さ~て、今回ご紹介する症例は、
膝の痛みが楽になったけど
立つ時に膝が曲げれないからと
立ちづらいという初老の女性
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。
さて、今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「膝を痛めた人が両膝を悪くしてしまう理由」
というテーマでお届けいたしますね。
右膝の痛みがあり、当院を受診された
【70代女性(福岡市春日市在住】
との問診でのやり取りです。
同じように膝に痛みを感じている方の
お役に立てるのではないか思います。
私が診た!
【膝が痛いときに立ちづらい理由について】
私:
「一週間ほど経ちますが、膝の調子はどげんですか?」
膝の痛みがある患者様:
「はい!
おかげ様で膝は調子がいいんですよ~。
ただね。膝が曲がらないものだから、
座った状態から立つ時が大変なんですよ。」
私:
「どこから立つんですか?床?椅子ですか?」
膝の痛みがある患者様:
「うちは畳にいる事が多いですからね。」
私:
「ふんふんうん。
なら、そこに座って、立つ様子を見せて下さい。」
すると・・・
膝の痛みがある患者様:
「ねっ?こんな感じで膝が曲がらないから大変なのよ。」
私:
「あ~それはいかんですね~。」
膝の痛みがある患者様:
「え?でも、膝が曲がらないから仕方ないじゃない?」
私:
「いやいやいや…あの~こうすればいいじゃないですか?」
膝の痛みがある患者様:
「え?あら?本当ね?
どうしてこんなことしちゃったのかしら?」
私:
「やってみて下さい。」
膝の痛みがある患者様:
「いや~いいわ。全然楽に立てる。」
私:
「そうですよ~。
でっ、さっきみたいな立ち方をしていたら
今度は左の膝が痛くなりますよ。」
膝の痛みがある患者様:
「そう!!!私はそれを心配していたの!!!」
私:
「そうでしょうね。よかったですね。
みなさん、良かれと思ってやっていることが
意外とよくないことがあるんですよね。」
膝の痛みがある患者様:
「本当ね。聞かせてもらってよかったわ。
ありがとうございます。」
私:
「いえいえ・・・。」
と、ここまでが、患者様と私との問診のやり取りです。
この方の膝が曲がらないためにしていた
立ち方は嘘みたいですが、よくあることです。
膝が曲がらないから、かばってしているのですが
余計にもう片方の膝に負担をかけてしまって
このまま続けていたら、おそらく反対の膝の痛みが
出てしまっていたことでしょう。
膝の痛みを取る事自体は、
そんなに大変なことではありません。
膝が痛くなるような動き方や身体の使い方の癖を
修正する方がよっぽど大変なのです。
他にもたくさん膝が痛い方がしてしまう
自らが知らず知らずの内に膝を悪くしてしまう
行動がありますので、少しづつ紹介していきますね。
同じように膝が痛くて、膝が曲がらないで
立つ時に苦痛を感じている方は身体の使い方が
原因なのかもしれませんよ。
同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へご連絡下さい。
当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。
福岡県久留米市・筑後・八女・佐賀県鳥栖市にお住まいの方、東京都を初め関東近隣にお住いの方で病院でも治らず、もしくは病院に相談する内容でもないようなことでお困りの方は、4万人を超える臨床経験がありますので、安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。
なお、電話、メール、コメントでの症状に関するご相談には応じておりませんので、ご理解のほどをよろしくお願い致します。
あなたと出会い、笑顔を取り戻してくださる日を心より楽しみにしております。
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