こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。
さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「おんぶで赤ちゃんの免疫力が下がる!?」
というテーマでお届けいたしますね。
最近、子供を前に向けたままで、
身体の前側で抱っこしているお母さんを
よく見かけますね。
昔は、おんぶがほとんどだったけど、
今はそちらのほうが主流になっているようです。
さて、おんぶとだっこはどちらがいいのか?
という疑問を持っている人は多くいるようです。
おんぶ派は、脳科学的にとか安心感とか
両手が使えるから、後ろが見えないから
などの理由をあげています。
抱っこ派は、おんぶした時に体のラインが
特におっぱいがひもで強調されたりするのが
気になるとか、カッコ悪いということが
大きな理由のようです。
私はおんぶも抱っこもどっちもいいと思います。
どっちでもいいけどポイントはあります。
生活しているわけですから、ずっと赤ちゃんに
付きっきりというわけにはいかないものです。
だからと言って、
ずっと寝かせておくわけにもいかない。
抱っこしたら泣きやんでくれるから
抱っこしている事が多いけど、腕や肩が疲れるし
何もできなくなってしまう。
だから手足が自由に使えて、身体にも負担がなく
抱っこやおんぶができる道具があるなら
使ったらいいと思います。
それが抱っこだからとかおんぶだからとか
細かい事は気にしなくていいのでは?
だって猫背の人は前側から抱っこするなんて
かなりきつくて、おんぶが良いかもしれない。
腰や腕が弱い人は抱っこするときつくて
おんぶが数段、楽なんてこともあります。
要は赤ちゃんにもお母さんにも負担が少ない
ということが大事です。
そういうリラックスした状態で
スキンシップをたっぷりするという事が
とても大事な事なんじゃないかな?と思います。
さて、そろそろ本題ですが
おんぶで赤ちゃんの免疫力が下がる!?
という事はどういうことになのかというと…
ある時、度々、風邪を引いたように
咳をして、痰が絡んで苦しそうな赤ちゃんがいました。
残念ながら我が子です。
私の家は嫁さんと娘二人の4人家族です。
誰も風邪をひいていないのに、産まれて数カ月の
赤ちゃんが度々、風邪をひいていました。
なんでだろ?と病院にも検査にも行きましたが
何もわかりません。解熱剤と咳止めをもらいました。
なにせ言葉が話せませんから、どうしようもありません。
嫁さんと色々と話をしましたが、わかりません。
ある時、仕事が早めに終わって
嫁さんが炊事をしている姿を目にすることがありました。
その時に私は、
「あ~これに違いない!」と確信しました。
おんぶの時に我が子は大きく重かったので
おそらく嫁さんは腰がきつかったのでしょう。
赤ちゃんを
腰よりもだいぶ高い位置でおんぶしていました。
それによって
赤ちゃんは胸のところを圧迫されていました。
胸のところを圧迫されて、呼吸がしづらく
紐で脇を抑えつけられて、リンパの流れが
悪くなっていると推測しました。
嫁さんによると、寝たと思って、下に寝せると
すぐに泣くので料理などをする時にもおんぶして
いる事が多くて、寝てもそのままおんぶして
いるしかなかったそうです。
一人でやってくれているから
確かにそうだよな~と思いました。
話し合いをして、しばらくおんぶを止めて、
バウンサーや私が抱っこをするようにしてみよう
ということで実践してみました。
結果は見事、的中でした。
それ以来、ほとんど2年近く風邪をひかずに
大きくなってくれています。
おんぶでの長時間は
かなり赤ちゃんにとっても辛いようです。
これは前向きでも一緒ではないかと思います。
自分がされたらどうでしょうか?
想像するとわかると思います。
長時間のおんぶは
赤ちゃんの免疫力を下げてしまう!
風邪ひきやすいとか咳をしているとか
調子がいつもよくないという赤ちゃんがいる
お母さんでおんぶや抱っこの時間が長いと
言われて、思い当たるなら、考えてみて下さい。
下に寝せるとすぐに泣いて、手から離せない
という方は、必殺技がありますよ。
それは、羽毛布団をふかふかこんもり状態にして
寝たら赤ちゃんをゆっくりと置いてみて下さい。
今までが嘘のようにぐっすりと寝てくれます。
その間に、自分がゆっくりしてください。
くれぐれも長時間のおんぶは要注意です。
さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「おんぶで赤ちゃんの免疫力が下がる!?」
というテーマで書いていきました。
少しでもお役にたてれば幸いです。
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