シンスプリントの治療で大事な三つの事とは?

シンスプリントスポーツ障害


運動したくてもできないくらいの

スネの内側の痛みはシンスプリント
なかなか重症化しやすいですね。
骨の位置を変えてみると激変しますよ。

シンスプリント

こんにちは。

家庭の医学 in 久留米を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。

さて、今回の家庭の医学 in 久留米は
「シンスプリント」
というテーマでお届けいたしますね。

今回も実際に私のところで診させて
いただいた
患者さんの実例を基に
シンスプリントを治療する方法を
書いていきます。

今回、シンスプリントで来院されたのは
サッカーをしているという男子高校生。

施術後に痛みは無くなりましたので
簡単なストレッチとテーピングを
指導しました。

後からお母さんから聞いた話ですが、
大会にも出て、走り回っていたそうです。

よかった。よかった。

では、シンスプリントについて書きますね。
まずは全体場がわかるように見出しです。
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◆シンスプリントとは
◆シンスプリントになりやすいのは
◆シンスプリントはひどくなりやすい
◆シンスプリントはこの三つが焦点!
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では早速、シンスプリントの本題に入ります。

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◆シンスプリントとは
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シンスプリントとは、スネの内側が痛くなる
スポーツ障害のひとつです。

脛骨過労性骨膜炎(けいこつかろうせいこつまくえん)
とも言います。

長く走ると発生する事が多いようです。

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◆シンスプリントになりやすいのは
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シンスプリントになりやすいのは、簡単にいうと
自分が持っている筋力以上に運動を継続してしたり
すると、発生しやすいわけです。

高校生や中学生で発生するのが多いのは、
部活動では顧問の先生の方針で
かなりオーバーワークさせられたりするケース

レギュラー争いで、練習を頑張りすぎて
痛みが出ても、休みを取ることが怖くて
ついつい我慢してしまうケース

その時々によって違いますが、どちらにしても
症状が強く現れてから、病院に駆け込む事が
多いようです。

また、最近ではマラソンブームで走る人が
増えていますが、今まで運動をあまりして
いなかったり、準備運動を大してしないで
走る事がよくあるようです。

こういう人は初期のシンスプリントの痛みが
筋肉痛と勘違いする人もいるくらいです。

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◆シンスプリントはひどくなりやすい
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シンスプリントはひどくなりやすいと言われています。

それは初期の症状が非常に軽く、運動をしている時に
だけ感じる事が多く、痛み自体も初期であれば
それほど大したことはありません。

故に本人もシンスプリントとは気付かずに
大したことはないと思い、症状を悪化させて
しまうケースが多いようです。

特にマラソン初心者は筋肉痛と勘違いするくらい
ですから、特にガンバリ屋さんは要注意ですね。

部活動では我慢せざるを得ないというケースが
シンスプリントを悪化させる要因となっています。

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◆シンスプリントはこの三つが焦点!
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シンスプリントになったらどうすればいいのか?
について書いていきますね。

1.シンスプリントになったら

運動をしていて、スネの内側に痛みを感じたら、
まずはその部分を冷やして下さい。
いわゆるアイシングというやつですね。

そして、運動を一度、中止して下さい。

三日後位からふくろはぎのストレッチを始めます。

これは自分で出来る簡単な事ですね。

2.シンスプリントにならないために

シンスプリントになる要因については
靴が合っていない、走るフォームの問題
アスファルトでの走り込み、筋肉の柔軟性不足
偏平足など色々と言われています。

ですが、私が診る限り、年齢に関係なく
身体がめちゃくちゃ固い人が多いです。
その上に柔軟体操をきちんとしていません。

シンスプリントは骨膜と言われる部分が
炎症している状態です。筋肉を使えば使うほど
筋肉が付着している骨の部分に力がかかります。

筋肉に柔軟性がない上に、準備体操もほとんど
していない状態だと、骨にもろに
その力がかかっていることになります。

それではシンスプリントになりやすいのは
当然と言わざるをえません。

ですから、走るよりも前に身体の柔軟性を
出すストレッチを十分に行う必要があります。

3.シンスプリントは骨の位置を整えよう

シンスプリントは骨で言うと徑骨という
骨に関係しています。この徑骨がわずかですが
内側にズレ込んでいることが結構多いです。

それから、踵の骨が内側に巻き込んでしまって
いるケースも多いようです。

これらはおそらく足を捻ったり、くじいたり
している時に、その状態になっているのですが
その時はくじいたという痛みはあっても、
シンスプリントの痛みはありません。

ですから、まさかその時にくじいた事が
原因となって骨の位置がズレているなんて
想いもしないという方が殆どです。

この骨の位置を動かすというのは、自分では
なかなかできませんね。ここは専門家に
任せて下さい。

ただそういう事も要員の1つだと知っておいて
いただければ結構です。

長くなりましたのでまとめると

スネの内側に痛みが出たら
まずは冷やして、安静にして、柔軟をよくする。
そして骨の位置を一度検査してもらう。

部活動で休むことができない場合はテーピングや
サポーターがありますが、重症化する前に
きちんとケアすることが大切です。

とは言っても、
ある程度なら施術で対応できますからご安心下さい。

さて、今回の家庭の医学 in 久留米は
「シンスプリント」
というテーマで書いていきました。

少しでもお役にたてれば幸いです。

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当院は、病院では治らない症状でお悩みのたくさんの方にご来院いただいております。身体の構造を解剖的観点から論理的にアプローチするのはもちろん、心が身体に及ぼしているものをセッションを通して、または栄養面から診たりと、その方にあったトータルケアをあらゆる方面から探り、健康へのアドバイスを行っております。もっと言うなら人生を生きる喜びを思い出して欲しいとそう思っております。

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