さ~て、今回ご紹介する症例は、
春先に腰を痛めて、だましだまし
練習に出続けて、夏本番の頃になって
ケガが悪化して、最後の大会に
出れないで、悩む野球少年
が診察でお見えになる内容です。
気になっているあなたは
是非読んでくださいね!
こんにちは。
「家庭の医学 in 久留米」
を運営している
トータルケア太陽(福岡県久留米市)
心身療法士の中尾和人です。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「最後の大会に出れない」
というテーマでお届けいたしますね。
同じようにケガをして最後の大会に
出れないと悩んでいる方の
お役に立てるのではないか思います。
福岡県久留米市の整体師が診た!
【最後の大会に出れないストーリー】
この話はさかのぼること
半年以上前のことから始まります。
私が東京で施術をしていて
その間に何度も着信があってた
後からのやりとりです。
私:
「こんにちは。」
最後の大会に出れない息子の親:
「以前お世話になりました。
●●の母親ですけども…?」
私:
「あ~ご無沙汰してます。」
最後の大会に出れない息子の親:
「あの~息子を診て
いただきたいんですけど…?」
私:
「あ~折角お電話を頂いたんですけど
今、東京に来ていてですね。」
最後の大会に出れない息子の親:
「あ~そうなんですか~?あ~。」
私:
「なんかすごい何回も
着信が入ってましたけど
どうかしたんですか?」
最後の大会に出れない息子の親:
「それが息子が腰が痛いって言って
脚がしびれた感じで動かせない
とか言うもんですから…。」
私:
「う~ん。それはいつからですか?」
最後の大会に出れない息子の親:
「もう長いこと…。
腰は痛いと言ってはいたんですけど
こんなのは初めてなんです。」
私:
「長いことって、いつくらいから?」
最後の大会に出れない息子の親:
「春先からです。」
私:
「病院には行ったんですか?」
最後の大会に出れない息子の親:
「病院には行ってます。」
私:
「それで?」
最後の大会に出れない息子の親:
「分離症?ですか?
そういう風に言われています。」
私:
「分離症なのに
野球を続けているんですか?」
最後の大会に出れない息子の親:
「はい。病院で指導してもらって
腹筋とかしてたので、大丈夫と
安心していたんですけど…。」
私:
「ん~。でっ?
今、彼はどうしてるんですか?」
最後の大会に出れない息子の親:
「痛いと言って、苦しんでいます。」
私:
「とりあえず、病院に行って
状態を診てもらって下さい。
そっちに帰ったら、すぐに
診ますから連れてきてください。」
数日後
私:
「どんな感じなんですか?」
最後の大会に出れない息子の親:
「あれほどの痛みは
無くなったみたいなんですけど…。」
私:
「どうすると痛い?」
最後の大会に出れない息子:
「反ったり、曲げたり…。」
私:
「今日も練習してきたと?」
最後の大会に出れない息子:
「はい。軽く…。」
私:
「何で休まんの?」
最後の大会に出れない息子:
「・・・。いや・・・。」
私:
「監督が休ませてくれんと?」
最後の大会に出れない息子:
「ん~。はい。そうです。」
最後の大会に出れない息子の親:
「いや~それだけじゃなくて
今、抜けると今度の大会の前で
もうレギュラーに戻れないとか
あって、それで…。」
私:
「いや~それはわかるけど
この前みたいになったら
最悪、脚が動かんくなるよ?」
最後の大会に出れない息子:
「・・・・・・・・・・・」
最後の大会に出れない息子の親:
「あ~そうですか~。」
私:
「そうですよ~。
お母さんも子供の事を考えて
病院で言われたことを監督に
きちんと伝えてあげないと?」
最後の大会に出れない息子の親:
「あ~本人も出たいっていうし…。」
私:
「じゃあ、今度の大会に出たいから
出た後は、どうにかなってもいい!
っていうことになりますよ。」
最後の大会に出れない息子の親:
「いや!そんなつもりは…」
私:
「でも、結果、
どうしようもなくなってからじゃ
取り返しがつかなくなりますよ。」
最後の大会に出れない息子の親:
「そこまでとは…え~。」
私:
「大体、どうにかなってから
どうかしてくれるっていうのは
図々しいにもほどがある。
それは自分の身体に責任なさすぎ
それがわからないなら、親が教えて
やるべきでしょう?」
最後の大会に出れない息子の親:
「あ~。すいません。」
私:
「病院で切ったり張ったりして
もらう事に抵抗がないなら、それは
それでよし!としますけどね。」
最後の大会に出れない息子の親:
「あ~それは嫌です。ねっ?」
最後の大会に出れない息子:
「あっ。はい。」
私:
「この間みたいに、足に痺れがきて
その後に足の感覚がなくなってから
動けなくなるなんてことになったら
困るからこうきつく言ってますけど
本当に真剣に考えて下さい。」
最後の大会に出れない息子の親:
「はい。」
私:
「でっ?この分離症の画像を見ると
もうきれいにくっつかない可能性が
可能性が高いと思うんです。」
最後の大会に出れない息子の親:
「あ~そう言われています。」
私:
「じゃあ治らないかというと…。
そういうことではないんです。」
最後の大会に出れない息子の親:
「え~そうなんですか?」
私:
「でも、
ここから先をいう前に条件がある。」
最後の大会に出れない息子の親:
「何ですか?」
私:
「夏の大会はもう諦めんね?」
最後の大会に出れない息子:
「夏の大会ですか?」
私:
「残念やけど、もう無理よ。
でも、強制はできんからね。
自分で壊れていいから出るのか?
諦めて、治療に専念するのか?
自分で決めんね?」
最後の大会に出れない息子:
「・・・・・・・・・・・。」
私:
「今日、無理に決めんでもいい。
今日は分離症が早く楽になって
回復しやすいように調整はしておく
から、一週間後までは部活は休む。」
最後の大会に出れない息子の親:
「あんた?わかったとね?」
最後の大会に出れない息子:
「あ。はい。わかりました。」
一週間後
私:
「どんなね?」
最後の大会に出れない息子:
「身体の調子は前よりいいです。」
最後の大会に出れない息子の親:
「やっぱり出れないですかね?」
私:
「出れんやろ?ジャンプしてん?」
最後の大会に出れない息子:
「あ~痛いです。」
私:
「ジャンプして痛いなら
走ったらどうなるね?」
最後の大会に出れない息子:
「痛いです。」
二週間後
私:
「どんなね?」
最後の大会に出れない息子:
「だいぶいいです。」
最後の大会に出れない息子の親:
「やっぱりだめですかね?
だいぶ調子がいいみたいですけど?」
私:
「なら、練習に参加してきてん?」
三週間後
私:
「どんなね?」
最後の大会に出れない息子:
「練習した後からまた腰が…。」
私:
「そうやろ?あのね~。
本当にわかるんよ。その気持ち。
僕も空手しよったんやけど
最後の大会の時に一回戦で親指を
骨折してね。真っ黒に腫れあがって
その片手で準決勝まで行ったんよ。
でも、手があまりに腫れて
審判が試合を止めたんよ。
それで僕の高校の部活は終わり。
悔しかったね~。情けなかったね。
試合中はアドレナリンが出て
痛くないから、イケます。やれます。
と一点張りでね。
でも、あの時に止めてくれんやったら
この指は大変なことになったと思う。
なんせ2年は動かせんやったけんね。
この仕事もできんやったやろ~。
だから、今は君は中学生やん?
今回は夏の大会はあきらめてから
高校になっても野球が出来るように
今のうちに身体を治療するんよ。」
最後の大会に出れない息子:
「・・・・・・・・・・・・・。」
私:
「正式な大会じゃないけど
11月には最後の大会あるんやろ?」
最後の大会に出れない息子の親:
「はい。あります。」
私:
「それに間に合うように
標準を合わせてやってみたら?」
最後の大会に出れない息子の親:
「えっ?
それには間に合うんですか?」
私:
「間に合いますよ。
間に合うようにさせますよ。」
最後の大会に出れない息子の親:
「そうですか~。本当ですか?」
私:
「本当です。
でも、ちゃんと努力せなよ。
練習を休んだり、ストレッチしたり」
最後の大会に出れない息子の親:
「あんた~間に合うってよ~?」
最後の大会に出れない息子:
「あっ!やります。」
11月の大会後
私:
「どうやったね?」
最後の大会に出れない息子:
「全部試合に出れました。」
私:
「よかったやん。痛くなかったね?」
最後の大会に出れない息子:
「全然大丈夫でした。」
私:
「よかったね。
なら、これからは勉強たい?」
最後の大会に出れない息子の親:
「はい。頭の方はからっきしで…」
私:
「よかよ。そんくらいで…。」
最後の大会に出れない息子の親:
「あの体操は続けた方が?」
私:
「はい。今まで運動してきて
いきなり頭だけを使うと自律神経が
おかしくなってしまうから、
あの体操をして、神経を整えた方が
頭に入りやすいですよ。」
最後の大会に出れない息子の親:
「あ~そうなんですね~。」
私:
「そうそうなんでも
急にはいかんのよ。わかるやろ?」
最後の大会に出れない息子:
「はい。(笑)」
私:
「悔いが残らんでよかったね?」
最後の大会に出れない息子の親:
「本当にありがとうございました。」
最後の大会に出れない息子の親:
「ありがとうございました。」
と、ここまでが、患者様と
私との問診のやり取りです。
このように、ケガのために
最後の大会に出れなくなって
悔しい思いをする若者は多いです。
この記事を7月に読んでいる
あなたは最後の大会には
間に合わないかもしれないですね。
出れるか?限界まで、相談をして
様子をみながらやるしかないです。
例え、今回は
最後の大会に出れなくても
身体を壊してしまっては元も子も
なくなってしまいます。
今のこの時点では、人生は長いという
視点を持ってもらいたいと思います。
ここについては、ここだけでは
書ききれないくらいに精神的に
サポートが必要になりますね。
ただ一つだけ言えることは
後から考えると、
いい思い出になります。
また、この野球少年のように
11月とかにも別の大会があれば
それはとてもラッキーです。
そして、更に
まだまだ最後の大会には時間がある
そんな時期に読んでいるあなたには
伝えておきたいとこがあります。
それは、
あなたがケガをしているとしたら
それをきちんと治すことが最優先。
部活動でのケガの治療は
この症例にもあるように
レギュラーから抜けてしまう恐怖
部活を休みにくい雰囲気があるので
非常に治しにくいことが多いです。
それらを払拭し、安心して治すため
には部活の顧問にも、きちんと説明を
しないといけないですよね?
だから、いつまでに治す計画で
どこの大会に照準を合わせるのか?
それを基に治療計画を作ってもらえる
治療家を探してください。
絶対とは言わないですが
一生懸命になると、冷静な判断が
出来なくなるものです。
いちいち確認をしながら
治療を継続して、ケガでは悔いの
残らない部活動生活をしてもらい
たいと切に願っています。
さて、
今回の「家庭の医学 in 久留米」は
「最後の大会に出れない」
というテーマでお届けいたしました。
同じようなご経験でお悩みのあなた!
是非、痛みの原因発見と解決の当院へ
ご連絡下さい。
当院は、カイロプラクティック、整体、カウンセリングなどを
融合させた徹底的に解剖学に基づいた独自の施術態勢を取って
おります。
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4万人の臨床経験をありますので、
安心してあなたのお悩みをお聞かせ下さい。
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