原因が
あります。
こんにちは。
家庭の医学 in 久留米を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。
さて、今回の家庭の医学 in 久留米は
「逆流性食道炎の原因と治療法」
というテーマでお届けいたしますね。
今回も実際に私のところで診させて
いただいた患者さんの実例を基に
逆流性食道炎を解決する方法を
書いていきます。
逆流性食道炎のご相談に
みえたのは40代女性。
胸やけとげっぷ
それに胃の痛みもあります。
それと激しい頭痛を訴えていました。
この方は、胃と横隔膜を繋いでいる
胃横隔間膜という所の固着が原因で
逆流性食道炎を起こしていました。
詳しくは後で書きますね。
まずは逆流性食道炎の一般論
から書いていきます。
全体像が見えるように
見出しを書いておきます。
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◆逆流性食道炎とは
◆逆流性食道炎は増えている?
◆薬で逆流性食道炎の治療に疑問?
◆構造から逆流性食道炎を考える
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◆逆流性食道炎の原因と症状とは?
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逆流性食道炎の原因は
胃液が逆流することです。
食道と胃の繋ぎ目には
胃液が逆流しないように
筋肉があるのですが、
その筋肉がうまく働かないと
逆流食道炎を引き起こして
しまいます。
逆流性食道炎の症状は、
胃液が食道へ逆流して、
食道の粘膜に炎症を起こしてしまい
胸やけ、げっぷ、お腹が張ったり
胃液が上がってきたりします。
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◆逆流性食道炎は増えている?
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逆流性食道炎は食生活が欧米化し
タバコ・飲酒・肥満などの生活習慣の
悪化やストレスにより最近、増えて
いると言われていて、とりわけ
高齢者に多くなっています。
胃酸がたくさん必要で
分泌が過剰となっているような
生活習慣が原因しています。
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◆薬で逆流性食道炎の治療に疑問が?
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逆流性食道炎の治療法は
基本的に薬を処方します。
薬で逆流性食道炎は治ると言いますが
逆流しないように胃液の分泌を
抑えているだけで
なぜ?が逆流するのか?
には一切触れていません。
では、胃液の分泌を減らす
ということは
どういうことなのでしょうか?
胃液の役割は、
食べ物の消化と食べ物と一緒に
入り込んできた菌を殺菌して
くれています。
胃液の分泌を抑えるというのは、
これらの働きを抑えるという事に
なります。
もし仮に胃液の分泌が
過剰でそうなっているのなら
それはそれである程度
効果があるのでしょう。
ですが、逆流性食道炎は
再発しやすいと言われています。
つまりずっと胃液の分泌を抑える
ために薬を飲み続けなければ
いけないということです。
これって不自然ですよね?
胃液の分泌は
見た目、におい、味による刺激
胃に食べ物が入ってきたという刺激
胃から食べ物が出たという刺激に
よってコントロールされています。
それをコントロールしているのは
自律神経です。
それを強制的にコントロールする
事の弊害は考慮するべき事では
ないかと思います。
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◆構造から逆流性食道炎を考える
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さて、話を
ご相談にみえた方に戻します。
逆流性食道炎のご相談に
みえたのは40代女性。
胸やけとげっぷ
それに胃の痛みもあります。
それと激しい頭痛を訴えていました。
この方は、胃と横隔膜を繋いでいる
胃横隔間膜という所の固着が原因で
逆流性食道炎を起こしていました
と書きました。
この方は事務職で座っている事が
多くてどうしても猫背になります。
その時に横隔膜の部分が
圧迫されていて、お腹の圧が
どうしても高くなってしまいます。
すると、
どうしても逆流しやすくなります。
また、胃は横隔膜や肝臓、脾臓と
膜で繋がっていて、その位置を
保っています。
この方は胃と横隔膜の間の膜が
固くなっていて、胃の上下運動が
上手くいっていない上にお腹の圧が
上がっていて、胃が食道の部分まで
出てしまう
いわゆる裂孔ヘルニア状態に
なっていたようです。
当然、通常にあるべきではない
胃の一部が食道にまで出ている
わけですから、胃液の逆流を
防ぐどころか胃液はもろに
食道に出てしまいます。
すると、
当然、逆流性食道炎になります。
つまり、胃の上下運動を阻害する
因子を取り除けば、逆流性食道炎は
かなり回復するということです。
もちろん、
普段の油ものをたくさん撮り過ぎない
寝る直前には食べないなど食生活に
気をつけることや、ストレスをため
過ぎずに、軽い運動をすることも
大事です。
これがすべてではありませんが
この方の場合はこれでだいぶ
よかったようです。
ちなみに、頭痛は首の所から出ている
内臓を動かす自律神経が出ている所に
問題があったので、そこをクリアに
すると頭痛も薬を飲むほどでは
なくなりました。
さて、今回の家庭の医学 in 久留米は
「逆流性食道炎の原因と治療法」
というテーマで書いていきました。
少しでもお役にたてれば幸いです。
当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。
福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。
なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。
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