腰の椎間板ヘルニアの改善には浸透圧が必要!

大腰筋腰(ヘルニア)の痛みや症状


いくら探しても決して
見つける事ができない

椎間板ヘルニアになる本当の理由。

そして、そのはっきりとした
理由があるから
手術をしないで
ヘルニアを楽にする方法とは

それは・・・
ズバリ!浸透圧にあります。

こんにちは。

家庭の医学 in 久留米を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、家庭の医学 in 久留米は
「腰の椎間板ヘルニア」
というテーマでお届けいたしますね。

椎間板ヘルニアでお悩みの方は
本当に多いですよね。

今回の椎間板ヘルニアの記事は
手術日を
予約していて、その寸前に
ある方に
紹介されて来院された方の
実例を基に
書いていきますね。

まずは今回の椎間板ヘルニアの
記事の
全体像がわかるように
見出しをご覧下さい。

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◆手術間際に
来院された患者さんの実例

◆腰の椎間板ヘルニアの一般論
◆椎間板ヘルニアの症状
◆椎間板ヘルニアで病院に行くと
◆椎間板ヘルニアの治療と予後
◆椎間板ヘルニアになる原因とは
◆椎間板ヘルニアを
解決するのは浸透圧

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さて、早速、本題に入っていきます。

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手術の直前に
来院された患者さんの実例

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ある日、紹介で椎間板ヘルニアで
悩んでいる方が来院されました。

歩く姿から体をひねったように
歩いていて、痛そうであった。

おそらく痛みを避けるために
あの姿勢で
動いているのだろう
と推測ができました。

患者さんは34歳の男性。

お母さんと一緒に来院されました。

初めて痛みを感じてから
6年になり、痛みのために
整備士の仕事を辞めていて

もう何軒も何十軒も病院
整骨院、整体
に行かれている
という事です。

騙し騙しきたのですが
もう痛みから
離れたい一心で
手術を12日後にすると
いうことで
5日後には入院をするという
状態でした。

その前に一度でいいから
行ってごらんと
強く推薦をされて
トータルケア太陽を
受診すること
を決めたという事です。

結果は・・・

自らの選択で手術は取り辞めました。

その詳細は後ほど
詳しく書いていきたいと思います。

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腰の椎間板ヘルニアの一般論
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椎間板ヘルニアとは
ヘルニアの一種で
椎間板の一部が
飛び出した状態の事を言います。

人間が二足歩行であるために、
腰痛が発生したといいます。
立っているだけで椎間板に
相当な負荷がかかっています。

椎間板ヘルニアは
主に下部にある腰骨の

間にある椎間板で起こります

骨盤の上に腰の骨は5個ありますが
もっとも多いのが、一番下とその上
の腰骨
の間の椎間板で起こります。

椎間板ヘルニアの約8割はこの部分
起こると言われているほどです。

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腰の椎間板ヘルニアの症状とは
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腰の椎間板ヘルニアの症状は
当たり前ですが腰に痛み出てきます。

片側の足に痛み、しびれ
足が重たく感じて

歩くのが辛くなったり
足がつりやすくなります。

前にかがんだり、座ると痛みが
増幅し
咳やくしゃみをするだけ
でも痛みがひどくなります。

ひどい場合は、立っても寝てても
痛みを
感じる場合があります。

おしっこが自分の意志とは関係なく
出てしまうなどの排尿障害がある
場合は、
かなり危険な状態ですので
すぐに病院を受診するべきです。

安静にしていろと言われても、
仕事もしないといけないし、
じっとできない人も多くいます。

ちょっとの間ならいいのですが、
ほとんどの場合、治りが悪く
長引く場合が多いようです。

これが
腰の椎間板ヘルニアの症状です。

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腰の椎間板ヘルニアで
病院に行くと…

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病院に行くと
椎間板ヘルニアの検査は、

X線検査、つまりレントゲンが
使われますよね。

これでは何もわかりませんが、
一応、骨に変形があるかどうかを
判断してくれます。

そして、
痛み止めの薬を出してくれます。

病院によっては
ブロック注射をしてくれます。

そして、安静にしていて下さいと
言われて
様子をみる事になります。

リハビリを勧めるところでは、
腰の牽引をしたり、電気を当てたり
温めたり、運動をしていきます。

様子を見ても治らない時は、
MRIを撮れる病院に行き、画像を
確認します。

それからもしばらくブロック注射と
薬を
飲みながら、運動、温熱療法を
して様子をみます。

それでも、まだ痛みが引かない時は
手術のできる病院を受診することに
なります。

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腰の椎間板ヘルニアの手術と予後…
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さて、その手術ですが、

椎間板ヘルニアは、
ヘルニアが出ている事が問題ではなく
ヘルニアが神経を圧迫している事
自体が問題なのです。

ですから、 ヘルニアが出ていても
神経を圧迫していなければ痛みを
感じない人もいます。

ですから、保存療法と言うものが
椎間板ヘルニアの治療法の基本です。

椎間板ヘルニアでの手術の適応は
おしっこが自分の意思とは関係なく
出てしまう排尿障害の場合は
するべきかもしれません。

手術方法は、簡単にいうと
飛び出している椎間板ヘルニアを
取り除くというものです。

さらに不安定な椎間板を挟んでいる
腰の骨をボルトで固定するという
ものです。

予後は良い場合も悪い場合もある
ようです。

ただボルトを入れている場合は
私が知っている限りは、他の部分
新たな痛みや不快感を感じて
いる事が
ほとんどのようです。

そして、
ボルトを抜く手術を嫌がる方も
多いようで、
そのボルトが入って
いるために、
上の方に痛みが
出ている方も見受けられます。

そもそもボルトで固定をする
という事、
それ自体がなぜ
行われるのか?という
疑問を
持ちませんか?

ヘルニアになりやすい部分と
言うのが、
よく動く部分であると
言われています。


だからそれを
動かないように固定する。

なんだか悪い部分に蓋をしてしまえ
という如何にも現代医学の手法です。

身体と言うのは全身くまなく、
動きがある事が重要です。

ボルトで固定された所を補うように
他の部分が設計された以上に、
動かなければいけなくなるわけです。

それで他の部分に痛みが出てくると
いう悪循環に陥るわけです。

では、動く部分が本当にヘルニアに
なりやすいという事が本当かどうか?
その部分について書いてみます。

ちょっと長いですが、
もう少しお付き合いください。

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腰の椎間板ヘルニアになる
本当の原因とは?

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椎間板ヘルニアになる原因は
姿勢や動作に加えて
遺伝的要因まで
様々なことが
言われていますね。

私の4万人を超える臨床の経験と
本当に解剖的に身体の構造を考えて
から
椎間板ヘルニアになる、
その原因を
詳しく説明していきます。

私は一番大事な事をひとつ患者さん
伝えるようにしています。

それは、椎間板ヘルニアに
なっている
一番の原因を
ある筋肉に特定しています。

その筋肉とは大腰筋という筋肉です。

その理由を詳しく述べていきますね。

まずはなぜ?椎間板ヘルニアの多くが
仙骨と腰骨(L5)、腰骨(L5)と(L4)の
で起きやすいのか?を説明します。

椎間板に負荷を生じる体勢と言うのは
まっすぐに立っている時の椎間板の
負荷を100とすると

仰向けに寝ている時      25
横向きに寝ている時      75
お辞儀をした時       150
前かがみで物を持ち上げる時 220

椅子に座っている時     140
椅子に座ってお辞儀     185
椅子に座って物を持ち上げる時275
(Nachemsonより)

という具合で
姿勢によって全然違うのです。

さて、座っている状態で
物を持ち上げる
というのが
椎間板に負荷をかけるようです。

座っている時も、立っている時も
仙骨と腰骨(L5)
腰骨(L5)と(L4)の間

の椎間板に一番負荷が
かかっています。

これがここの部分に
椎間板ヘルニアが

起きやすい一番の理由です。

次は大腰筋が椎間板ヘルニアの
一番の
原因であると考える理由を
説明します。

まずは大腰筋がどこにあるのか?を
みていきましょう。

大腰筋

図のように背骨の前面から股関節の
内側まで縦に長くついています。

この大腰筋の役割は、股関節の屈曲
簡単に言うと膝をお腹の方に近付ける
動きをする時に使う筋肉です。

筋肉は動く時には縮んだり伸びたり
するわけですが、座ることが多い上に
この筋肉を伸ばす事は日常生活では
ほとんどありません。

殆どの人が縮んでいる事が多いわけです。

座っていることが多い仕事の人
座って腰を曲げて作業をする人
車に乗る事が多い仕事の人
こんな方は縮んだままで要注意です。

なぜ大腰筋が縮んでいると
よくないのか?

それは、背骨には生理的湾曲という
ものがあります。それによって背骨に
かかる重力を分散させています。

これが生理的湾曲があり過ぎても、
なさ過ぎても、身体に負担がかかる
ことになります。

大腰筋が縮んでいると、図をみると
わかるように、斜め前でかつ下に
背骨を引っ張るようになります。

すると、いわゆるすべり症のように
背骨が前の方に引っ張られます。

すると椎間板の前側に閉じる力が
働くようになります。そうすると
後方の椎間板に圧力がかかってくる
というのは想像できますよね。

これにより、限界点に達した時に
椎間板ヘルニアが起きてしまう
というわけです。

ですから、一番負荷がかかっている
仙骨と腰骨(L5)
腰骨(L5)と(L4)の間

に椎間板ヘルニアが起こるわけです。

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◆椎間板ヘルニアを
解決するのは浸透圧

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先ほどの患者さんの話
に戻しましょう!

この方は仙骨と腰骨(L5)
腰骨(L5)と(L4)の間

に椎間板ヘルニアがある
ということでした。

症状として、
足のしびれはありません。


ただ寝ても、起きても、
立っても痛いという

ちょっと苦しい状態ですね。

まずは
一番楽になる体勢を探します。

でないと、痛みを我慢するために
至る所の
筋肉を使っていて、
リラックスできない
ので
どうしようもありません。

次に身体の状態を触って
確認していきます。

どこの部分が痛くて
どうなっているのか?

触りながら
本人と確認していくと

大体どうなっているのか?
わかってきます。

そして、一番の原因となっている
大腰筋を正常な緊張感にします。

そういう調整方法があります。

これをすると少し楽になり、
次の段階に進める事ができます。

次の段階とは
ヘルニアを浸透圧
を使って
元に戻す作業です。

ヘルニアを元に戻す!?と聞いて
びっくりされるかもしれませんね。

要は圧力が高い所から低い所へ
移動していくというものを
利用するわけです。

この患者さんの場合は、座って
調整するのが一番良かったようです。

痛みがひどくなる角度を探して、
それが一番楽になると場所を
探します。

その時に、原因となっている
骨の位置を
ほんの少しだけ手で
加勢してあげると
良い具合に
浸透圧が働きます。

それを何度か繰り返していくうちに
ヘルニアがあるかもしれないけど
動きが楽になっていくわけです。

その際に調整だけではなく、
その後は楽な体勢でしばらく休んで
おくというのが大事な事です。

それは、人の身体には回復力という
ものがありますよね。

もちろん椎間板ヘルニアも治る
方向に
ベクトルが向くと
酵素の働きで
ヘルニアを
分解してくれることがあるそうです。

ですから、アルコールやたばこ
甘いものはこの時期は
我慢しなければいけません。

ヘルニアには運動が一番と
教え込まれて
いる方も結構
多いようですが、
私はゆっくり
休んでおくことをお勧めします。

もちろんこの考え方が
すべて正しいとはいいません。

もちろん手術で楽になった
という方も
たくさんいらっしゃる
と思います。

けど、私は出来る限り
手術をしないと
いけなくなる前に
やるべきことがある
のでは
ないかと思います。

今回のブログ
家庭の医学 in 久留米は

腰の椎間板ヘルニア
というテーマで書いてみました。
少しでも参考になれば幸いです。

予約先

当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。

なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。

あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。

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